【明慧日本2020年9月21日】(スウェーデン=明慧記者・何平)スウェーデンの法輪功学習者(以下、学習者)は9月8日と11日、ストックホルムのコンサートホールの横で法輪功迫害の実態を伝える活動を行った。人々は「ここに来てくれてありがとう、多くの事を知ることができました」、「私にできる事がありますか?」、「署名があなた達の助けになることを願います」、「皆さんはよくやっています、頑張れ!」と、学習者の平和的で理性のある迫害制止活動を支持して称賛した。
ストックホルム市中心部より北にある、地下鉄ヒュートリエット駅の付近にあるコンサートホールでは、毎年ノーベル賞の授賞式が行われている。コンサートホールの前には、ショッピングモールやスーパーに囲まれた大きな野外ファーマーズマーケットがある。 賑やかな繁華街で、学習者が穏やかに煉功する姿に、往来する人々は足をとめ注目していた。そして、法輪功迫害の実態を伝えるパネル資料を読み、学習者の活動を支持して多くの人が迫害制止の署名をした。
ストックホルム・コンサートホールの横で煉功の実演をする学習者 |
法輪功についての資料を読む市民 |
真相を理解して署名する市民 |
「署名があなた達の手助けになることを願う」
ペルー出身のテルムンさんは、スウェーデンの友達と一緒に活動場所を通りかかった時に、学習者の煉功の実演を見かけ、興奮して煉功を称賛した。「私は、この功法は素晴らしいということを知っていますよ。心身にとても良いでしょう。法輪功が受けている迫害についても知っているし、すべて知っています。迫害は本当におかしいです」と言った。署名用紙に1人分の署名の枠が残っているのを見てテルムンさんは、大声で「私はとても幸運です! この1人分の署名の枠は私のために残してくれていたんですね」と言って、署名した後、「署名があなた達の助けになることを願っています」と言った。
テルムンさんは法輪功資料の多言語の中からスペイン語の資料とチラシを見つけてとても喜んでいた。そして、ストックホルムの近くにある煉功場所と時間を聞いて、手を振りながら、「それでは日曜日、煉功場所で会いましょう!」と言って立ち去った。
スウェーデン人の中年男性は法輪功迫害の事実を聞いた後、中共の暴行を強く非難した。男性は首を横に振りながら、「中国共産党(以下、中共)政府の問題は非常に深刻で、普通の人ならば、この平和的で穏やかな学習者を迫害するために、このような残忍な手段を使うとは想像もできないでしょう。 中国政府は中国人だけを迫害しているのではなく、香港まで破壊しました。 今、中国政府の専制政治、独裁と嘘と暴力は、より多くの人々が認識すべきです」と怒りを顕にした。署名した男性は「自分の署名が中共の犯罪制止になることを希望します」と言った。
「皆さんはよくやっている、頑張れ!」
ティムさん夫妻はイギリスのマンチェスターから来た。パネルを読んだ後、2人は一直線に案内ブースを訪ねて署名したいと言った。ティムさんは中共の臓器狩りについて説明したパネルを指し、「中国政府はほんとうに酷い、狂っています! 完全に受け入れられない政府です」と憤りを抑えられない様子だった。ティムさんは中国四川省成都市での4年間の仕事を終えて帰国したばかりだという。中国で4年間の滞在経験があり、この中共による臓器狩りは真実だと理解できると言った。
夫婦は、中国は長い歴史を持ち、とても美しい国で、国民は善良で勤勉だという印象が深く心に残っている。現在、中国のことをとても心配しているという。彼の友人たちは話す言葉を選んでいて、何もかも政府にコントロールされ、まったく自由がないという。中国の友人にメールを送るときも慎重に書かなければならない。この事を通して夫婦は、中国政府には隠された多くの危険な要素があると話す。中共は権力維持のため、経済と利益のためなら何でもする。ティムさんは仕事で再び中国に行く機会があっても、中国にはもう行きたくない、台湾やシンガポールなど他の国を選ぶという。署名が中共の犯罪制止に役立ってほしいと言い、「皆さんはよくやっています、頑張れ」と学習者を励ました。
「永遠にあなた達の見方だ、頑張れ!」
活動が終わる間近、ロシア人の女性リベラさんが立ち寄り、「私は旧ソ連の出身で、共産党が多くの悪事を働き、邪悪で、多くの人を殺害していることを知っています。共産党の独裁と専制政治をよく知っており、だから、あなた達を助けたいのです」と言った。学習者はあなたの署名で「命を救う」ことができると話した。そして、多くの学習者は「真・善・忍」の修煉を放棄しないという理由で、中国で残酷な迫害を受け、甚だしきに至っては中共の臓器狩りの対象にされている。中国の病院の移植専門医は需要に応じて殺人を行い、生きている人間を家畜のように扱い、命を奪っている。移植手術を受けた患者は知らされない状況下で殺人を犯している。学習者が活動しているのは、これらの事実を人々に知ってほしいからであると伝えた。
学習者の説明を聞いたリベラさんは、涙を拭きながら、「これは許せない出来事で、 この真相をすべての人に伝えて下さい。邪悪な迫害を暴き、最後までやり通してください」と話した。この時、リベラさんは「中共ウイルス(新型コロナウイルス)」の流行の中で、社会的距離を保つことを忘れ、思わず学習者を抱きしめて「あなた達が行っている事は、正しい事です。私はあなた達の見方です。頑張って下さい」と繰り返し学習者を励ました。
法輪功迫害の実態を真剣に聞くロシア人のリベラさん |
涙を拭きながら、リベラさんは「真・善・忍」に基づいて善い人になることに興味を示した。リベラさんはストックホルムに住んでいて、近くにある煉功場所を聞いて、渡された法輪功のパンフレットをしっかりと受け取りとても喜んでいた。リベラさんは、法輪功の修煉を始めるという、人生の中で最も重要な選択をした。