吉林市の72歳の胡玉蘭さん 再度、拘禁される
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 【明慧日本2018年7月17日】吉林省吉林市の法輪功学習者・胡玉蘭さん(72)は2018年5月20日午前、同市船営区桃源路市場で法輪功の資料を配ったとき、中国共産党の法輪功への誹謗中傷の宣伝を信じた人に通報された。それで、船営区南京街派出所の警官は胡さんを連行して、胡さんの家を家宅捜索し、家にある法輪功関連書籍、法輪功の資料などの私物を押収した。

 胡さんは現在、吉林市留置場に拘禁されている。

胡玉蘭さん

 胡さんは1995年から法輪功を学び始め、心身ともに恩恵を受けた。長年患っていた鼻炎が完治し、弱弱しい体が丈夫になった。法輪功を学んで胡さんは「私は法輪功の教えの『真・善・忍』という基準にまだまだ達していません」といつも自分に厳しく要求した。

 1999年7.20、中国共産党の首謀者・江沢民は法輪功に嫉妬し、法輪功への残酷な迫害を開始した。胡さんは法輪功の素晴らしさを政府に伝えるため、1999年の冬に北京へ行った。しかし、天安門広場で連行された。警官は胡さんを連行してから胡さんの家族に知らせなかったため、家族は北京に行って胡さんの行方を探した。探し出せなかったが、テレビで胡さんが連行されたときの映像を見かけて、胡さんの行方がやっとわかった。

 2001年1月23日、江沢民グループが「天安門焼身事件」を偽造し、中国共産党の中央テレビを利用して連日のように報道し、国中で法輪功への恨みを煽った。胡さんは人々がその宣伝に騙されないようにと、法輪功の真相資料を配ったが、私服警官に連行され、1カ月拘禁された後、懲役1年の実刑判決を下された。そして、長春黒嘴子女子刑務所に拘禁された胡さんは重労働を科され、長時間にわたり立たされ、スタンガンで電気ショックを加えられるなどの拷問を受けた。

'酷刑演示:面壁罚站与电棍电击'
拷問の再現:スタンガンで電気ショックを与える

 胡さんは出所してからも、いつも監視された。2008年の北京オリンピックの期間中、電話を盗聴され、外国から一時帰国して何もしていない娘までも、派出所に呼ばれて尋問を受けた。

 胡さんはその後、外国にいる娘に会いに行こうと思って、何度もパスポートの申請をしたが、法輪功を学び続けているという理由だけで、すべて拒否され、パスポートの申請が受けられなかった

 今回、胡さんが留置場に拘禁されたため、病気の主人の世話をする人が誰もいなくなったという。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/7/7/370717.html)
 
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