【明慧日本2020年9月3日】ドイツ・バイエルンの法輪功学習者(以下、学習者)は8月10から15日まで、ミュンヘン情報週間の期間に活動を行った。ドイツの市民に法輪功の素晴らしさを理解してもらうと共に、中国共産党(以下、中共)による法輪功への迫害の実態を伝え、活動は多くの市民に支持された。
カールスプラッツ広場で法輪功迫害の真実を伝える学習者たち |
ミュンヘンの歩行者エリア・ センドリンガー通りで煉功を実演する学習者たち |
ミュンヘンのオデオンスプラッツ広場で法輪功を紹介する学習者たち |
ドイツの医師「臓器狩りに激怒している」
学習者たちは火曜日、木曜日、土曜日にオデオンスプラッツ広場、歩行者エリア、センドリンガー通り、カールスプラッツ広場で活動を行っている。学習者たちは迫害の実態を伝えるパネルを設置し、横断幕を掲げて功法を実演し、ドイツ語で市民に詳しく紹介している。
学習者の説明を聞き、署名で迫害停止の呼び掛け活動を支援する市民 |
学習者は「法輪功は無料で学ぶことができます。『真・善・忍』を基準とし、何かトラブルに遭ったら内に向かって探し、絶えず個人のレベルを高めていくという形の功法です」と紹介した。中共が法輪功を弾圧する前は、中国国内での学習者は1億人に達したという。1999年7.20、元国家主席・江沢民が嫉妬心により、権力を利用し、すべての国家機器を使って法輪功への迫害を発動した。現在まで、全世界の学習者は迫害停止のために21年間、平和陳情のために歩んできた。学習者たちはドイツ市民に、中共が法輪功へ危害を加えていることを世界の人々に認識してもらい、署名すること通して中共の法輪功への暴行を阻止しようと呼びかけた。
多くの市民は迫害について知り、すぐ署名した。2人の女性は、学習者たちのために祈ると言った。署名した多くの人々は学習者の活動に感謝を表し、1日も早く迫害を停止するように願っていると言った。
ワイドナーさんは開業医で心理学の医師である。彼女は「臓器売買に関する本を読んだことがあります。私は医者として、多くの利益を得るため、生きている人間が臓器を収奪され、売買されていることに鳥肌が立つほど激怒しました。先ほど、内情を知っている人から、仏教の僧侶もこんな酷い目に遭って殺されたこともあると聞いています。西洋人たちは大金を払ってその臓器を獲得しました。本当に不思議に思いますが、涙が出るほど悲惨なことだと思います。必ず阻止します。これこそ私が署名する理由です」
中共が21年にわたり法輪功を弾圧している事を聞いた女性は「何から言えば良いのでしょうか」と困惑した。女性は自分はクリスチャンだと言い、「『真・善・忍』は人間として守るべき基本原則であり、我々は慈悲なる心で、公正に人々と関わらなければなりません。人間は平等であり、『臓器狩り』は想像するだけでひどい事です。やってはいけない事です。本当に不思議に思います」と話した。
ロンドンから来たヘレンさんは社会政治に関する文章を執筆していて、自分のインターネットチャンネルを通して放送し、この世界に良い影響をもたらせると希望を示した。ヘレンさんはロンドンで学習者が行っている活動を見た時に署名をしたと言い、臓器狩りの停止の呼びかけ活動を支持した。
ロンドンのヘレンさんは以前、臓器狩り停止を呼びかける署名をした |
中共による臓器狩りにヘレンさんは驚き、怒っている「学習者は良い人になろうとしているだけで、眠っている時に警官に連行され、生きたまま臓器を収奪されるなんて、残忍すぎます。人間は信仰の自由を持つべきです。このような善良かつ、平和的な人間が、理由もなく弾圧されることは本当に悲しいと思います。このような暴行を阻止するにはいろいろな方法があります。政府が行動すべきで、暴露すべきです。より多くの人がこの事に言及し、関心を寄せることで、中共に巨大な圧力と震撼を与えるでしょう。勝手にさせる訳にはいきません」
ドイツ・ケルンから来たパン職人の男性は、友達と一緒にミュンヘンを旅行している。彼らは署名してから、学習者たちの行動をみて「積極的な行為で、多くの人々から支持を得ている。これこそは私たちが署名した理由です」と言った。
「多くの州の政治家たちはこのひどい状況が分かっているのです。しかし、至るところに経済的利益が存在しており、人々はいろいろな原因で直視することができず、黙っているのです。しかし、問題が浮かび上がった瞬間、『私達は、こんなことは知らない』と言う人がいるでしょう。このようなことを言うべきではありません。非常に良くありません」
「適当な時期になると、人々は目醒めてきます」
男性は「雨だれ石を穿つ」ということわざを信じているという。
中共が「真・善・忍」を修煉している学習者への迫害について話した時、「迫害を受けることはまるで災難です。一つの大国は、寛容を必要とします。私たちは中国で何が起こっているのかを知っています。本当に悲しいのは、中国は経済が強くなればなる程、国民への抑圧が強くなるのです」
中国大使館の前で、市民が学習者に成功を祈る
ミュンヘンの中国大使館前で抗議する学習者たち |
法輪功迫害の情報を市民に伝える学習者 |
月曜日、水曜日、金曜日に、学習者たちはミュンヘンの中国大使館の前で抗議活動を行っている。大型の横断幕は中共が法輪功を迫害していることを伝えている。バスに乗っている乗客はその横断幕に注目し、学習者の方を向き、車の運転手は学習者に親指を立てて敬意を示した。通行人は署名した後、学習者に成功を祈ると話した。街の向こう側にいる男性は駐車した後、学習者に挨拶してすぐ署名した。男性はどんな事をしているか分かっていると言い、学習者に成功を祈ると言った。ある警官は学習者が流している法輪功の音楽が美しいので、このCDが欲しいと尋ねた。