【明慧日本2020年7月5日】ドイツのシュトゥットガルト市とその周辺の法輪功学習者は、2020年6月27日、当市中心部のキングストリート歩行者天国で再び真相を伝える活動を行なった。長年来、法輪功学習者はここで真相を伝え続け、真相を理解した多くの市民が迫害に反対する署名を行なった。
パネルの資料を読み、学習者の話を聞く市民
展示ブースに訪れた市民に真相を伝える学習者
1人の中年女性が展示ブースの前を通りかかり、中国共産党による法輪功学習者からの臓器収奪に反対する署名をした。彼女は、ドイツのテレビ番組で、法輪功が受けている迫害報道を見たことがあるという。彼女は、自分はラトビアから来ており、共産党の独裁と専制政治をよく分かっている。「これらのすべてが真実だと私は信じている。だから私は署名したのです」と話した。
もう1人の中年女性は、静かにパネルの掲示物を見いていた。学習者は彼女に資料を渡して、法輪功の素晴らしさと、中共の法輪功に対する迫害を紹介した。この時、2人の若い女性が通りかかり、立ち留まって学習者の話を聞いていた。中年女性は署名を行ない、2人の若い女性もパネル資料をしばらく読んだ後、迫害に反対する署名を行なった。
若い男性は優美な煉功音楽に惹きつけられて煉功動作を見いていた。そして学習者に、「法輪功と資料に書いてある臓器収奪とはどのような関係があるのか?」と尋ねた。学習者は「不当に拘束されている法輪功学習者は、血液検査などを受けさせられ、中共が学習者から臓器を強奪して金儲けをしている」と説明し、デービッド・キルガ―氏と、デービッド・マタス氏によって発行された、2007年の調査報告書を紹介した。彼は真実に驚愕し署名をした。そして法輪功に興味があり、学びたいと言った。
高齢の男性は、学習者に「署名は無駄だ」と言った。なぜならば「ドイツ政府は利益しか考えておらず、中共の人権迫害には見向きもしない」と言った。学習者は、署名はそれなりの効果がある、なぜなら私達は署名を集めるとともに、人々に迫害の真相を伝えて道義上の支持が得られるからである。もし私達が真相を人々に伝えなければ、国際社会からの関心が得られず、中共は憚ることなく人権迫害をし続けるのである。この話を聞いた高齢の男性は納得くした様子で同感との意思を表明し、学習者としばらく交流した後、署名をして別れを告げた。