師父の広州第5回目の講習会の思い出
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文/中国河北省の大法弟子

 【明慧日本2020年9月2日】私は1994年8月の末ごろに、法輪大法の修煉を始めました。その時私の健康状態は大変悪く、身体中が病気だらけでした。気管支炎、気管支喘息、尿路結石、神経衰弱、結膜炎、ものもらい、腰椎の歪みなどがありました。腰椎の歪みはひどく、座るためにはゆっくり体を動かして起き上がり、横になるにはゆっくりと背中を平にしなければなりませんでした。寝返りを打つのはもっと大変で、体を少しずつ何度も曲げながら動かすので、結構時間がかかりました。

 また私は子宮外妊娠で大量出血して、病院に行く途中で3回も気を失い嘔吐しました。病院に着いた時、医者たちは私の状況を見てすぐ応急手当を施しました。輸血を待つ間、医者は私の意識を保つために、私の手を握り名前や家庭状況などをいろいろ質問しました。私の血圧はなく心臓も止まり、息だけしていました。私の卵管はすでに破れ、お腹の中は血だらけで、いつ死んでもおかしくない状態でした。しかし、私はずっと「大丈夫、私は死なない」と思っていました。輸血の準備が整い、すぐ手術に取りかかりました。腰に麻酔が出来ず腹に4本と他に2本の注射をしました。麻酔をしても、手術中にあまりの痛さに叫び、早く死ねば何も分からないと思いました。そんな状態でも、私の意識はずっとはっきりしていました。

 出血が多く輸血の量も多かったで、まるで体の血液が完全に入れ替わったようでした。しかし、その後も、体は回復せずかえって悪くなりました。私は病気を治すために、漢方医学や西洋医学などすべて試し、病院の常連客になりました。しかし、病院の薬も役に立たないので、外で特別な薬を買うようになりました。最後には、気管支喘息が酷くなり肺気腫になって、5年間、毎回夏には必ず入院しなければならず、大変苦しかったのです。

 医者は私に「労働保護(労働保険制度規定に基づいた待遇を受ける)を申請したほうがいい」と勧め証明書を出してくれました。私は医者が出した証明書を会社に提出し、私の仕事は女性の更衣室を管理する楽な業務に変わりました。

 毎日エフェドリンを飲むので、全身だるくて全然力が出ず、お箸を持っても手が震えていました。すべての家事は夫でやってくれました。家は会社と結構離れており、普通の人なら自転車で30分ぐらいですが、私の場合は、約1時間かかりました。私は自転車で会社に着くとまず長い時間休憩します。同僚たちは私の休憩の間にすべての仕事をやってくれました。その時、私は生きる事に絶望しており、生きる勇気がなくなりました。しかし、子供のことを考え、子供のために生きるだけでした。

 私には師父がおられる

 ある日、友人に「法輪功を修煉しましょう。真・善・忍に基づいて良い人になれるから」と勧められました。私は「真・善・忍」と聞いて、大変気持ちよく感じました。次の日、私は法輪功の煉功点に行きました。そこで十数人の法輪功の学習者が煉功している姿を見て、すぐその動作に従って煉功しました。数日経って、体に力があるように感じ、また、手の指の所で何かが回転しているのを感じました。同修に自分の感覚を伝えると、同修は「それは師父があなたに法輪を与え、法輪があなたの体を調整しているのです」と言いました。私はとても嬉しくて、「私には師父がおられる」と心で叫びました。

 それから、私は仕事をする時に、いつも早めに仕事をやり終えました。同僚たちは、「大丈夫?」と聞いてくるので、私は「法輪功を煉功しているので、師父はすでに私の体を調整してくださいました。今後自分の仕事は自分でやるようにします。皆さん、今まで本当にお世話になりました、ありがとうございます」と言いました。

 とても不思議です

 2カ月後、私は法輪大法の師父が広州で講習会を開催されることを聞きました。ある日、煉功した後で、煉功点のA同修は自分の体験を話してくれました。Aさんの知り合いのBさんは、最近、脳血栓の病状が現れて入院しました。Aさんは病院にBさんを見舞いに行き、Bさんに、「師父が広州で講習会を開催されます。入場券は50元ですが、あなたはそこに行けますか?」と聞いた。Bさんは行くと言い、ポケットから50元を出してAさんに渡しました。Aさんは「あなたはもう治ったんじゃないの? あなたは行くと言って、すぐにポケットから手でお金を出しました。手がふつうに動く様になったんじゃないの」と言った。Bさんも気がついて、「あれ、私は治ったんだ、すぐに退院して煉功します」と言いました。Aさんは「本当にとても不思議ですね」と言いました。

 私たちはAさんの話を聞いて、Bさんが治った事を喜び、師父の慈悲に感謝しました。師父は、「皆さんもお聞きになったことがあるだろうと思いますが、佛教には、『佛性がひとたび現われると、十方(じっぽう)世界を震わす』という言葉があります。覚者がそのような人を見ればひとしく救いの手を差し伸べ、無条件に助けてあげようとします。佛家では、人を済度するにあたって、条件を言わず、代償を求めず、無条件に助けるということなので、われわれも学習者の皆さんに多くのことをしてあげることができるのです」[1]と説かれました。

 師父が広州で講習会を開催されることを聞いて、私は嬉しい反面また悩んでいました。私はすでにすべての年休を取っていました。仕事としてはそれぞれ持ち場が決まっているので、私の替わりの人はすぐ見つからないのです(私の体が元気になったので、他人の助けが要らなくなりました)。講習会は8日間必要で、往復には4日間かかり、トータルで十数日間が必要です。上司にその事を話すと、意外にもすぐに許可をくれました。上司は私が大法を修煉してから体が完全に回復した様子を見て、私が大法を修煉することを支援してくれたのです。私は師父の説法を聞くことができ、自分が一番幸せなのだと感じました。

 私の住む地域の50人余りと一緒に行くことになりました。列車の中で同修たちは嬉しくて互いに自分の修煉体験を交流し合いました。広州に到着すると、私たちは白雲山の下の旅館に泊まりました。

 次の日の朝、皆で白雲山に登りました。山頂に着いてから、旅館の朝ご飯の時間に間に合うよう、走って山から下りました。私が住む町には山があって、高さは白雲山の1/3ぐらいです。以前その山を登った時は、大変辛いと思いましたが、今回、その3倍の高さの山に登り、また走って降りるというのは、以前の私からすれば全く考えられませんでした。

 師父が到着された!

 講習会の私の座席は3階でした。座席に着いたら、すぐ「師父がいらっしゃいました」という声が聞こえました。みんながすぐ拍手で師父を歓迎しました。師父は体格が大きく、顔立ちも凛々しく、微笑みながら会場に入って来られました。師父は一枚の紙を取って机の上に置き、「では始めます」と言うと、みんながすぐに静かになりました。数千人もいる会場がすぐ静かになり、師父の威力が非常に大きいことに驚きました。

 第一回目の講義を終わって、師父は私たちの体を浄化するため、良くない物を取り除くと言われました。師父は学習者を数グループに分けて、グループごとに皆の体を浄化してくださいました。私のグループの番の時、師父は私たちを立たせてから、皆に先に左足を踏ませ、次に右足を踏ませました。師父の手が右から左に振られて、「揪(じゅう)」と言って、学習者たちの体の良くないものをすべて手に握って、地面に投げつけられました。続いて師父が立ち上がられた時、私は地面に一塊の黒いものがあるのが見えました。その一塊の黒い物は周りに広がってますます大きくなり、速度が非常に速くなりました。この時、師父は足を上げまた地面を踏まれると、すぐに何も無くなりました。私はその光景が鮮明に見えました。私はその時の師父への感謝の気持ちを言葉では表現できませんでした。

 次の日、師父は「今、天目のことをお話ししている間、皆さんの額のところでぎゅっと肉が中心により、内側に入り込もうという感じがしたでしょう。そうでしょう?」[1]と話されると、皆が声を揃えて、「そうです」と答えました。私の天目(額)の所もぎゅっという感じがして、肉が中心に寄り内側に入り込む感じがしました。

 大法輪を見てください!

 3日目の午前中、旅館で、ある女の子は「見て、天に大きな法輪が回転しています」と叫びました。同修たちは、皆、部屋から外に飛び出しました。確かに天に法輪が現れました。しかし人によって、見える大きさが異なりました。私が見た法輪は約2メートル程の大きさで、空の上で回転していました。真ん中の背景の色が絶えず変わり、カラフルで非常に綺麗でした。ある同修は、「見て、私の頭の中に法輪が渦巻いています」と言いました。その女の子はまた「見て、師父がそこに座っておられます」と言いました。皆は嬉しくてたまりませんでした。午後、講義の時、師父は、「法輪を見た人がいますが、見えたなら見えたでいいでしょう」と言われました。実は師父は強大な功で広州を浄化されていたのです。

 師父は憑き物について説法された時、「わたしはすでにそれをやりました。あらゆる憑き物を取り除いてしまったのです」[1]と説かれました。その時私は体育館(会場)の上がとても濁っており、どんよりしているのが見えました。

 師父のお陰で若返った

 第7日目、講義が始まって、私はしっかりと師父を見ました、師父のお顔はつるつるで白に赤みが差して、子供の皮膚の様でした。私は2階で師父を見ていましたが、師父が目の前に居られるようにはっきり見えました。師父はとてもお若いのです。

 後になって分かったのですが、私が師父を若いと驚嘆した時、師父は私の顔を浄化されました。広州から家に帰ると義理の妹は、「姉さん、今回の広州の旅では、体がよくなり、そして若返りましたね。今の姉さんの肌は以前とは違って、白くなりつるつるでとても元気に見えます。姉さんの声や周りもとても気持ち良く感じます」と話しました。

 講義の最終日、師父は私たちに大手印を打たれました。師父の大手印を見て、とても気持ちが良く、幸せに溢れ、落ち着きました。その大手印は師父の功を教えられるビデオの手印と同じです。いつも見たいという気持ちです。ある同修は、私の中で分かっている部分が師父の大手印の意味を分かっていると言いました。

 師父は私たちの心身を浄化され、道徳を向上させ、多くの物を与えて下さいました。師父の講習会に参加してから、すでに20年以上過ぎました。その時の喜びを思うと、今でも昨日のことのように思い出すことが出来ます。師父は、「直接わたしの説法を聞き、功法伝授を受けられる人は、本当に……今のこの時間が最も喜ばしい時だったと、将来きっと分かることでしょう。もちろんわれわれは縁を重んじます。皆さんがここに坐っていることは、すべて縁によるものです」[1]と説かれました。私たちはこれだけ大きな縁を得て、誓いを立てたのです。精進して着実に修煉し、三つのことをしっかり行ない、正法の進展について行き、圓満して師のもとに帰るよう頑張りましょう。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『轉法輪

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2020/6/5/407224.html)
 
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