中国・山東刑務所 法輪功学習者に家族が会う権利さえ侵害(写真)
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 【明慧日本2016年2月11日】(明慧ネット記者 山東省報道による)中国・山東省青島 蘭底鎮の法輪功学習者・王広偉さんは、2012年に裁判により、懲役5年半の不法な判決を受けた。旧正月が近づいた頃、王さんの兄は前日からの雪の中、山東男子留置場まで弟の王さんを見舞いに行ったが、会わせてもらえず、その理由は王さんの態度が良くないということだった。

 今年1月22日、王さんの兄は朝早くから起き、車で300キロ先の済南に向かい、法輪功を修煉したという理由で捕まった弟の王さんを見舞いに行った。雪の中、ようやく留置場についたときは再会できる喜びに満ちていたが、それも束の間、会わせてもらえず、理由は王広偉さんの態度が良くないということであった。兄は為す術もなく、絶望しながら雪の中、また来た道を帰るほかなかった。
 
王广伟的哥哥失望而归。
王広偉さんの兄は、寒い雪の中、車で300キロ先の済南にある山東男子留置場まで、弟に会いに行ったが、会わせてもらえず仕方なく帰った

 王さんは山東省青島の法輪功学習者で、2012年3月14日、王さん、孫素玲さん夫婦は中国伝統文化の神韻のポスターを貼っていたところ、蘭底鎮馬家村西卜村書記の喬顕鵬の密告で、王さんと孫さんの夫婦は不当に拘禁された。

 3月15日午後、王さんは平度市留置場へ拘禁され、孫さんはいわゆる「審査待ち」で家へ帰された。7月13日、平度市検察院は違法に王さんを起訴し、孫さんは夫のために北京の弁護士二人を頼み、無罪を実証するよう弁護を頼んだ。平度の市610弁公室は孫素玲さんへ嫌がらせをするために、再び拘禁し、王さんと孫さんの夫婦を共に、懲役五年半の不法判決を下した。
 
 平度市と済南は300キロほど離れているため、途中の道は遠く、費用もかかり、王さんの兄は、唯一旧正月の時しか王さんに会いに行くことができない。今回、年一回の唯一の機会さえ奪われ、王さんの兄は非常に落胆し、兄や弟の家族は、今、刑務所の中でどのような迫害を受けているのか、無事なのかと非常に心配しているという。
 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/1/28/322801.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2016/2/4/155061.html)
 
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