【明慧日本2020年9月2日】オーストラリアの法輪功学習者(以下、学習者)は8月16日、シドニーのパラマタ市の中心街で迫害の実態を伝える活動を行い、市民の支持を得た。地元の市議会議員アンドリュー・ウィルソン氏は、いつものように法輪功の迫害制止活動を支持するために活動拠点にやって来て、「真・善・忍」はオーストラリアの社会に有益であると述べた。
法輪功の迫害の実態について説明を聞き、迫害制止の署名をする市民 |
法輪功団体は平和で法を遵守し、人気のある社会団体
ウィルソン議員は、パラマッタで法輪功と出会い、学習者の修煉と迫害の実態について徐々に理解してからは、法輪功を紹介する活動や中国共産党(以下、中共)による迫害を暴露する活動にいつも参加し、支援してきた。何度も集会活動でスピーチをして、法輪功の「真・善・忍」の理念がオーストラリア社会へ恩恵をもたらしたことを称賛した。
2019年5月3日、パラマタ市のウィルソン市長(右)はオーストラリアの法輪大法学会の会長・趙博士(Dr Lucy Zhao)に表彰状を授与。法輪大法が地域コミュニティへもたらした貢献を表彰し、法輪功が世界に伝え出されて27周年を祝賀した |
2019年5月、法輪功が世界に伝え出されて27周年を祝うために開催した2つの活動で、ウィルソン氏は当時の市長として、市を代表して法輪功団体に表彰状を授与した。そして地域コミュニティへの貢献について表彰した。ウィルソン氏は挨拶の中で、「あなたたちが私たちの街の一員であることに、とても誇りに思っています。そしてこの街の美しさと繁栄に対し、あなたたちの貢献と努力に私たちはとても誇りに思っています。感謝します。あなたたちは良い市民であり、いつも正しいことの為に努力しています」と述べた。
ウィルソン氏は祝賀メッセージで、「法輪功団体は平和で法律を遵守し、人気のある社団であります。法輪功の学習者は優秀で有能な市民であり、彼らは自分自身の信念に対して揺るぎありません。市政府は、法輪大法デーにおいて当政府の立場を明らかにし、法輪功団体を支持する機会を与えます。パラマタは、信仰の自由と良心の自由を誇りにしており、活気に満ちた思いやりのあるコミュニティを誇っています」と称賛した。
ウィルソン氏は法輪功との最初の出会いを思い起こし、「私が初めて学習者を見たのは、ある冬のことでした。町の真ん中の冷たい石レンガで坐禅しているのを見ました。すぐに頭の中に浮かんだのは、これらの人々は強い信念を持っています。彼らは私が今までにしたことのない何かをしているのです。そして、1人の学習者が私に発言するように頼んでこられたので、私はインターネットで法輪功に関して調べました。すべての学習者は信仰の自由の権利を求めているだけだと分かりました。これらの基本的な人権と、信仰の自由を侵害されている人々を助けてあげなければならないと思いました」と語った。
「私は10年以上にわたって法輪功を支持してきました。彼らはとても良い人だといつも思っています。彼らはそれほど要求はしません。誰もが持つべき信仰の自由の権利を求めているだけです。市長として、どのように法輪功の反迫害に支援するか、私は自分のやるべきことをしていると思いますし、私は言うべきことを冷静に言っています。同時に、私たちの町に無限の前向きなエネルギーをもたらしたことに対して、法輪功に感謝します」と語った。
今年、法輪功の平和的な反迫害21周年集会で、ウィルソン氏は再び法輪功学習者を称賛し、「純粋な目的(信念を堅持する)のために、あなたたちは中共の専制政権と21年間戦い続けてきました。近い将来どうなるのでしょうか? 中国人は中華文化の精髄、すなわち『真・善・忍』を追求し、あなたたちは彼らにその素晴らしさを示すでしょう」と述べた。
ウィルソン氏は、当日の活動で法輪功への支持を表明し続けた。「私は迫害に反対します。法輪功と彼らが中国で受けている迫害についてよく知っています。中共による法輪功への迫害は非常に卑劣で恐ろしいです。あのような残酷な迫害が中国で起きているということは、ここで育ったオーストラリア人にとっては信じられないことです。煉功や坐禅は人々の身体に良いことであり、人々は自分の生活様式を選択する自由があります。中共による海外での法輪功への迫害、中共の海外メディアの利用と浸透、および法輪功を誹謗中傷するいかなる不公正な評価と行動にも反対します」と述べた。
市民「真・善・忍の原則は私たちの社会にとって非常に重要」
中共ウイルス(新型コロナウイルス)蔓延の影響により、オーストラリアのニューサウスウェールズ州政府が現在、屋外での集まりを20人までに制限している。市内の中心街は以前ほど多くの観光客はいなかったが、多くの人々は、法輪功のブースに立ち寄って詳細を聞き、法輪功の迫害制止を支持し、「極悪な中国共産党を拒否して終結させよう」という請願書に署名した。
キリストさん(右)「私たちは、すべての人に『真・善・忍』で接するべきだと思います」 |
シドニー在住のキリストさんは、「私は何年も前から法輪功について知っていましたが、迫害について聞いたのはこれが初めてです。中共政府はあなたたちをコントロールできないのを恐れているのです。スターリン、毛沢東、ヒトラーはすべて同じです。彼らは2億人以上の罪のない人々を殺しました。法輪功は軍隊ではありません。なぜ中共政府は、『真・善・忍』を広め、健康な身体を望んでいる人々を恐れているのでしょうか? 生きたままの臓器狩りについては聞いたことがありません。私たちは道徳的価値観を維持する必要があります。私たちは、すべての人に『真・善・忍』で接する必要があると思います。 『真・善・忍』は私たちの社会にとって、とても重要な原則です」と話した。
インド人の学生 ダック・シャットさん |
シドニーでITを勉強しているインド人の学生のダック・シャットさんは、法輪功と中国での法輪功への迫害について聞いたのは、今回が初めてだと語った。迫害は非常に残酷で、特に中共が生きたまま法輪功学習者から臓器を摘出していることを伝えると、「私たちは迫害を止めさせることを助けるべきです。私は法輪功学習者が被った迫害について友人に話します。『真・善・忍』の原則は、私達の社会にとても有益です」と話した。
警察は通常、疫病流行時に行われる室外のグループ活動を厳しくチェックするが、当日、警察は法輪功学習者の活動の現場検査を行わなかった。警察は、活動を申し込んだ学習者に、「私たちは法輪功団体をとても信頼しています。あなたたちは、これまでも非常に素晴らしかったからです」と話した。