吉林省:女性が迫害され足の骨を粉砕骨折、神経は壊死
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 【明慧日本2013年5月25日】吉林省農安県在住の張国珍さん(女性)は去年11月2日、農安警察署国保大隊の警察に拘束され、拷問された。警察は彼女の2本の親指を縛って吊るし上げ、ゴム管などを用いて殴打するなど暴力を加えた。その結果、足の骨は粉砕骨折し、足の神経が完全に壊死してしまった。

 拷問:足の親指から吊るし上げ、ゴム製の管で殴打

 2013年11月3日、張国珍さんが知り合いの人の妻からの電話を受け取った。電話の中で張さんは、彼女の自宅に誘われた。知り合いの自宅に行くと、待ち伏せをしていた警察に連行された。

 当日、警察は張さんを拉致し農安留置所に監禁した。2日後の朝、警察は監禁されている張さんを連れ出して、わずか二本の親指を紐で縛り吊るし上げ、全身の体重をこの2本の親指で支えることになった。2本の親指で吊るし上げられた後、張さんは木の棒とゴム管で殴打された。彼女は他の法輪功のメンバーについて自白するように脅迫されたが、彼女は一言も話さなかった。今回の暴行で、張さんは足の骨が粉砕骨折するなど、大怪我を負った上、足の神経が壊死したという診断結果が吉林省労働教養所関係の病院から出されている。医師は、彼女の足から粉砕骨折して脱落された骨一本を取り出した。

 張国珍さん夫妻は拉致され、不当な労働教養の被害を受けている

 張国珍さん(50歳女性)は、農安県の石油加工関連会社に勤め、現在は退職している。1997年11月から法輪功の修煉を始めた。修煉してからわずか2カ月で、張さんは心身共にとても健康になった。しかし1999年、中共の江沢民邪悪集団によって法輪功への迫害が始まってから、絶えず拉致・監禁され、迫害を繰り返し受けた。

 2000年10月28日、陳情のために上京したが農安県の警察に連行され留置場に入れられた。22日間監禁されてから、長春市黒嘴子労働教養所に護送され、2年間の労働教養を科されて迫害された。労働教養所では肉体的・精神的虐待を受け尽くした。

 2002年11月7日、農安県公安局県警と政法科は、派出所の警察と結託して、張さんの自宅に押し入り夫と学生である息子を拘束した。張さんは留守だったため被害を免れた。警察は法輪功の書籍や現金6千元を押収した。張さんの夫は、連行された後、スタンガンで殴られたり、牢屋に入れられたりして様々な虐待を受けた。その後、夫は一年半の不当判決を科され、労働教養所に入れられて迫害された。

 張さんは迫害から逃れるために、行き場所を失い路頭に迷った。地元の徳彪派出所と「610弁公室」が彼女の自宅の近くて24時間見張りをして待ち伏せていた。通学途中の息子を脅迫して、彼女のいる場所を尋ねていた。また、警察はお正月にもかかわらず張さんの78歳の母親まで脅迫した。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/4/19/272268.html)
 
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