共産党の常套手段「騙す、奪う、拘束」 元教師が被害に遭う
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黒竜江省:定年退職した教師が受けた迫害事実

 

  明慧日本2012年10月26日】 黒竜江省綏化市慶安県に在住の趙敏さんは、県第二中学校の教師を定年退職した。趙さんは法輪功を修煉してから、法輪功の教えである「真・善・忍」に基づいて自分を律し、心身ともに恩恵を受けた。1999年7.20、中共(中国共産党)当局は法輪功への弾圧を開始。しかし、趙さんは修煉し続けた。そのため、当局からさまざまな迫害を受けた。

 2003年3月4日、県公安局と躍進派出所の警官10数人が趙さんの自宅に不法侵入した。警官は何の証明書も提示しないまま、家宅捜索を行い、家にあった法輪功の関連書籍をすべて没収し、趙さんの身柄を拘束した。派出所で警官は趙さんに「3千元出せ。出さなければお前を留置場に送るぞ」と恐喝した。趙さんは所長に3千元を渡したが、領収書はもらえなかった。

 2008年6月30日夜、公安局、国保(国家安全保衛)大隊、派出所の警官約16人が趙さんの家の前に来て、給電ボックスのブレーカーを落とした。夫が停電の原因を調べるために外へ出ようとした時、警官が一斉に家に入ってきた。警官は不当に家宅捜索を行い、家にあったパソコン、携帯電話、法輪功の関連書籍などを没収した。その後、警官は趙さんに「パソコンを返してもらいたければ、3千元出せ」と要求した。趙さんは3千元をゆすり取られた後、やはり領収書はもらえなかった。

 今年7月23日午前10時ごろ、県国保大隊の警官3人が水道局の従業員だと名乗って、趙さんの家のドアを叩いた。家に入ると、警官は公安局の警官だと言った。趙さんは「あなたたちは詐欺師ですね」と言うと、警官は「これは共産党の常套手段だ」と恥ずかしげもなく言い返した。趙さんは「出て行ってください」と言ったが、警官は強行して寝室に入った。警官は部屋にあったノートパソコンやプリンタを見つけると、すぐに他の警官に電話をかけ、ビデオカメラを持って来るように要求した。

 その後、警官4~5人が応援に来て、ノートパソコン2台、プリンタ1台、キャッシュカード1枚(1万元の預金)、趙さんの身分証明書、給料カード(年金受給用)などを没収した。警官が家宅捜索に夢中になっていた時、趙さんは連行されないよう、家から抜け出し、それ以後、地方を放浪していた。

  その後、家族は国保大隊へ行き、没収された物品を返すように要求したが、拒否された。警官は趙さんを探し出すため、趙さんの親戚の家にまで行き、周辺で待ち伏せした。

 数日後、趙さんは用事のため、地元に戻って来た。待ち伏せしていた警官が尾行していたが、警官は他の多くの法輪功修煉者を連行しようとして、趙さんをすぐには連行しなかった。

 警官は趙さんを尾行し続け、9月10日、綏化市内の趙さんが住んでいた所で、趙さんを連行した。一緒にいた法輪功修煉者・劉忠傑さんも同時に連行された。

 その後、趙さんは慶安県留置場に、劉さんは綏化市留置場に拘禁された。数日後、趙さんも綏化市留置場に移送された。現在、2人とも綏化市の洗脳班に拘禁されている。

  (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/10/18/264178.html)
 
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