吉林市の78歳学習者 迫害の実態を伝えたため書類送検
■ 印刷版
 

 【明慧日本2020年8月29日】今年78歳の法輪功学習者・薛玉芹さんは7月26日、吉林市馮家屯の馬定期市で人々に法輪功迫害の実態を伝えていた時、警官に連行され、不当に家宅捜索を受け、私物を押収された。現在、薛さんの案件はすでに船営区検察庁に送検されたという。

 薛さんは1998年に法輪功を修煉し始め、真・善・忍に基づいて心を修め、道徳水準を高め、今まで患っていた心臓病や胃出血等の病気が全部消えてなくなった。二十数年来、体は健康で生活も自立している。

 現在、「武漢肺炎」が拡散しており、感染の第二波も各地に広がり、人々は不安で落ち着かない中で生活をしている。今度のコロナウイルスは法輪功を迫害している中国共産党を狙っていることを人々に伝えるため、薛さんは炎天下の中で大通りや路地を歩いた。法輪功の素晴らしさを伝え、人々に中国共産党の虚言を信じないよう、三退をして、誠心誠意に「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と念じて、平安を守るようにと伝えた。

 7月26日の午前9時頃、薛さんは馬定期市で、吉林市船営区長春路派出所の警官に連行され、その後、家宅捜索を受けた。警官らは薛さんの自宅からパソコン、プリンター、法輪功の書籍、資料等の私物を押収した。

 7月27日の午後、薛さんは身体検査を強要され、985元の費用を全額負担させられた。薛さんが糖尿病を患っているとの診断結果が出たが、警官は薛さんを吉林市留置場に移送し、拘禁した。

 7月29日の午後、長春路派出所の警官は留置場から薛さんを連れ戻し、1万元を強要した後、保釈手続きをさせた。警官は薛さんに、「地方へ行くのは禁止だ。さもなければ、全国指名手配だ」と脅した。

 現在、薛さんの案件はすでに船営区検察庁に送検されたという。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/8/13/410404.html)
 
関連文章