学法は何よりも重要
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2013年4月9日】「法は一切の執着を打破することができ、一切の邪悪を打破することができ、一切の虚言を排除することができ、法は正念を固めることができるのです」(『精進要旨二』「妨害を排除せよ」)この交流文章を書く前に、私はもう一度師父のこの経文を学び、学法の重要性について更に明白な認識が出来たような気がしました。

 ある同修洗脳班から戻ってきてからずっと気持ちが落ち込み、法も学ばず煉功もせず、頭には説明の出来ない無数の疑問を抱えていました。極悪な洗脳班は、法理が明晰で三つのことも積極的に行ってきたこの同修を、このように変えてしまうことに対し、私は本当に悲しくてなりませんでした。

 みすみす彼女を邪悪な旧勢力に壊させてはいけません。彼女も一時は師父の良い弟子であって、私達の良い同修でした。必ず彼女を洗脳班から受けた悪夢から目覚めさせてあげなければなりません。

 何回も私は他の同修と一緒に彼女の家を訪ね、彼女の持つ疑問について討論してきましたが、少しも効果がありませんでした。繰り返し幾ら説得しても、彼女は少しの変化も見せません。その後私は自分の息子(正念が強い大法弟子)を連れて彼女を訪ね、彼女の役に少しでもに立とうと望んでいましたが、結果は依然として何の足しにもなりませんでした。

 度重なる失望で私は彼女に対し完全に自信を失いました。ある日、彼女の家から出てから私は思いました。「これからはもう来ません。私は既に最大の努力をしてきました。彼女の家はわが家からかなり離れて、往復するのに数時間かかります。80歳を超える私の母親は重病を患っており、いつも私と姉が交替で面倒を見なければなりません。そして、毎日師父が要求されている三つのことを実行しなければならず、どれも疎かにしてはいけないし、多くの事をしなければなりません。私も楽ではないです」こうして、私は自分に非がないと思い、心も安らかになりました。

 こう思った数日後に、私ははっきりとした一つの夢を見ました。夢の中で、彼女の「樹」(漢字の「本」と同音)がわが家の庭で成長しているのを見ました。私はすぐに悟りました。これは師父が私に「彼女を見捨ててはならず、彼女に本(法)を持って行きなさい」と教えてくださっていると思いました。私は即座に、幾ら忙しくても、これからは毎週一定の時間を作って、他の同修と一緒に彼女の家でグループ学法をしようと決めました。こうしてグループ学法を3カ月ほど続けてから、いつの間にか彼女には好転の兆しが見えました。今、この同修は意識が明晰になり、再び大法弟子の全体に溶け込むようになりました。

 同修が変化を見せる過程で私は悟りました。修煉の中で解決できない問題に遭遇した際、行き詰った際、私達が唯一忘れてはならないのはグループ学法です。同修の皆が一緒に座り、心を静めて学法し、穏やかに自然に任せ、何も求めない学法の中に一切が含まれています。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/4/7/271805.html)
 
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