黒竜江省:チチハル市の高齢者に不当判決
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 【明慧日本2012年11月29日】黒竜江省チチハル市在住の法輪功修煉者・李蓮珍さん(65歳女性)は今年5月24日、自宅で5000元の現金や衛星受信アンテナ、書籍を脅し取られたうえ強制連行された。6ヵ月ほど拘禁されていたが、11月16日、懲役4年の不当判決を宣告された。

 開廷当日、法廷の場で弁護士は「被告人への起訴には何の法的根拠もない」と強調した。続けて、「検察庁は犯罪事実のない被告人に対し、法律に背く手段を用いて立件・尋問・起訴・裁判を不当に行い、罪を捏造した」と非難した。李さんも罪を着せられたことに抗議し、自分は無罪だと訴えた。

 しかし、弁護士に圧倒された裁判長は、弁護士の発言を妨害しようとした。そのうえ、検察はそれに対して悪意を持ち量刑を重くするよう裁判長に要請した。彼らはこうして20数人の傍聴者を前にして、不公平な裁判を開いた。

 李さんは心臓病や腰椎椎間板ヘルニア、リューマチを患っていたが、「真・善・忍」の教えにしたがって法輪功の修煉を精進するにつれ、心身ともに回復した。さらに、中国の伝統的な道徳を守る女性に変わった。李さんは夫を尊重し、子供の面倒をよく見るなど円満な家庭を築いていた。

 しかし、今回の迫害は李さんが法輪功をやめないという理由で陥れられ、なんら証拠もなく不当拘禁から不当裁判まで一連の不法な扱いを強要された。さらに、李さんの娘が公安局へ行き、拘禁された母親の無罪を訴えると、警官は「罪の証拠が見つかれば、そのときになれば、何の罪で捕まったか教えてやる」と言い張った。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/11/27/265951.html)
 
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