吉林市:女性教師が残酷に迫害され 殺害の恐れ
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 【明慧日本2012年10月27日】1999年7.20以降、中国共産党により法輪功弾圧されて以来、吉林省吉林市の女性教師・韓鳳華さん(58)は当局による強制連行・金銭恐喝・悪質な洗脳・人権の蹂躙など一連のひどい迫害を加えられてきた。

 2001年9月25日、韓さんは、自宅に侵入してきた警官らの違法性や逮捕の強硬手段を強く非難し、自分が法輪功を学ぶことは無罪だ訴えた。しかし、警官らに強引に車の中に引きずり込まれて連行された。その際、周囲にいた誰もが警官らの韓さんに加えた暴行を目撃し、この騒動に驚いた。

 2005年6月頃、韓さんは法輪功をやめないという理由で、無断で解雇された勤め先の学校へ行き、法輪功の真相を伝えたと同時に、残りの給料を支払うよう要求した。しかし、校長は悪意をもって警察に通報した。そのため、韓さんは吉林市第三留置場へ連行された。1カ月監禁されたあと、1年の労働教養処分を加えられた。

 2012年7月31日夜10時頃、韓さんは自宅に侵入してきた吉林市公安らに連行された。家族はその1ヵ月後、韓さんが長春市の黒嘴子女子労働教養所で拘禁されていることが分かった。

 家族は、施設へ行って韓さんとの面会を要求したが、法輪功をやっているかと聞かれ、身分証明書の登録を強要された。直系親族の息子しか面会を許されないと制限され、仕送りを禁止されるなど、いろいろな手口で嫌がらせを加えられた。

 その後、家族はまた2度目に施設へ行ったが、金銭を取られ、正当な理由もなく依然として面会を禁じられた。

 家族は、深刻に人権を蹂躙され、生命の危機にさらされている韓さんを非常に心配し、罪もなく韓さんが当局によって殺害されるのではないかと案じている。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/10/23/264377.html)
 
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