仏・ナントの市民 法輪功の反迫害に署名で支持
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 【明慧日本2020年8月7日】フランスの法輪功学習者(以下、学習者)は2020年の夏を迎えた頃から毎週土曜日、ナント市のロイヤルプラザにブースを設け、煉功を実演し、迫害の実態を伝えている。 7月25日、学習者は中国共産党(以下、中共)が、中国で法輪功とその学習者を21年間迫害し、さらに臓器売買のために学習者の臓器を強制的に摘出しているという犯罪行為を暴いた。

 ブースの横で、学習者たちは静かに煉功を実演した。周りに配置された迫害の実態を伝えるパネルは行きかう多くの歩行者の注目を引き、人々は立ち止まって見ていた。パネルは中共による臓器の強制摘出の内容を掲示しており、地元住民と一部の観光客は、パネルを見てショックを受け、人々はこれはジェノサイド(集団殺害)であると指摘した。当日はほぼ100人が、2016年に欧州議会が可決したWD48宣言請願書に署名した。請願書は、中共が臓器狩りの起源であることを強調し、中国での強制手段による人体臓器の収奪を非難した。請願書は、フランスの各地域の議会の代表に送られる。地元の善良な人々はこの残酷な迫害の終結を願った。

'图1~3:南特市皇家广场上,每个星期六人们都会看到法轮功学员在此炼功和讲<span class='voca' kid='62'>真相</span>'

毎週土曜日に学習者は煉功と迫害の実態を伝えている

 学生のブルアードさんは、この古くから伝わる修行法である法輪功を認めている。 ブルアードさんはふだん瞑想を実践しているという。学習者は法輪功の功法と理論を紹介し、中国での法輪功への迫害について話すと、ブルアードさんは非常にショックを受け、すぐに法輪功の迫害停止を求める用紙に署名し支持した。

 ナント市に来たばかりの若者の男性は、2016年にカナダの元アジア太平洋担当国務大臣のデービッド・キルガー氏と人権弁護士のデービッド・マタス氏が共同で完成した調査報告書を読んだことがあると言った。この報告書は、多数の実例と論理的分析を通じて、学習者の臓器が「略奪された」ことを実証している。報告書は2009年に『血まみれの臓器狩り』(Bloody Harvest)という本に掲載され、その後、2012年に『中国臓器移植の濫用』(State Organs)に掲載された。

 学習者は男性に、伝統的な功法の素晴らしさを紹介すると、すぐに自分の家の近くに煉功場所があるかどうかを尋ねた。男性はかつてナショナル代表チームの強化選手であったが、現在いくつもの病気に苦しんでいると言った。 学習者は、煉功すると身体の健康状態と良いバランスを保つことができ、病気を治すのに役立つと男性に説明した。男性も、法輪功の反迫害を支持するための署名をした。

 また、ある男性はパネルの情報を注意深く読んでいた。学習者は男性に、中国で残虐に迫害され、強制的に臓器を摘出されている実態について、知っているかどうかを尋ねた。男性は最初それを信じてはいなかった。なぜなら、自分は定期的に中国に旅行しており、中国には友達がいるからだと言った。中国のことを自分はよく知っていると思っており、学習者が迫害されていることを知っていたが、臓器狩りが起きているとは信じられないと話した。男性は、学習者たちから詳しい説明を聞いた後、中共に対する認識がちょっと変わったと言い、カナダ人専門家2人による調査にも興味を示し、これからこの事件について研究したいとも述べた。

 しばらくしてインド人夫婦がブースに来て、パネル資料を読んでとても驚いた。学習者は夫婦に法輪功の迫害に関して説明した。夫婦は迫害がそれほど酷いものだとは思ってもみなかったようで、詳細まで聞いて衝撃的だった。「これはあまりにも非人道的です。中国政府がそんなことをするとは信じがたい」と夫は述べた。さらに詳しく説明すると、夫婦はこれからもさらに法輪功迫害について調べると述べ、学習者たちが情報を伝えてくれたことに感謝した。

 中国人にとってはこれらの事実は衝撃的であるため、中国の人々はジェノサイドが自分の周りで起きているとは信じたくないようであった。

 他にも多くの人々が法輪功に関心を示し、学習者と話しているとき、穏やかさを感じると言う人もいた。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/7/28/409724.html)
 
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