フィンランド学習者 港町ハンコで法輪功迫害の実態を伝える
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 【明慧日本2020年8月12日】フィンランド最南端の港町、ハンコは首都のヘルシンキから130キロに位置し、住民8000人あまりの小さな町である。この町の公用語はフィンランド語だが、半数の住民はスウェーデン語で話す。ハンコの海岸線は130キロあり、そのうち30キロはビーチで、とても風光明媚な場所だ。 毎年夏になると、フィンランド各地だけでなく、世界各国からの観光客が休暇を過ごすために訪れる。

 8月6日、フィンランドの法輪功学習者(以下、学習者)はハンコの海辺にあるキルコプイスト公園で、法輪功迫害の実態や法輪功の素晴らしさを伝える活動を行った。学習者は高尚な「真・善・忍」の基準に基づいて修煉しているにもかかわらず、中国共産党(以下、中共)の全体主義の統治下で残酷な迫害に遭い、生体から臓器を収奪され売買されている。

 カタニーナさんは小学校の教師である。彼女は学習者に、「法輪功ですね、私は学校で生徒に教えています」と話し、学習者はよく分からなかったが、話しているうちにカタニーナさんは学校で宗教や人権問題について教えていることが分かった。しばらく交流した後、カタニーナさんは3人の子どもが近くで遊んでいるので、と言って去った。

 4人の男の子がアイスクリームを食べながら、活動現場を行ったり来たりして遊んでいた。学習者は子どもたちに、「アイスクリームを食べ終わったら、煉功を教えてあげるからね」と話した。4人はアイスクリームを食べ終えて一列に並び、子どもの父親も列に並んだ。子どもは3歳から6歳だが、飽きることなく騒がずに五式の功法を学んだ。3歳の子どもは第五式の功法の動作が覚えられないので、6歳の兄が「こうして、手はここに置くんだよ」と教えてあげた。子どもの父親は、「4人は二家族の子どもです。休暇を過ごすためにここに来ました。さっき、子どもたちが『あっちの方で煉功している人がいるよ』と教えてくれました。子どもたちは中国の武術が好きです」と話した。

 一人の女性が訪ねてきて、子ども4人のうち1人が「ママ、ママ」と呼んだので、子どもの母親であることが分かった。カタニーナさんは3人の子の母親である。子どもたちが煉功を学んだことを知った彼女は喜んで、「坐禅を習ったのですか? とても素晴らしい! これで少し静かになるでしょう」と話した。別れを告げる時、6歳の子が法輪功の資料を手に取り、読みたいと言った。子どもたちは楽しそうに手を振って別れを告げた。

'图1:四位小朋友和爸爸跟法轮功学员学炼法轮功功法。'

煉功を習う4人の子どもと父親

 ルオラント夫妻はハンコの住民。すでに退職し毎日散歩に出かけているという。学習者の活動を見かけて立ちどまった。学習者は「私たちはここに来たのは初めてです。友人の紹介で夏場はここに多くの観光客が訪れると聞きました。それで法輪功の事を多くの人に知ってもらうために来ました」と説明した。夫妻は法輪功が残酷な迫害を受けていることをメディアの報道で知っていたという。「生体臓器狩りはあまりにも酷すぎます」と言い、「あなた達がここに来て活動されて、とてもいいことです。活動が終わったら、いろいろな所へ行って観光してください。ハンコはとても奇麗な場所です」と親切に教えてくれた。

'图2:民众了解法轮功<span class='voca' kid='62'>真相</span>后,签名支持。'

学習者の活動を支持し署名する市民

 マードさんはエストニア人。彼の身長は2メートルもあり、集中して法輪功の資料を読んでいたため、頭が木の枝にぶつかった。彼は「法輪功ですね! 知っていました。私は『中国の秘密を解く』というテレビ報道番組で見ました。毎週この番組を見ているので、中国の多くのことをよく知るようになりました」と話した。マードさんは署名した後、「あなた達のためにこのような事(署名)ができてととても嬉しく思います」と言って、満足そうに立ち去った。

 ヘレナさんは上品な服を着ている。彼女は来るとすぐにテーブルに向かい署名をした。そして「私は法輪功が迫害を受けていることを知っています。中国の人権侵害はあまりにも酷すぎます」と話した。ヘレナさんは、中国は男尊女卑なので、男女の比が不均衡になり、多くの子供たちが孤児になっていると話した。「多くのフィンランド人夫婦は養子縁組のことで中国に行っています。しかし、中国の政策は間違っています。女の子も大事な生命なのです」と話した。学習者はヘレナさんと、中共ウイルス(武漢肺炎)が中共の隠ぺいにより全世界で大爆発したことについて交流した。ヘレナさんは「(フィンランドの)マスコミが適切な報道をしていないために、人々は正確な情報を得ることができず、非常に不思議に思いました」と話した。ヘレナさんはテーブルの上に置かれた蓮の花が気に入って、一つもらえると知ってとても喜んで手に取り、そして「情報を教えてくれて、ありがとうございます」と感謝の言葉を述べた。

 ソフィアさん一家はバカンスのためフィンランドに来た。父親は法輪功迫害のことは知っていたので署名しようとした。しかし、娘は知らいないと言い、説明してほしいと学習者に頼んた。説明を聞いた娘に、父親は「あなたも署名できるよ」と言った時、電話がかかった。しばらくして母親と長女が訪ねてきて、署名した。母親は「実は、私たちは中国の気功を習ったことがあります」と話した。この家族は中国文化の愛好者だという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2020/8/8/410191.html)
 
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