中共当局 新唐人コンテストを妨害
■ 印刷版
 

 【明慧日本201294日】新唐人テレビ主催の全世界中国舞踊コンテストは5年来、すでに中国舞踊業界で権威の座を築き上げ、今年818日、香港にてアジア地域予選の開催情報を公開した。一方、消息筋によると、中国当局は最近、内部通達の方式で指令を下し、政法委員会(情報、治安、司法、検察、公安などの部門を主管する機構)により、コンテスト参加希望者や香港在住の主催者の家族に対して脅迫を行わせている。

 湖南省では地元国家安全保衛大隊により、コンテスト参加希望者への脅迫事件が発生した。法輪功修煉者・賀本香さんは次女の羅玥さんがコンテストに申し込んだという理由で、被害を受けた一人である。

 78日と811日、賀さんは自宅と広州市の勤め先の寮で、繰り返し警察に家を荒らされ、パスポートやパソコンなど、一部の家財を差し押さえられた。また賀さんの長女は「お前の母を捕まえたら、2年拘禁してやる。羅玥のパスポートを邵陽市に持っていく」などと警察から脅迫された。

 かつて賀さんは当局から様々な迫害を受け、迫害を逃れて2009919日から2年以上も放浪生活を余儀なくされた。一方で賀さんの夫・羅長春さんは20102月に不審な死を遂げ、中共当局の手配により、何の手続きもなくすぐに火葬された。これは迫害により殺害された真相を隠蔽するためである。

 新唐人テレビの第5回中国舞踊コンテストは各国の選手に機会を与え、毎年多くの選手をひきつけている。中国当局による妨害は後を絶たないが、法輪功の真相を分かった選手は脅迫を恐れず、コンテストに参加した。今年の台湾からの選手を例に挙げると、5人の選手が香港の予選を乗り越え、アメリカに進出を予定している。しかし予選では、少年クラスと青年クラスで申し込んだ42人のうち、中国大陸からの申込者・約20数人が中共当局の妨害により出場できなくなった。

 「彼がコンテストに参加しようとすると、中国当局は彼を中傷する文章を数多く掲載しました。その上、彼を脅迫して参加を阻止しようとしましたが、彼は毅然と参加しました。彼は前途を見出したからです」と委員会主席の馬麗娟さんは、中共当局の不法行為を譴責した。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/8/30/262187.html)
 
関連文章