広西省610弁公室「法輪功修煉者に自由はない」
【明慧日本2012年11月13日】江西省防城港市に在住の法輪功修煉者・陳桂蓮さんは先月28日までに、1週間にわたる洗脳班での不当拘禁から解放され、家に戻ることができた。今回の迫害は、連行の当日、陳さんが駅で下車したところ、見張っていた610弁公室メンバーに何の理由もなく連行された後、思想改造の洗脳を目的に監禁されたという。しかし、陳さんは法輪功をやめることを拒否し、連続7日間の断食を続けたことで、当局はその不屈の精神に出す手もなく、陳さんへの洗脳は失敗に終わった。
その間、家族は610弁公室に陳さんの解放を求めたが、「俺は当局を代表し、共産党を代表するものだ。だから、インターネットで俺らのことを暴露しても平気だ、告訴されてもちっとも気にしないぞ。法輪功修煉者は自由なんかないぞ。修煉者に何をしても、俺らの勝手だ」とリーダーは言い張った。
かつて、陳さんは当局の法輪功への弾圧政策において会社に無断で解雇された後も、社会保険の手当ての支払いを差し止められた。しかし、生活のために就職活動を行っている間、610弁公室に活動範囲の制限など嫌がらせを加えられた。
今年9月頃、陳さんは南京市へ行き、親戚を訪ねた。それに対し、防城港市610弁公室は欽州市610弁公室と結託して、陳さんの親戚の家まで尾行し、口実をつけて親戚の家に押し入ろうとした。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)