山東省:6人の高齢法輪功修煉者 不当判決に
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 【明慧日本2013年1月30日】山東省煙台市、蓬莱市の610弁公室は裁判所などに指示して、法輪功修煉者・李永亮さん、孫儒学さん(60歳あまりの男性)、宮玉乾さん(70歳前後・男性)、王雲吉さん、王有時さん、孫護新さんなど6人に懲役4年から7年の判決を下すよう命じた。その中、80歳あまりの王雲吉さんは自宅にパソコンがあるという理由で懲役7年の判決を受けた。

 これらの法輪功修煉者は60代から70代までの高齢者で、拘禁されてから健康状態が悪化し、済南刑務所に送られた時、健康診断で拘留に適さないと判断され、現在、蓬莱留置場に拘禁されている。

 蓬莱市大辛店の法輪功修煉者・李永亮さん、孫儒学さん、宮玉乾さん、王淑芹さん、王雲吉さんと妻の孫淑芹さん、王有時さん、孫護新さん(音訳)、薛さんなど9人は、去年2月23日に集会していた時、何者かに通報され、地元の警官に逮捕された。そのうち、孫淑芹さん、王淑芹さん、薛さんはそれぞれ、1400元、1000元、500元をゆすり取られた後、家に帰された。

 孫儒学さんは2000年頃に法輪功を修煉し始めた。修煉者という理由で数回にわたり拘禁されたことがある。2002年、蓬莱市公安局に王村労働教養所へ送られ、牢屋に閉じ込められたり、24時間監視されたりした。また、1日2時間しか認められていなかった睡眠時間が10分にまで短縮され、それが15日間続いた。2006年11月、孫さんは煙台市の法輪功修煉者と交流する時、再び逮捕され、蓬莱市610弁公室から3カ月間、転向を目的に強制的な洗脳を受けた。また北京オリンピックの期間中、「社会安定のため」という理由で、15日間拘禁された。その後の8月29日に再度連行された。去年2月23日、再び不法に連行され、懲役4年の判決を言い渡された。

 宮さんは2000年に王村労働教養所に拘禁された。2006年11月煙台市の法輪功修煉者と交流していた時、連行されて蓬莱市610弁公室から3カ月間、転向を目的に強制的な洗脳を受けた。去年2月23日、警官に家の私物を没収され、懲役4年の判決を言い渡された。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/1/23/268119.html)
 
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