ドイツで中国の家族救出を呼びかけ メディアと市民が支援
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 【明慧日本2023年10月15日】ニュルンベルク国際人権賞授賞式の前日の9月23日、法輪功学習者はドイツのニュルンベルク市で反迫害活動を行い、法輪功学習者の丁楽斌(ディン・ラビン)さんが中国で不当に拘禁されている父親の救出を訴えた。地元メディアの「カート・マガジン」は、活動情報を前日に予告し、丁さんの父親の境遇について詳細に報道した。

图1~2:二零二三年九月二十三日,法轮功学员在德国纽伦堡市举办了反迫害活动。

9月23日、ドイツのニュルンベルク市で行われた法輪功学習者による反迫害活動

图3:当地媒体“Curt Magazin”预告了法轮功学员反迫害的活动。(网络截图)

地元メディア「カート・マガジン」による法輪功学習者の反迫害活動の予告(ウェブページのスクリーンショット)

 ドイツメディアが父親救出の呼びかけを報道

 ドイツメディアの報道の冒頭で「バイエルン州ニュルンベルク市で9月23日(土曜日)に特別な集会が行われます。法輪功学習者が山東省の人権状況を暴露し(注:山東省はバイエルン州の友好都市である)救出活動への支援を求めます」と、反迫害活動が行われることを紹介した。

 報道によれば、現地でスピーチを行った丁楽斌さんは、自身の父親が中国で法輪功を学んでいるというだけで不当に逮捕されたことを語った。手紙やはがきを送ることで、迫害加担者に圧力をかけることができる。この救出活動のおかげで、丁さんの母親は最近釈放されたという。

 報道では、丁さんがニュルンベルク市民とメディアに対して発した、「中国で不当に拘禁されている父親が自由を取り戻せるよう、ご協力をお願いします!」という呼びかけについても言及している。

 最後に、報道ではこの事件の背景についても「中国で生まれ、ドイツで11年間を過ごした丁楽斌さんは、彼と彼の両親が座禅を含む平和的な修煉法門である法輪功を修煉しています。法輪功は1999年以来、中国共産党(以下、中共)によって『国家の敵』と見なされています」と紹介された。

 2023年5月12日、山東省日照市に住む丁楽斌さんの両親が当局の連行の標的にされた。この連行事件には、約70人の地元の法輪功学習者も含まれている。

 この連行事件以来、丁さんは世界中で公の支持を得るために努力している。丁さんは郵送マラソン活動(訳注:大勢の人々に伝えるために多くの手紙やメッセージを送る活動)を始めた。ドイツ駐在の中国大使の呉懇と現在の日照市市党委員会書記の李在武に抗議の手紙を送った。迅速な国際的支援のおかげで、丁さんの母親は5月24日に帰宅できた(まだ監視下にある)。

 国際的な支援

 これまでに、丁さんはドイツの国会議員、欧州議会議員、ベルリン州議会議員の支持を受けており、さらにベルギー、チェコ、スロバキア、および日本の市議会議員からも、丁さんの父親である丁元徳(ディン・ユアンデ)さんの即時かつ無条件の釈放を要求する書簡が中共の駐ドイツ大使に送られた。

 法輪功学習者が行った今回の反迫害活動は、ニュルンベルク国際人権賞授賞式が行われている中で実施された。授賞式では、ニュルンベルク市長が挨拶し、人権を守る活動に尽力する世界中の活動家を歓迎した。

 多くの国のメディアが、日照市での中共による法輪功学習者への大規模な迫害を報道

 今回の反迫害活動の2日前、ドイツ通信社は、ニュルンベルク人権問題研究センターの設立、ニュルンベルク国際人権賞授賞式、および法輪功学習者・丁元徳さんが中共による不当な拘禁に遭っていることを報道した。また、過去の2カ月以上にわたり、オーストリア、チェコ、イタリア、およびギリシャのメディアが中共当局による日照市の法輪功学習者への大規模な迫害を報道した。

 前市議会議員の支援

 9月23日、丁さんは活動の中で人々に対して救出活動に参加してくれるよう呼びかけ、その中には活動を支援するための手紙に署名することも含まれていた。活動を支援するための手紙は、日照市市党委員会書記である李在武と中国の駐ドイツ大使である呉懇にそれぞれ送付された。

 (活動を支援するための手紙は、以下より直接ダウンロードし、署名して送付することが可能

  https://de.faluninfo.eu/2023/05/25/lebins-mutter-freigelassen-vater-nicht

图4:美国陆军炮手肖恩·勒斯佩德(Sean LeSpade)在纽伦堡手持横幅,声援丁乐斌营救父母。

ニュルンベルクで横断幕を持ち丁楽斌さんの両親の救出を支援する米国陸軍の砲手(訳注:砲撃を行う兵士)のショーン・レスペイドさん

图5:软件工程师安吉丽娜‧威玛(Angelina Weimer)在纽伦堡手持横幅,声援丁乐斌营救父母。

ニュルンベルクで横断幕を持ち丁楽斌さんの両親の救出を支援するソフトウェアエンジニアのアンジェリーナ・ワイマーさん

图6:前市议员海蒂‧施瓦茨(Heidi Schwarz)在纽伦堡手持横幅,声援丁乐斌营救父母。

ニュルンベルクで横断幕を持ち丁楽斌さんの両親の救出を支援する前市議会議員のハイディ・シュワルツさん

 当日、多くの人々が支持を表明し、声援の横断幕を持ったり、写真を撮ったりし、オンラインで情報を公開した。そして、丁さんの両親の救出を支援し、丁さんの父親を解放するように訴えるため、公然と支援を表明した。支援を表明した人の中には、米国陸軍のショーン・レスペイドさん、ソフトウェアエンジニアのアンジェリーナ・ワイマーさん、そして前市議会議員のハイディ・シュワルツさんが含まれている。シュワルツさんは活動を支援するための手紙に署名しただけでなく、自身が知っている議員にもこの活動を支持するよう呼びかけると語った。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/10/8/466888.html)
 
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