【明慧日本2023年9月12日】(遼寧省=明慧記者)遼寧省大連市金州の法輪功学習者・李彩文さん(64)は、2016年6月28日に不当に連行され、2017年2月13日に金州裁判所で不当な判決を下された。そして同年2月24日、李さんは懲役5年の実刑判決と罰金8,000元を言い渡された。李さんは大連高等裁判所に控訴したが、二審は裁判も行わずに原判決を維持した。2017年6月20日、李さんは遼寧省女子刑務所に拘禁された。
李さんは、1996年に法輪功を学んでからすべての病気が治り、心身とも健康になり、家庭も睦まじくなった。しかし、1999年7月、中国共産党による法輪功への残酷な迫害が始まった。
2016年6月28日、地元の警官による大規模な連行が行われた。その日、李さんは自宅に押し入った金州区光明派出所の警官らにより連行され、自宅にあった法輪功の書籍、法輪功創始者の写真、パソコン、携帯電話、タブレット、USB、カレンダーなどを含むすべての私有物を押収された。
李さんは大連姚家留置場に1年間拘禁された後、大連金州裁判所から懲役5年の実刑判決を宣告された。李さんは大連高等裁判所に控訴したが、控訴は棄却され原判決維持となった。
李さんは遼寧省女子刑務所第10監区5分隊のある暗い独房に監禁され、複数の受刑者によって監視され、いかなる人との接触も許されず、法輪功を中傷する書籍やビデオなどを毎日見せられ、同時に以下のようなさまざまな人身攻撃と拷問を受けた。
1、 24時間寝ることも座ることも許さない。
2、 法輪功を中傷する書籍やビデオを強制的に見せる。
3、 恣意的に殴ったり罵ったりし、スリッパで顔を平手打ちにする。
4、 法輪功を侮辱するプラカードを首に掛けて、土下座させる。
5、 跪かない場合は、首を圧迫し、両腕を後ろに力強く引っ張る。
6、 李彩文さんの腫れた足を足で踏みつける。
7、 しゃがむ姿勢にさせる。
8、 厚紙の筒で足を強く叩く。
9、 足の関節裏部分を足で強く蹴る。
10、 洗面、トイレ、トイレットペーパーの使用を禁止する。
11、 腕を真っすぐに伸ばし、手の甲に熱湯の入った茶碗を置き、さらにスクワットの姿勢を強制し、動くと熱湯がこぼれて火傷に至らせる。
12、 上半身を裸にさせて身体検査を強要する。李彩文さんが拒否したため、雪の中で立たせた。
13、 奴隷労働を強制する。
5年後の2021年6月27日、李さんは多くの苦難を乗り越え、自分の信念を貫いて遼寧省女子刑務所から帰宅したが、心身に大きなダメージを受けた。帰宅後も、遼寧省社会保障局により年金支給停止による経済的迫害を受けた。