青年弟子 「一冊の本が私を幸福にしてくれた」
■ 印刷版
 

 文/ 中国の大法弟子

 【明慧日本2020年8月25日】私は大法の青年弟子で、幼い頃、神伝文化の話を信じていました。私たちは中国の大地で生活し、炎帝と黄帝の子孫であり、頭上三尺には神があり、善悪には報いがあることを知っていました。ある日偶然の機会に、法輪功学習者が私に法輪功のことを教えてくれたあと、私も大法の修煉に入りました。師父にお会いする機会はありませんでしたが、一冊の『轉法輪』が仕事や生活の中で、私を高校、大学、行政管理のスタッフにまで導いてくれました。この本は、私を真・善・忍に従って良い人になるように指導してくださり、私は大法の中で受益しました。

 高校のときは、文学を勉強していて、成績は普通でした。その時は政治の暗記が苦手で、中国古代史を読むのが好きでした。大学入試の3日間、私は同級生のように緊張していませんでした。大法を知ってから、心の中でいつも「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と念じていたので、平常心で試験に挑みました。先生は試験に古代史はそんなに出ないと言っていましたが、その時の試験にはとても多くの私が得意とする内容が出ていました。それから自分の好きな分野の大学に合格しました。

 一、転んで顔面に怪我をしたが全快し 何の痕も残らなかった

 大学のとき、夏休みで家にいたとき、トマトを採りに行こうと自転車に乗りました。そのとき住んでいたところは建設中で、いたるところがデコボコしていました。妹を見つけた後トマトを採って、妹に自転車の後ろに乗るように言って、家へ急ぎました。

 坂を下る時、地面にたくさん土砂があり、隣にはゴミの詰まった穴があって、落ちないかと心配でした。そのとき自転車が突然滑り、私は慌てて、力いっぱいブレーキを握りましたが、惰力がとても大きく、自転車ごとそのまま地面に思い切り転んでしまいました。しかし転んだ瞬間も痛みは感じず、起き上がり、後部座席を確認すると、妹は私を見上げて、「早くお母さんに電話して!」と言いました

 この時、私は顔が濡れている感じがしました。顔から着地したため、埃をかぶった顔は血まみれになっていました。私は急いで妹を慰めて、「大丈夫、洗ったら良くなるよ。危険に遭遇した時、心を込めて『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』と念じれば何事も起こらないから!」と言いました。水道で洗い流していると、妹は私がひどく転んだことを、母に知らせていました。

 それから、私は母と病院に行きました。額に大きな傷があって、医者は縫合しようとしましたが、麻酔が切れていました。私は医者に「大丈夫です、そのまま縫ってくれていいです。私は耐えられます」と言いました。私はそこに座って医者が処置をするのを待っていました。その間、針が何度も皮膚を通りましたが、不思議なことに全く痛みを感じませんでした。額以外に右目の下にもひどい擦り傷がありましたが、幸いにも右目には何の問題もなく、本当に幸運でした!

 実は、私には分かっています。慈悲なる師父が、私を守って下さったのです! もしあの時、自転車を止めなければ、おそらくゴミの詰まった石の穴に落ちていたでしょう。その結果は想像することも出来ません。

 不思議ですが、薬も使っていないのに、そんなに日も経たず、私の傷は全快しました。家族は皆言います。「治るのが早い」、「顔のどこに傷があったのか全く分からない」

 家族は知らないのですが、自転車で転んだ時、跳ね返って落ちたため、最初の数日の晩、横になると、みぞおちが痛くなりました。しかし「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と念じたら、知らず知らずのうちに眠りにつくことができました。それから、みぞおちの痛みもいつの間にか消えていきました。師父の大いなる慈悲に感謝します! 私のために痛みをとってくださったのです!

 私は小さい頃から、両膝の関節が痛む病気がありました。この膝の痛みは天気予報よりも当たり、雨が降ると毎回痛くなり「この膝を何かで叩き割りたい! 痛すぎる!」と思っていました。治療しましたが、何の効果もありませんでした。ですから天気が変わると、私は膝が痛むのを心配しました。痛くて我慢できない時、うずくまって、絶えず手を使って膝を叩き、少しでも痛みを和らげようとしました。

 法輪大法を修煉して以来、膝が痛くなる病気は消えて無くなり、今に至っています。痛くなることはもうありません。以前の心を刺すような痛みを思い出すと、師父への感謝で涙が溢れてきました!

 現在の社会では、仕事や生活の中でも、若い人はコンピューターを使っています。携帯電話の使用頻度がとても高く、私の周囲の人も頚椎に違和感が出ています。時間が長くなると、めまいや嘔吐、夜に眠ることができない状況が今の若い人には現れています。

 実際、私も長年パソコンを使っていて、携帯電話や、ある時はパソコンの前に座って、丸一日すごすこともあります。しかし幸いにも私は大法を修煉したことで、毎日五式の功法煉功し、学法をしてから、ベッドに横になると、眠ることができ、早起きして仕事に行き、とても元気いっぱいです。上役が仕事を按排しても、頭ははっきりしています。師父が私のために大脳の思惟を開いてくださったと分かっています。本当に「事半功倍(半分の労力で成果は倍になる)」です!

 二、「真・善・忍」の基準に従って良い人になる

 1、黙々と自分の職務を行なう

 大学を卒業して、希望する仕事に就きました。同級生は皆、運がいいと私に言いました。職場で、私は真・善・忍に従って自分の仕事を良く行ない、分からない事や出来ないことに遭遇すると、自分から先輩や同僚に教えてもらい学んで、上役が仕事を按排する時も、必要な手伝いがあれば黙々とやりました。特に財務の方面はさらにいい加減にしてはならず、何度照合しても金額が足りない場合、自分がもたらした損失でなくても、自分のお金を補填して、皆に言うこともしませんでした。ですから職場に入ってそんなに長くないのに、皆が私の仕事と人格を認めて、上役も異例の給料とボーナスをくれました。これは、真・善・忍を守り従ったことで、穏やかになり、整然と仕事の一切に対応できたのです。

 2、内に向けて探し、チームをよく管理する

 その後、別の仕事に就職してまもなく、管理職になりました。当時仕事の量や圧力がとても大きく、人員も安定せず、頻繫に離職する現象がありました。自分の仕事でとても疲れていましたが、チームを引っ張ることを良く行わなければなりません。そこで私は真・善・忍の基準でチームの人たちと腹を割って話し合いました。仕事上の経験を皆と交流し、皆が考える力がつくように励まし、彼女らの意見に耳を傾けました。トラブルが突然起こった時でも、まず自分を探し、言い方は良かったか? 人に無理強いしたり威圧的になっていないか? もし自分が間違っていたら、速やかに相手に謝まり、このような間違いを二度と犯さないよう戒めました。上役から表彰や奨励があれば、この栄誉を皆と享受しました。それから私のチームはますます穏やかに安定して、皆で一体になって協力し、毎回の仕事を良く完成できるようになりました。

 生活の中でも周囲の人に配慮しました。職場でも先輩や新人に関わらず、皆私と話したがり、重要な決定があるときにも私の意見を聞きに来てくれました。仕事に行くと皆は、私の笑顔を見ると、気持ちがとてもいいと言います! 働く中で、他の人が何度も私に手伝いを頼む事があり、その後に相手が私を見つけて祝儀袋を押し込んできても、全て丁重に断わりました。

 これらは全て自分が大法を修煉したからできたことです。師父が教えてくださった真・善・忍の基準に従って良い人になることで、やっとこのようになれるのです。もし以前のように短気で怒りっぽいままだと、どんなに悪い事をしていたか分かりません。

 3、執着心を取り除く

 現代は物質が豊富な世の中で、以前の私は美食家で、観光旅行でどこかに行くと、その土地の名物を味わうのが好きでした。しかしとても頻繁に食べ物を残して、無駄にしていました。自分でも注意せず、いつも自分でお金を払っているのだから、当然の事と思っていました。それから、私は同修が師父に関する話を思い出して話しているのを聞きました。それは師父が昔、中国で法を伝えておられた時の体験でした。それを聞いて私は涙が溢れ、師父が身をもって手本を示されたことは、同修の言葉を通した説明であっても、それは人を救う慈悲であると感じ取ることが出来ました。現在、毎回貪欲に食べたくなる時、思い出して無駄にしないようにしています。

 物質の誘惑以外に、現在の男女関係も非常に複雑です。この歳になると、やはりこのような問題に直面します。大法の基準に照らして、どのようにして異性との関係に良く対処するか分かり、一線をこえないようにしています。このようにすると、友人たちも私を深く探求することなく、私の前で良くない話をしませんでした。

 若い女性は皆おしゃれを好み、私も身だしなみに気をつけています。今の物質主義の社会で、もし大法の師父の教えがなければ、悪い物の影響に抵抗するのは本当に難しいのです。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/8/4/410018.html)
 
関連文章