【明慧日本2021年1月24日】(北京市=明慧記者)北京市大興区の法輪功学習者・李一恒さん(37)は2019年9月19日、同区公安支局亦庄派出所の私服警官2人に連行され、大興区留置場に拘禁された。最近、李さんは同区裁判所に懲役3年6カ月の実刑と1万元の罰金を科されたことが分かった。李さんはすでに控訴したという。
李さんは2003年8月中旬から正式に法輪功を学び、「真・善・忍」の基準に基づいて良い人を目指した。2019年9月19日、亦庄派出所の私服警官・張広帥、王暁雨の2人は、車の購入者になりすまして李さんの自動車販売店にやってきて、「注文について」と李さんを指名した。うち1人が、李さんの逮捕状を出した。情報筋によると、李さんは近所で法輪功のパンフレットを配っているところを監視カメラに撮られ、警官に狙われたという。
李さんは、行く前に仕事の引き継ぎをしなければならないと言ったところ、2人の私服警官は同意せず、李さんを地面に押さえ付けようとした。その時、李さんの同僚と販売店の上司が介入し、上司は私服警官と約20分間話をした。
それから、李さんは亦庄派出所に連行された。直後、警官らは二度にわたって李さんの自宅に行き、家宅捜索を行った。その後、李さんは大興区留置場に拘禁された。最初の3日間は、李さんは断食で迫害に抵抗した。今もなお屈せず、囚人服も着ず、毎日学法と煉功をしている。
2020年11月10日、李さんは北京大興区裁判所で1回目の裁判を受け、12月10日に2回目の裁判を受けた。最近、李さんは北京大興区裁判所に懲役3年6カ月の実刑と1万元の罰金を科されたことが分かった。李さんはすでに控訴したという。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)