河北省:女性優秀教師が受けた一連の迫害状況(写真)
【明慧日本2012年8月30日】河北省廊坊市(ろうぼうし)在住の法輪功修煉者・陸彩霞さん(58)は今年7月26日夜7時ごろ、外出の途中で警察に不当に捕えられ、法的手続きもなく直ちに洗脳班に収容された。家族は警察署へ行き、陸さんの無実を訴えたが、中国共産党第18回全国代表大会が終わったら釈放すると返された。
翌日午前、警官らは陸さんの家に押し入り、衛星受信アンテナなど多数の家財を没収した。また、次の日も家宅捜索を行い、阻止しようとした陸さんの夫に、「従わないなら捕まえるぞ」と脅した。
荒らし回られた陸さんの家の様子
荒らし回られた陸さんの家の様子
荒らし回られた陸さんの家の様子
その後、家族は繰り返し洗脳班へ行ったが、門前払いにされ、ほかの収容所に陸さんの状況を尋ねたものの、陸さんの行方は知らされなかった。
元小学校教師の陸さんは1995年に法輪功を学び始めてから、「真・善・忍」を信条に自己を律しており、学校ではさまざまなトラブルや数々の難題を解決したこと、質の高い授業を行うことにより学生や生徒の保護者に高く評価されていた。
1999年10月、陸さんは法輪功の無実を陳情するために上京したことで、1ヵ月の不当拘禁を強いられた。一方、陸さんの家族も中共の法輪功への弾圧政策のもとで、弟の誠林さん(38)は迫害され死亡した。息子の閻思佟さんは未成年ながらも、容赦なく労働教養を科され、獄中生活を強要されている。妹の鳳玲さんと鳳雲さんも、罪もなく不当に拘禁されている。
陸さんは以前から、収容所へ繰り返し送り込まれてきた。現在もなお迫害され、廊坊洗脳班で監禁されているという。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)