法輪功を修煉し、私は善良で親孝行になった
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文/山東省の大法弟子

 【明慧日本2013年2月28日】私は2004年から法輪大法の修煉を始めました。その前に、中共政府の嘘に騙され、私は大法が人々に善い人になることを教えているという真相を知りませんでした。ある日、私の家に2人の女性が訪ねてきました。彼女たちと会話をしている間、私は彼女たちが優しく、自分の利益の損得を気にせず、他人を思いやり、謙虚で礼儀正しいことを目にしました。彼女達の言動は今の世の中の腐敗した気風とまったく違っていました。小さい頃から善を崇め、人の優しい言動を重視していた私は彼女たちに自然と親近感を覚え、短い接触でしたが、春風に吹かれたような感じでした。私は不思議に思い、「あなた達はなぜこんなに優しいのですか?」と聞きました。2人のうちの1人は、「私達は法輪功を学んでいます」と答えました。私は法輪功を学んだらこんなに良い人になるのだと意外に思いました。そして、彼女たちの話は、論理が整然としており、自然体でした。私は当時の自分の最大の悩みを彼女たちに打ち明けました。

 私には80歳を超える舅がいました。彼には2人の息子がいますが、ずっと私達と一緒に暮らしてきましたので、時間が長くなると、私は不満を覚えてしまいました。理由の一つは、長男が舅の事を全く気にかけないことです。もう一つは、私達は世代が離れているので、観念の違いでよく摩擦が起きます。常人の中で、自分は割と正直で温厚で、善良な人間だと思いますが、当時の私は自分のことしか考えず、毎日気持ちよく暮らしたいとばかり思い、横で他人からくどくどと余計なことを言われるのが嫌でした。しかし人間にはそれぞれの観念があって、舅も自分の観念に合わないことを目にすると、どうしても言わないと気が済まないようで、私は度々指摘されるうちに彼が嫌いになってしまいました。

 毎日気が重く、舅を見るとイライラし、時には彼に対する態度が非常に悪く、もし彼が何か間違いを起こせば、私は子供を怒鳴るように彼を怒り、鬱憤をはらしました。しかし、怒った後には自分を責め、これではいけない、これからは二度としないようにしようとも思いました。もっとも自分の心性に限りがあるので、優しい心が足りず、包容力が足りないのだと思いました。その後、私の願いを聞き入れ、舅は2カ月毎に2人の息子の家を行き来して住むことになりました。私は願いが叶ったものの、舅は大変なことになりました。長男は田舎に住んでいて、舅はそちらの家に着いた時、長男の嫁さんがどうしても舅を家に入れてくれず、以前住んでいた離れの小屋に住まわせました。寒い日に朝早く、舅は長男の家に朝食を取りに行かなければならず、舅は持病も持っています。舅がこっちの家を出た1カ月後に、私は田舎から来た人からこの話を聞きました。当時、私は良心が咎め、利己的な自分のせいで舅に苦労をさせたと思い、早速舅を家に連れて帰りました。そして再び田舎に行かせたくありませんでした。しかし、1カ月後に、私はまたも以前のようにイライラしだして、舅を見ると気持ちが暗くなりました。とにかく、毎日心に重石があるように感じました。他人にも相談してみましたが、彼らの言う道理を聞いても、私にはまったく効き目がありませんでした。

 上記に述べたことは当時の私にとって、最も悩み、最も矛盾を感じる乗り越え難いことでした。誰でも難しく感じるでしょう。良い人になりたい一方で、心性の限界にぶつかり、水を一杯張っているコップにこれ以上水を入れると溢れてしまうのと同じです。しかし、2人の女性にこのことを伝え、彼女たちの答えを聞くと、私は心に長期間抱えていた重石が一気になくなり、再び舅を見ると、以前のような重苦しい感覚がなくなり、本当に「相は心による」ものだと思いました。当時、彼女達が具体的に何を言ったか良く覚えていませんが、その後、私自身も大法を修煉し始めてから、やっと分かりました。彼女達が言ったのは人類社会の道理を超える道理で、彼女達が理解している法輪大法の法理であり、宇宙特性「真善忍」の法理であり、最も根本的な佛法だったのです。法輪大法は人にいかに良い人になるかを教えますが、常人のような説教ではありません。今の世の中は世相がだんだん悪くなり、人々の道徳理念が急速に堕ち、伝統文化も中共(中国共産党)により破壊されました。例え完全に破壊されていなくても、残りの伝統理念は今の物欲が強い社会には何の抑制作用もありません。

 その後、私はその機縁を大事にして、既に8年修煉してきました。一粒の薬も飲まず、健康を保ち、修煉する前にあった3つの病気も修煉してから1カ月後に治りました。法輪大法が良いのは、健康体でいられること、優しい人になれること、無私無我で他人を配慮できること、トラブルに遭った際に内に向けて探せること、正々堂々と無私でいられ、道徳理念が向上し、生命の真の意義が分かることにあると思います。

 修煉してから、私はずっと舅と一緒に暮らし、真善忍に沿って自分を修め、生活が落ち着き、舅とも段々仲が良くなってきました。彼は今90歳を超え、健康で、いつも「法輪大法はすばらしい、真善忍はすばらしい」を心から唱え、大法の恩恵を受けたと言い、大法を修煉している息子の嫁がいなければ、自分はどこで苦労しているかも分からないと言っています。また、彼はいつも大法のお守りを身につけています。ある日、私は急いで出かけようとドアを急に開けたため、舅は私に道を開けようと後ろに避ける際、こわばっている足が動かず、後ろに倒れてしまいました。私は彼を支えて立ち上がらせ、何の怪我もないのを見て、法輪大法の師父に保護されたことが分かりました! 本来、舅は善良な人で、その後、彼は「これで終わりだと思ったが、大法の守りを持っていて良かった」と言いました。

 私の大法修煉の経緯はまずここまでにします。どうか、「法輪大法はすばらしい」を覚えてください。そうすれば必ず福報に報われます。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/2/25/270369.html)
 
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