文/中国の大法弟子
【明慧日本2020年7月13日】「貧しい人、富んでいる人はみな同じ 大難を避けるすべはない 網の一面は開かれ 早く真相を探そう」[1] 。これは李洪志師父が世人のために書かれた歌です。5月22日の朝、私は夢うつつ間に、「聞かない人、信じない人、三退しない人は、すべて死んでしまった」という声が聞こえてきて、すぐに目が覚めました。このことから、大勢の人達や多くの同胞が間もなく、中国共産党と共に殉死していくだろうと知り、私は悲しい気持ちが溢れてきて、とても心を痛めています。
1. 疫病が現れる度に、そこには必ず疫病神がいる
疫病が現れる度に、そこには必ず疫病神がいます。春の疫病神・張元伯、夏の疫病神・劉元達、秋の疫病神・趙公明、冬の疫病神・鐘仁貴、総統の疫病神・中疫病神・史文業が必ずいて、彼らは天界の命令に従って人間の善し悪しによって、疫病を散らし広げています。しかし、いま多くの人は「疫病は天災で、自然現象である」と認識しています。また、一部の人は「自然に任せよう」という態度で対応しています。自然自体は存在しておらず、天災には必ず原因があります。
歴史上にこのような物語が多いのです。例えば、中国前漢時代、東海郡(現在の山東省南部を中心とする地域)にとある女性がいました。彼女は親孝行で「孝婦」と呼ばれています。孝婦は若々しくて夫と死に別れ、子供もいなかったので、夫の死後10年余りにわたって、姑に他の男性と再婚するようにと勧められました。それでも、孝婦は同意しませんでした。姑は孝婦が再婚しないのは自分が生きているせいだと思って、自ら首をくくって死にました。姑の娘に「孝婦が母親を殺した」と通報され、孝婦は逮捕されて死刑が執行され、無実の罪をきせられ処刑されました。その際に、孝婦の無実を訴える人が誰もいませんでした。その後、東海郡一帯では干ばつが3年もの間続きました。実はそれは天が干ばつや餓えを通して人間を罰していました。その後、新任の太守がやって来ると、城隍神(じょうこうしん:土地の守護神)は新任の太守に、孝婦が濡れ衣を着せられて処刑されたことを啓示しました。それで、太守は自ら孝婦の墓を建立し、孝婦の無実を明らかにしたところ、立ちどころに大雨が降って来ました。
天は、意味もなく災難をもたらすことはしません。この世の中にも全く理由のない「自然現象」という事は存在しないのです。
ニューヨークの華人の宋辰光(周易の研究者)は武漢肺炎が現れたばかりの当時、『易経』で「坎(かん)」の卦を立てました。彼は「疫病は中国共産党(以下、中共)と関係があります。非常に凶悪なもので、全世界に蔓延します。来年また…、疫病は随時に変異し、薬は全然効果がありません。この疫病は神様が操っておられ、目があり、決まった方向へ感染して行き、いつ止まるかは人間の心次第です」と述べました。
人間の心の良し悪しで疫病の行く方向が決まってくるので、人心が正しければ、疫病の拡散する中でも自分を救うことができます。
2. 疫病神は「私はまた戻ってくる」と言った
2月下旬のある夜、家事に忙しかった私が顔を上げると、一人の疫病神が空中に立っているのが見えました。彼は黒い服を身にまとい、手には紫色の皮袋を持っており、顔は黒い仮面で被っていました。仮面の鼻の穴からは炎を吹き出し、目は真っ赤でした。それと同時に、ほかの空間に2冊の冊子が現れました。1冊は金色で、中に記載されていたのは三退した人達の名前で、このような人は素晴らしい行き先があります。もう1冊は黒色で、中に記載されていたのは額の前に共産党のシンボルの印がついている人達(共産党、青年団、少年先鋒隊に入った人)の名前で、このような人は危ういのです。
当番の疫病神は自分のことが私に見えたことに気づき、顔に被っていた仮面を取り外し、神の姿をして現れ、私に「20年以上の間、大法弟子は世の人々に大法の真相を伝えてきましたが、どのくらいの人がこれらの真相を聞き入れなかったのでしょうか? あなたが各家に送った真相の福音を大切にする人がどのくらいいたのでしょうか? 本当に非常に長い時間が経ちました。世の人々は良し悪しの分別もせずに、人心が動物みたいになり、赤い魔に追随して業力が急増したため、伝染病を招きました」と言いました。
その時、空中にはまた4人の疫病神が集まって来ました。彼らはみな仮面を被っており、服の色はそれぞれ紫、藍、黄土色、緑で、腰部には一つの皮袋を下げていました。彼らは慌ただしく、黒い服の疫病神に「伝染病を流行らせるために、速く他の所に行こう」と呼びかけていました。立ち去る前に、黒い服の疫病神は私に「私はまた帰って来ます」と、言い残して仮面を被り、雲に乗って去って行きました。
疫病神たちが立ち去るに従って、中国の疫病の状況が徐々に落ち着いてきましたが、一方で、海外の疫病の拡散状況がますます深刻になっています。計画によって、疫病神たちは海外で疫病の場を散らし広げて、3カ月後に、また中国に戻って来て、5月、6月には、武漢肺炎が中国の東三省(現在では、一般的に遼寧省・吉林省・黒竜江省を指す)や北京で再び爆発的に拡散しました。
3. 第二波の疫病
「子丑之年江边起」(佛家の預言『五公経』)、「一气杀人千千万」(『陝西省太白山にある劉伯温の碑文』の預言)について、「子丑」とは庚子の年(2020年)と辛丑の年(2021年)、つまり2020年と2021年に、長江の所(武漢)から極めて凶悪な疫病が全世界に蔓延します。「気」というのは空気伝染する疫病を指しています。この疫病は数億人の命を奪い去ります。
正確な預言は神秘ではなく、智者は関連のことから推測できます。超能力を持っている人は特殊な時間場で未来のことが見えます。姜子牙、諸葛亮、袁天罡などの多くの預言家は、すべて今回の悲惨な疫病の事を話したことがあります。
『陝西省太白山にある劉伯温の碑文』によって、「贫者一万留一千,富者一万留二三」(貧者の場合は、1万人のうちに千人が残り、富者の場合は、1万人のうち2、3人が残る)とあり、韓国の『格庵遺録(きょがむよろく)』には、「朝生暮死,十户余一」(朝に生まれ、夜になると死に、10軒の家のうちに1軒しか残らない)と記載されています。また『ヨハネの黙示録』によると、「サターン(中共)に惑わされている人は死に直面して、数え切れない人達が死亡する」と記載されています。異なる時期、異なる国の先知者たちが、事前に約束して同じ物語を作って現在の人間を騙すことなどあり得ないでしょう。
多くの人は以下の状況をすでに目にしました。
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今回の新型コロナウイルスは前回のSARSよりも強力で、伝染しやすく、予防が難しいのです。その特徴は、感染された人には如何なる症状もないし、潜伏期間が長いのです。そして、ウイルスは直接「中共と親しい人」を目指しています。国内や国外や、すべて中共と同じ立場の人なら、法輪大法への迫害に参与した人、三退しない人、また迫害に対して無視する人、迫害に資金を提供するなど、すべてが感染の対象者です。
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第二波の疫病が始まる時期は、人体に潜伏したウイルスが、ある特定の時間で命令を受けるように全方面で爆発的に現われて、感染者は1時間、2時間、長くても1日、2日間で死亡します。如何なる予防措置を使っても無駄で、間に合わず、治療する薬もありません。
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その時間になると、「早时得病暮时亡(朝に発病して、夜には死亡する)」、「遍地死人不堪言(至る所が全て死体で埋め尽くされ、苦しくて耐えられない)」(『五公経』)と記載されています。
どうすれば良いでしょうか? 疫病神が命を取りに来るのを待つしかないのでしょうか? 疫病を直す薬は誰からもらえますか? 誰から命を守る金丹をもらえますか?
4. 命を守る秘訣
「七人一路走,引诱进了口;三点加一勾;八王二十口」(『陝西省太白山にある劉伯温の碑文』より)で、すべての預言は大きな疫病の蔓延する中で、どのようにこの疫病の災難を乗り越えるのか、その方法について述べています。この時「聖人」が現れ、この「聖人」を信じる人と善良な人だけが救われます。淘汰される者は、これらの事を信じない人と悪人だけです。『ヨハネの黙示録』の中に四回にわたり、人類を救う福音を宣伝する使命を強調しました。すべての読者、すべての人に:「If anyone has an ear, let him hear : 君に耳があれば、君に聞こえるようにします」
『陝西省太白山にある劉伯温の碑文』の「若问瘟疫何时现,但看九冬十月间」によって、中国の旧暦の冬10月(西暦11月)から始まります。最初の中共ウイルスの確定診断は2019年12月1日でした。それによって症状の現れは11月であるはずです。「九愁尸体无人捡,十愁难过猪鼠年」について、疫病は2020年1月24日(中国の新年の期間中)に爆発的に拡散し、ちょうどイノシシ年とネズミ年の交替の時期でした。「三愁湖广遭大难,四愁各省起狼烟」について、「湖广」というのは、中国古代の「武漢」を指しています。疫病が武漢から全国に蔓延していきました。疫病に対応するのは、すべてが緊張した雰囲気の中で、まるで各省が乱れて狼煙(のろし)が上がっているようでした。「世上有人行大善,遭了此劫不上算」について、世の中に大善を行なう人が福音を伝えています。もしも、誰かがあなたにどのようにして疫病から逃れる良い方法があるかを教えてくだされば、絶対にそれを断らないで聞いてください。そうでないと、このような難儀に見舞われたら、誰もが耐え難い結末になるでしょう。そうなれば、「贫富若不回心转,看看死期在眼前」になり、つまり貧者も富者も、心を入れ替えなければ死は目前なものになります。
直接歴史の按排を世の人々に教えられないから、劉伯温は文字当てのなぞなぞの形で、疫病を避ける方法を教えています。「七人一路走,引诱进了口;三点加一勾;八王二十口」。
「七人一路走,引诱进了口」とは「眞」(「真」の古代文字)であります。上部に「七」、下部に「一」と「人」があり、「口」の中に「弓」の文字をぴたりと入れると、中部の「目」ができます。「引」の右側(縦の直線)を左側につければ、「眞」となります。
「三点加一勾」とは「忍」であります。「勾」という文字を分解して、勹 (つつみがまえ)に一を加えたら、「刃」になります。「勾」の中の「厶」に三点を加えれば、「心」になります。「刃」と「心」を組み合わせて「忍」になります。
「八王二十口」とは「善」であります。八を逆さまにした文字が上部にあり、中部に「王」があり、下部に「廿」(にじゅう)(中国語で二十の意味)を入れ、底辺(ていへん)に「口」を加えて、「善」になります。
碑文の最後に、「この真言(真・善・忍)が分かる人は、平和で、そして幸せに暮らすことができます」と書いてあります。そして、必ず真相が書かれた紙などや、また五穀を大切にして、これらのことを必ず覚えておいて、と世の人々に伝えています。
5. 武漢肺炎から回復した人の師父への感謝の気持ち
「私はこの命を守れる秘訣を他の人にも伝えます。この危険な時期に、必ず心を込めて『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』と念じてください」、「私は生まれ変わりました。まるで心身ともに完全に入れ替えられたと感じています。我が命が救われたご恩を思うに、李洪志大師に深く感謝いたします」…。
武漢のある医者の夫婦は武漢肺炎に感染して、妻の方が重病ですでに入院しました。夫は外甥に「『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』と心を込めて念じて」と勧められ、そしてまた、映像に従って法輪功の第一式の功法を学んで、数日後には回復しました。夫は涙を流しながら、「私は、生まれ変わりました。まるで心身ともに完全に入れ替えられたと感じています。我が命が救われたご恩を思うに、李洪志大師に深く感謝いたします」と言いました。
「数日間の継続して出た高熱で、まだ何も食べられず」という症状の武漢肺炎の患者は、8日間にわたって回復し、「私はこの命を守れる秘訣を他の人達にも伝えます。この危険な時期に、必ず心を込めて『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』と念じてください。そしてまた『轉法輪』を読んで、あるいは法輪大法の師父の講法を聞けば、法輪大法の師父の慈悲なる守りの下で、この難関をきっと乗り越えられます」と言いました。
ある76歳のお婆さんは、心を込めて「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」を念じて、武漢肺炎の症状が20時間にわたって全部消えてしまいました。またある3人の家族全員が武漢肺炎に感染し、9文字の真言(法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい:中国語では9文字)を念じて、または法輪大法の『轉法輪』の本を読んで、1日以内に全部回復しました…。
このような例が多くて、全て私たちに「覚えてください。今回の疫病を乗り越える秘訣は、心を込めて『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』を念じることです。この真言は災いを転じて福となします。この9文字の真言は宇宙の純正なエネルギーを持ち、正気が身体の内に持ち込んで、邪悪を遠ざけます。人は心を込めて念じる時、佛家の十方世界を振動させ、佛の守りをもらえ、邪悪生命を取り除けます」と伝えています。法輪大法の師父は、「真善忍の三文字、聖言の法力無限」[2] 、「法輪大法は素晴らしい、真念で万劫が変わる」[2] と啓示されました。主佛から授かったこの大切な命を救う金丹の言葉をしっかり覚えてください。
6. 武漢の人達は「中国政府の話を絶対に信じないで下さい」
武漢の人達は「うそ、うそ、すべてうそ」、「政府の話を絶対に信じないでください」、また内情を知っている人は、親友に「必ず何か良くないことを行ないますから、政府のメディアを絶対に信じないで、ネット封鎖を突破して、外部の真実な情報を見てほしい」と言いました。
真実な情報を見て! 真実な話が人を目覚めさせ、真相が人心を正します、これらは新型コロナウイルスに抵抗する最もよいワクチンなのです。
2019年9月18日、武漢天河空港は「新型コロナウイルス」の緊急事態の訓練を行ないました。
2019年12月1日、最初の武漢肺炎の患者を確定診断し、またその他にも、14人の医療関係者に感染しました。
2020年1月1日、李文亮などの数人はウィーチャットで真相を伝えたため、公安に呼ばれて、訓戒されました。
2020年1月1日、「SARSのようなコロナウイルス」を見つかった数社の遺伝子会社は、すべての検査を停止し、ウイルスのサンプルを廃棄するようにと政府に命じられました。またその他に、外部にこれらに関連する論文やデータを発表することを全面的に禁止されました。
2020年1月3日、中国衛生健康委員会は重要な指令文書「三号文」を発行しました。この指令文書によって、武漢肺炎のウイルスサンプルを廃棄し、武漢のすべての医者は外に武漢肺炎の情報を漏らさないように指令を受けました。また、1990年代生まれの人達でボランティアの陳玫、蔡偉、また唐の女性の3人は、疫病の情報とデータを収集して処理したために、捕まえられて拘束されました。
2020年1月12日、上海の張永貞教授の実験室は武漢肺炎のウイルスの遺伝子序列を公開したため、実験室を閉めるようにと命じられ、研究者はすべて誤りを正されて改革が行なわれました。
2020年1月22日、知っている武漢肺炎の感染者の人数は425人に達しました。
2020年1月23日、武漢が封鎖される前には、500万人が武漢から逃げて、疫病を中国の全国各地に拡散させ、さらに、全世界に拡散、蔓延させました。
2020年3月の中旬、ドイツのメディアは「中国はこのようにニコニコして、世界中を騙しています」という記事を発表しました。
2020年3月19日、米国の新聞社・ワシントン・ポストが発表した文章には、「今回の疫病について、中国人を責めないで中共を責めるべきです。中国人と中共とは区別しなければいけません。中国人も中共の被害者です。中国の医者、研究者、記者たちは命の危険を冒し、さらに死に直面し、ウイルスに抵抗し、またさらに、世界に警告しています。我々はこのウイルスを『中共ウイルス(CCP virus)』と呼びます。この名称はとても適切な呼び名です」と指摘しました。
中共が疫病の状況を隠したことによって、ウイルスが全世界に蔓延しています。今の中共は世界各国からの巨額な賠償請求と、責任の追及に直面しています。5月18日、19日に開催された第73回の世界保健総会(WHO)で、116カ国が各々独立して中共ウイルスを調査するようにと要請しました。これらの罪を逃れるため、中共は米国に罪を転嫁し、また疫病の状況の転換点を偽造し、さらに世界保健機構を操って、中国の偽の疫病状況を全世界に宣伝していました。世界保健機構と新型コロナウイルスの起源の関係を独立調査するようにと固く求めているオーストラリアに対して、中共はオーストラリアから輸入した麦について、80%の関税を追加すると脅かしています…。
『九評共産党』の中に、「歴史的教訓として、共産党の承諾は信じてはならない、いかなる保証も実現しない。共産党を信じたら、命の保証はないからだ」という観点があります。中共から遠く離れ、難儀からも遠く離れるように、このことをぜひ覚えておいてください。
注:
[1] 李洪志師父の詩:『洪吟三』「真相を探して」
[2] 李洪志師父の詩:『洪吟四』「対聯」