常人の心を取り去った時 パソコンに奇跡が起きた
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 文/中国の大法弟子 

 【明慧日本2020年8月4日】娘は北京で働いており、会社の固定資産の保管を担当しています。去年の9月、ある従業員が退職したため、娘はもう使用しないパソコン(アップル)をローリングキャビネットに入れて鍵を掛けました。やがて新入社員が採用されて、パソコンが必要になりました。娘がキャビネットを開けると、パソコンがなくなっていました。娘はすべてのキャビネットを空け、4人の同僚に手伝ってもらって探しましたが見つからず、みんなの前で上司に叱責されました。

 娘は大法を学んだことがあり、真・善・忍に従って善を行なうことを知っていたため、トラブルに直面しても反論せず、モニターで調べることにしました。しかし、キャビネットは死角に入っていて、映像を調べることが出来ませんでした。娘は自分を責めましたが、上司はそんな娘に、「あまり自分を責めないで、これからは防犯意識を高めよう」と慰めてくれました。その後、会社からその従業員に新しいパソコンが配布されました。

 会社の上司は娘に賠償を求めませんでしたが、娘はとても落ち込んで、そのことを電話で私に話してくれました。

 師父は「あなたがぶつかったいかなる問題も単純なことでも、偶然なことでもなく、常人の中の問題ではありません。必ず修煉に関係があり、あなたの向上に関係があるのです」[1]と言われました。

 偶然にも、私はパソコンの接続の問題を解決しようとしたところでした。家のパソコンが明慧ネットにアクセスできなくなってしまったので、同修にお願いして、システムを新しくしようとしました。同修の甲さんがパソコン本体を乙さんのところに持って行き、システムの設置を終えると、甲さんが本体を私の家まで持ってきてくれました。しかし、パスワードを入れると、モニターは作動していませんというメッセージが表示されました。

 乙さんは面倒がらず、自分のモニターを持ってきて、私のパソコンを調整してくれましたがパソコン本体には問題がありませんでした。同修は中古でもいいので、モニターを交換するようにアドバイスしてくれました。

 私は店に行き見て回った時、新品を買うにはお金がかかるし、中古品では長く使えない心配もあり、もしかして、モニターの問題ではないかもしれないと思いました。そうしていると甲さんから電話があり、彼がモニターを借りて、持ってきてくれるというので私はとても喜びました。

 ちょうどその時に、娘が会社でパソコンを無くしたことを知り、私が最初に思ったことは、自分の修煉に漏れがあると感じました。まず執着をなくすために内に向けて探しました。最も放下することが難しいのは、利益の心で、またインターネットにアクセスできない焦りや、システムの設置に成功しなかった同修への不平不満の心や、中古のパソコンについての心配がありました。特に、甲さんがモニターを借りてきてくれると聞いて現れたのが歓喜心でした。人心があまりにも多くあり、必ず修めて、取り除きたいと思いました。

 師父は「もしこれらのものを本当に重く見ることができれば、これらの執着を抑制し、弱めることができ、徐々に完全に取り除くことができます。もし、自分が問題を自覚しており、気持ちも焦っていますが、実践の中で真にそれを抑えたり抑制したりする努力をしていなければ、それはただ問題を認識し、この種の思想活動を感じたことに留まり、それを抑制するための行為を起こしていません。つまり、問題を意識できたのですが、実践の中で修めていないということです」[2]と言われました。

 着実に修煉することはとても重要なことなので、すぐに甲さんと交流しました。借りたモニターは別の同修が使用してはいませんが、確実に自分が必要であれば、きちんとお金を出して購入しなければなりません。決して便宜を図る心があってならず、大法弟子の基準を満たす必要があります。

 次の日の午後、修煉者の交流記事を読んでいたら、ある同修が神通を通して、身分証を運んだという話がありました。「私は法輪大法を修煉しているので、大法は万能で、法には搬送効能があるので、その神通を使えばいいのではないか」と考えました。 娘が預かっていたパソコンを紛失したことは、私の修煉に漏れがあることが原因でした。きっとそのパソコンは見つかるでしょう。 私はただそう考えただけで、執着しませんでした。

 本当に「修は己にありて、功は師にあり」[3]でした 。その日の夜6時半に、娘から電話があり、とても喜んで「パソコンが見つかった」と言いました。彼女が退勤する前にキャビネットを整理したとき、パソコンが奇跡的にキャビネットの中に戻っていました。本当に想像を超えていました。娘は急いで会社の上司に状況を報告し、会社の経済的損失を挽回することができました。 それを聞いた夫も感激して、誠心誠意に師父に線香を供えて感謝しました。私たち家族は大法の不思議を目の当たりにしました。

 そして、さらに驚くべきことは、数日後、私の壊れたモニターは、別の同修によりもう一度設置されると、普通に使用できるようにり、また自由に明慧ネットを見られるようになりました。

 注:
 [1] 李洪志师父の経文:『ロサンゼルス市法会での説法』
 [2] 李洪志师父の経文:『二〇〇五年サンフランシスコ法会での説法』
 [3] 李洪志师父の著作:『轉法輪

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2020/7/17/408489.html)
 
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