【明慧日本2020年8月29日】かつて首都として栄えたトゥルクは、フィンランド南西部にある最古の都市である。フィンランドの法輪功学習者(以下、学習者)は8月19日、トゥルクで法輪功の理念「真・善・忍」の素晴らしさを伝えるとともに、中国共産党(以下、中共)が法輪功に対して21年間にわたる残酷な迫害を続けていることを人々に伝える活動を行った。活動の拠点は、ショッピングモールやスーパーが立ち並ぶ広々とした大学通りに設置した。多くの人々は法輪功を知っていると言い、署名をして学習者に声援をおくった。一部の人は、「自分にできることはありますか?」と学習者に尋ねる人もいた。
煉功動作を実演する学習者 |
感動した若者
ニコさんと友人のソニヤさんは活動現場を通りかかり、何事かと思ってパネル資料を読み始めた。そして心が打たれた様子で学習者に、「私たちはそれぞれ決められた安全地帯があり、悪い事よりも良い情報を信じたいのです。しかし、その悪い情報はもしかしてとても重要であるかもしれず、この迫害のように、非常に重要なものです」と話した。パネルの、女性が顔面に傷を負った写真を見て、ニコさんは「彼女はとても美人です、中共は狂っています」と言い、ソニヤさんは「恐ろしすぎます!」と言った。
ニコさんは学習者に、「私は坐禅が好きです」と言った。学習者が「法輪功の五式の功法を教えましょう」と言うと、真剣に煉功を習い始めた。そして「本当に素晴らしい、とても素晴らしいと感じる。今までこのように感じたことはない、本当だよ!」と友人のソニヤさんに言った。第五式の動作をしている時、学習者が「もし足が痛いようであれば、脚を組まなくてもいいですよ」と言うと、ニコさんは「大丈夫です」と言って、きれいに坐禅を組んでいた。
学習者と一緒に第五式の動作を煉功するニコさん |
ソニヤさんはもう1人の学習者と交流した後、嬉しそうにニコさんに、「蓮の花をもらったよ。私は紫色が好きだと言っていないのに、彼女は紫色の蓮の花をくれたの。これは縁だと私は信じる」と話した。
とても感動したニコさんは、「私に署名の手伝いができますか?」と尋ね、署名用紙を手に取り、行き交う人々に迫害制止の署名を呼びかけた。ニコさんは「お金はいりません。署名だけをお願いします。署名に協力して中共の臓器狩りの犯罪を止めさせましょう」と説明した。ソニヤさんは理解してもらえないと思い、臓器狩りについての資料をもって説明に加わった。ソニヤさんは学習者に、「ニコはあなた達に感動したようですね」と言った。
通行人が学習者の反迫害を支持
ある女子学生は、「この前、ここで署名しました。今日は友だちを連れてきました」と言って、資料を広げて友人に説明し、テーブルが置かれた場所に案内して署名してもらった。
女子学生と署名をする友人 |
活動の当日、大学通りに一軒の電気店が対面販売を行っていた。数人の店員が休憩の時、学習者は資料を渡した。1人の店員は、「私は署名したい、中共に反対するものであれば、なんでも署名します」と言って、他の人も一緒に署名をした。
法輪功迫害の真実を知った後、迫害制止の署名用紙に署名をする人々 |
ある男性は、法輪功とは何か、なぜ迫害を受けているのかを学習者から聞いた。男性は「私はあなた達を支持しますが、署名しないのは私のポリシーです」と言って立ち去った。しばらくして学習者が活動を終えようとして、片付けをしていた時、男性は訪ねてきて、「また明日来ますか?」と聞き、学習者は「私たちはそれぞれの仕事の都合によって、時間がある時しか来れないのです」と答えた。「分かりました。ならば今すぐ署名をしたい。あなた達が良い人であると知っています」と言って署名をした。
会社のコンサルタントの仕事をしているカタリナさんは、あるテレビ番組で法輪功についての報道を見たことがあるという。カタリナさんは「この迫害は当時のユダヤ人迫害と同じです。人々の沈黙は、悪を助長することになります」と話した。
ヴィジェリさんはアメリカに居住したことがあり、可愛い子犬を連れて散歩している。ヴィジェリさんは「アメリカでは至る所であなた達と同じ人を見かけることができ、煉功は自由にできます。しかし、この迫害はあまりにも恐ろしすぎます」と話した。