【明慧日本2013年5月20日】内モンゴル自治区赤峰市の教師で、法輪功修煉者・張蕾さん(女性)は昨年8月2日、同市の敖漢旗(ごうかんき)新恵鎮で、松山区公安局と敖漢旗公安局の警官に不当連行され、松山区刑務所に拘禁された。
かつて、張さんは赤峰教育学院に進学してから重病を患ったが、1996年に法輪功を学び始め、奇跡的に健康を取り戻した。そのおかげで、張さんは優秀な成績で卒業し、北京民営学校の教師になった。
1999年7.20、中共(中国共産党)当局が法輪功に対する弾圧を開始したため、張さんは仕方なく故郷に戻った。 しかし、いわゆる「法輪功を修煉しない」という保証書に署名することを拒否したため、市刑務所に拘禁された。
刑務所で張さんは、毎日10数時間も豆を選別する強制労働を科された。寒い冬に夜中2時まで労働させられたこともあった。翌朝、目が疲れて物がはっきり見えないにもかかわらず、引き続き労働させられたという。
2000年、市公安局は一斉に50~60人の法輪功修煉者を不当に連行した。張さんは連行を免れたものの指名手配された。
張さんは、老いた両親に心配をかけないため、放浪生活を余儀なくされた。しかし、敖漢旗公安局・国保(国家安全保衛)大隊の隊長は、何度も張さんの家へ行き、張さんの両親に嫌がらせをしていた。
張さんは家に戻れず、9年間も放浪生活を余儀なくされた。2009年9月10日、警官は杭州市蕭山(しょうざん)で張さんを不当連行し、敖漢旗刑務所に拘禁した。
昨年8月2日、張さんは再び不当連行され、刑務所に拘禁された。最近、中共の裁判所は、張さんに対して不法裁判を行うことを計画しているという。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)