吉林市:法輪功修煉者の一家が一斉拘束 妻が危篤
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 【明慧日本2012年10月24日】吉林省吉林市に在住の法輪功修煉者・常實さん(52)は、妻・張敬東さんと娘・常慧瑩さん(19)と共に、今年8月9日午前、豊満支局・長江派出所の警官にパトカーの中に引きずり込まれた。それと同時に、家を荒らされ、貴重品、家財などを没収された。当時、常さん一家が数人の警官らに暴行されながら、強引に連行された際、周囲にいた誰もがこの騒動に驚き、警官らの違法性や逮捕の強硬手段に憤慨した。

 当日の午後、常さんは吉林市刑務所へ、張さんは吉林市勾留所へ移送された。しかし、張さんは拘禁されて十数日後、突然、全身硬直・痺れ・呼吸困難・心筋梗塞などの症状が現れて危篤に陥り、8月23日、病院へ搬送されて救急治療を受けた。その直後、警官らは救急治療室に押し入り、酸素マスクと点滴治療を受けている張さんを起こして強引に救急車に入れ込んだ。そしてそのまま、危篤の張さんを長春労働教養所へ送り込んだ。

 その後、常さんと娘は沙河子洗脳班に収容され、悪質な洗脳を受けつくした。

 現在、張さんと娘の2人は釈放されたが、心身共に迫害を加えられて極度に衰弱している。

 今回の迫害は、常さん一家が逮捕されたとき、正式な逮捕状がなく、3人が連行されてから釈放されるまでの間に発行されたという。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/10/21/264291.html)
 
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