台湾の大法弟子 「急いで人を救い済度しよう」 (二)
■ 印刷版
 

文/台湾の大法弟子 

 【明慧日本2012829日】私の父は中共(中国共産党)のマスメディアに影響されて、法輪功のことを何度話しても聞いてくれませんでした。私がいつもパソコンの前で、人々に三退を勧めることを父はとても理解できませんでした。以前、私は父にひどく罵られたことがあり、父を怒らせたくもなく、衝突することを恐れ、よけいに父と話したくなくなりました。長期間が過ぎて、私はやっと悟りました。「私は大法弟子として衆生を救い済度するために来たのに、父に対して私の慈悲はどこへいってしまったのでしょう」。そして「恐れるのではなく、正々堂々と真相を父に伝えなければならない」と思いました。

 自分をしっかり修めて、初めて衆生を救い済度することができます。個人の修煉状態は日常生活の中にも表れるので、大法弟子の善良さは父にも感じられるはずです。次第に父は私と話してくれるようになり、雑談する時、私もよく同修の交流文章や修煉体験などを話し合うようになりました。それ以来、父も法輪大法の素晴らしさを知り、私のしていることを理解してくれるようになりました。

 3月、父が急に亡くなりました。悲しみのあまり私は、電話で真相を伝えるプロジェクトの同修に、しばらく休みを取りたいと告げました。手不足で無理なことは分かっていましたが、私は相変わらず常人レベルの考えをしていました。「親族の情に執着するならば、必ずそのために疲れ、まとわり付かれ、魔がさし、情の糸をつかんで一生をかき乱されるのですが、年を取って、悔いてももう遅いのです」(『精進要旨』「修める者の忌」)結局私は邪悪に隙に乗じられ、病業の状態が現れました。呼吸困難になり、下痢や嘔吐、頭も熱くて割れるように痛くなりました。全身が寒くて耐えられず、コートや防寒服を着ても駄目でした。

 生命はその長さが限られており、情を重んじても別れる日がやって来ます。父は静かに去って行き、大きな苦しみもなく、大法のことも理解しており、福に報われるのではないかと私は思いました。慈悲深い師父に感謝いたします。私は転んでから悟りましたが、悟った後、私はまた続けて煉功し、学法し、中国の人々に真相を伝え、夜になると父の残務整理をしました。すべての面が上手くいき、「一正が百邪を圧」、私の身体も回復してきました。

 「衆生を救い済度することを行なわなければ、大法弟子としての責任を全うできなかったことになり、あなたの修煉はゼロになります。なぜなら、あなた個人の圓満成就のために、あなたを大法弟子にしたのではなく、あなたは重大な使命を背負っているのです」(『二〇〇九年ワシントンDC国際法会での説法』)

 大法弟子は形式にこだわらず、人を救い済度することを目標にしています。救い済度を待望している衆生はどれほどの人数でしょうか。最後の最後になって、緩めてはいけません。最後になればなるほど我々に対する要求も高くなり、妨害の要素も大きいのです。いつも強固な正念を持ち、三つのことをしっかり行い、神の状態になって、衆生を救い済度しましょう。

 以上は個人的な認識ですが、不十分なところをご指摘ください。

 ありがとうございました!

 (完)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/7/23/260507.html)
 
関連文章