明慧法会|会社の同僚全員が「三退」した
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文/山東省の大法弟子

 【明慧日本2013年7月6日】師父、こんにちは! 同修の皆さん、こんにちは!

 私は1997年に修煉を始めた弟子で、ここ数年職場で真相を伝える体得を皆さんと交流し、分かち合いたいと思います。

 1999年以降、何らかの原因で私の職場は1、2年ごとに変わっています。これが師父の慈悲なる按排だと思います。このような形を通じて、私は絶えず知らない人と接触することができ、彼らに真相を伝えて「三退」を勧めていました。周囲のたくさんの人が真相を分かって「三退」しましたが、どの職場においても真相を受け止めない人がやはり少数いました。時間が経つにつれて、私はそのような結果に慣れてしまい、その「慣れた」こと自体が旧勢力の妨害を認めることだと自覚もしませんでした。

 しかし、ある名も知らない台湾の同修のおかげで、私はやっとそのような状態を突破できました。

 当時、私は社員数50人あまりの某マーケティング会社で部長に勤めていました。ある日、海外ユーザーとチャットできるパソコンで、今法輪功の事が言及されているのよと同僚に知らさられて、私は見に行きました。すると、パソコンの向こう側では、ある台湾の同修が我が社の従業員たちに法輪功の真相を話しています。何人かの従業員がパソコンを囲んで見ながら議論しています。ある従業員は私に「おっ、貴方の戦友が『三退』を話していますよ。彼女と会話しませんか」と言いました。私はその同修に挨拶しました。同修は私に職場でどれぐらいの従業員に「三退」をさせたのかを聞き、私は「半分ぐらい」と答えました。ここに就職して間もないのに半分の人を「三退」させたので、同修に褒められるかと思いました。しかし同修は「駄目、半分は足りません。全員に『三退』をさせないと」と言いました。

 同修の言葉に私は目覚めました。そうですね、会社の50数人を全員「三退」させるぐらいの決心を、どうして今まで私は持っていなかったのでしょうか? 私は本当に全力を尽くしたのでしょうか? 数年間、三つのこともして、大法弟子としてやるべきこともやっていると思っていますが、月日が経つうちに、段取りを踏んで、事だけを行って突破を求めず、その中にどれほど自分の執着を隠していることでしょう。

 その日から、最大の努力を尽くして会社の全員を救おうと決心しました。私は直ちに社員名簿を探してきて、すでに「三退」した人の名前の所に「1」と記して、真相を聞いたがまだ「三退」していない人の所に「0」と記しました。何も記していないのは一度も真相を伝えていない人です。それから私は積極的に真相を伝え、「三退」を勧めました。多くの困難にも出遭いましたが、意外にも想像ほど難しくなくて、かえってすればするほど自信がついて、やる気が湧いてきました。1年後、私は会社を離れる時に、なんとほぼ全員に「三退」してもらいました。最も真相を受け入れない数人に対しても、私は放棄せずに、退職してからも彼らと連絡を保って、最終的に彼らにも「三退」してもらいました。

 そうする中で、感銘を受けたことが、下記の通りいくつかあります。

 1、職場で真相を伝える時、自分は管理職なので、自分の部門の従業員は比較的、真相をよく受けてくれてくれますが、他の部門の従業員はちょっと難しくて、最も難しいのは会社の管理層でした。管理層はものすごく忙しくて、仕事以外の事にあまり関心を持たないからです。私はその会社に入ってから、ずっと管理層に向けて真相を伝える局面を打開できませんでした。ある日、私は7、8人の管理層と食事会をした時、本当に心の底から彼らのために焦るほど心配していたので、私の心から強い慈悲が湧いてきました。私は厳粛に彼らに「貴方たちは知っていますか? さっき言ったすべての話に、私の苦心が込められています」と言いました。4、5分間の間、彼らは何かの力に抑えられたように誰も声を出しませんでした。その後に真相を言うと、彼らは真剣に聞いて、局面は急速に変わりました。本当に「慈悲は能く天地の春を溶かし 正念は世中の人を救う可し」(『洪吟二・「法正乾坤」』の通りです。

 2、真相を伝える中で本心から努力すれば、何度も師父の巧みな按排を感じられます。『中国共産党についての九つの論評』が公表されて間もなく、常人の思想の中にまだ良くない観念がたくさんあって、「三退」を勧めることは比較的に難しかったのです。ある日、会社の数人と一緒に済南市に出張した時、車のワイパーに一枚の折り畳まれた夕刊が挟んでありました。私は従業員Aさんに下車して夕刊を取ってもらいました。数日後、Aさんは私に「今回、私は信じるようになりました。貴方が以前私に言ったことのすべては真実で、××党は本当にとても悪いです。先日貴方の指示で私が取った夕刊の中にDVD一枚が挟まれていて、私たちは皆それを見ました。そこで言っていたことはすべて真実です」と言いました。私はとても嬉しかったです、済南市の同修たちは本当に良くできていますね! 私はAさんに「貴方たちが見たのは『九評』シリーズの中の一回です。私のところに本もあるので、本を全部読めばすべてが分かってきますよ」と答えました。『九評』を読んでもらって、私はさらに真相を伝えたら、Aさんと数人の友人は即座に「三退」をしました。

 また済南市ですが、知り合いの女性はある日「法輪功のおばあさん」に出会って、いきなり「三退」を勧められ、女性は怖くて逃げたことを話してくれました。私は法輪功が一体どういうものか、どうして人に「三退」を勧めるかなどを彼女に説明して、最後に彼女は「ああ、こういうことなんだ、それなら私は脱党を声明したいわ」と言いました。

 上記の二つのことを通じて、中国各地と海外の大法弟子が一つの全体であることを、私はいっそう実感できました。師父は法を正し、私たちはみな師に助ける弟子です。すべてのことを師父は行ってくださって、私たちはただ師父に助けているだけです。私たちが正しく行えば、師父はきっと多くのことを段取り良く按排してくださいます。

 3、師父は『二〇〇二年ボストン法会での説法』でこのように私たちを戒めました。「修煉者の現れは純正なもので、多くの人は皆さんの現れを見て、皆さんのことを本当に良いと思ったのです。もし、普段自分の行動に気をつけなければ、皆さんの行いは常人の目にとどまってしまいます。常人は私達が法を勉強する時のように、深く貴方を調べようとしないので、貴方の行いを見るだけです。貴方の一言一行によって、その人が済度されなくなってしまい、大法に良くないイメージをもたらしてしまうかもしれません。私達はこれらのことを考えなければなりません」私は師父の言葉を心に刻んで、大法弟子の基準に従って常人との関係を正しく持って、会社でちゃんと働いています。常人の中で本当に良く行えば、周囲の環境も良くなって、真相を伝える効果も良くなると私は体得しています。

 会社のマネージャー・張さんはとても頑固な人で、何回も真相を伝えましたが彼はまったく受け入れようとしませんでした。一時、本部の会議に出席するため、私と張さん、および他の数人が一緒に本部の臨時の寮に泊まっていました。寮は普段掃除する人がいなくて、汚くて散らかっています。皆がトランプをする時に、私は黙々多くの時間をかけて寮を徹底的に掃除しました。また私は進んで毎日のようにマイクロバスを運転して皆の送迎をしました。私は毎日早めに駐車場に行って車の中と外をきれいに掃除して、みんなに心地良く乗ってもらいました。会議の数日間、私の車を利用する人たちは、確かにとても気持ちよくて、時々「車をきれいに掃除しているね」とか、「運転が上手だね」とか褒めてくれました。それを聞いて、私は特に気に止めていませんが、張さんはある日わざわざ私の所に来て、「○○さん、今回の会議を通じて、本当に貴方を敬服しました。長年、貴方のような良い人に会ったこともありません。これからひたすら貴方を信じます。貴方が何かを言えば、私はその何かを信じますから」と言ってくれました。頑固な人は往々にしてよく「極端に走ります」その後の数日、彼は人に会うたびに私を褒めて褒めまくっていて、○○さんはどれ程しっかりして温厚であるとか、どれ程車を拭いて、きちんと片付けたとか、雑巾をどれ程きれいに洗ったとか。再び彼に真相と「三退」を言い出すと、彼は何の支障もなく受け止めてくれました。

 会社のコンピュータエンジニア・李さんは、性格に少し技術者の癖があり、ふだん冷たくて付き合いにくい人です。何回も真相を伝えましたが彼の反応は冷淡でした。会社の車が車検をする時、3回スピード・オーバーの記録があるため、600元(1万円相当)の罰金を科すと通知されました。会社の規定によると、罰金は全額運転手が負担すべきなので、運転手はとても焦っていました。私はよくその車を使って公務をしていたため、念のため私は真剣に自分の外出記録を調べたところ、なんと3回もの違反は、私が運転していた時のものであると分かりました。私はすぐに罰金を払いました。事後、李さんは「その車を使う人は多いので、今回もし誰も出頭しなくて、運転手も認めなかったら、罰金はきっと会社が納めてくれますよ。普通、こんな事があれば皆は何とかして避けようとしますが、貴方は進んで責任を取りました。貴方は本当に良い人ですね」と言いました。それから彼は、よく私と話をしに来て、多くの真相が分かってすぐに「三退」もして、ネット封鎖を突破するソフトを常人に送ることも手伝ったりしました。ある日、彼の妻と会った時、妻は「主人はふだん人付き合いが少ないのですが、家でいつも貴方のことを言っています。貴方と知り合ってから、性格もずいぶん明るくなりました」と言ってくれました。

 数年前、知人に真相を言った時のことを思い出しました。知人は「私と同じ団地に法輪功修煉者がいて、私から見ると、あの人は大したことをやっていません」と話したことがあります。同修たちよ、我々の普段の一言一行が大法にどんなイメージをもたらすか、衆生にどんな影響を与えるかを、本当に責任感を持って考えないといけません。常人は本当に私たちの言動を見ているのです。私たちが正しく言動すれば、衆生を救うことに確かに大きな作用を果たしています。

 4、師父はいつもそばにいて、弟子が心から衆生を救おうと決心すると、師父は弟子を助けます。会社全員に「三退」をさせようと決心した当初、それほど難しく思っていませんでしたが、実は最後になってこそ最も難しいのです。党文化の害毒のため、中国人の道徳水準はとても低くて、皆が自分の利益を最優先にして、腹を探り合って暗闘し、名利を争っています。それは職場にも非常に明らかに反映されています。

 最後に、私が管理している部門の2人だけが、まだ「三退」をしていませんでした。この2人とも管理層と仲が良くて、私から特別な優遇をしてもらっていなかったために、私に対して良い印象がなくて、仕事中にも時々難題を設けたりしました。師父が『シカゴ市法会での説法』で「大法弟子にとって、修煉する人にとって、敵がありません。皆さんがやるべきことは人を救うことだけであり」とおっしゃられ、人間関係のせいで衆生を救うという大切な事を妨げるわけにはいかない道理を私も分かっていましたが、あの2人と会うと、心の中でやはりわだかまりがあり、話のうまが合わない感じがやはりとても強かったのです。その会社を離れる直前、私は焦って、自分は突破しなければならないと分かっていました。真・善・忍の要求に従えば、きっとよくできると決心して、ある日、私は2人の中の女性従業員を事務室に呼びました。私は相手の立場に立って、本当に優しい心を持って彼女と交流をしました。最後に私は「前生や輪廻を貴方は信じないかもしれないが、前生で私と貴方はきっと身内の関係を持っていたと私は信じます」と話しました。彼女はとても感動して、「貴方の言うことを私は全部信じます。脱党に同意します」と言いました。

 もう一人の若者は私に大きな不満を持っていました。私は「忍」をよくできておらず、仕事中に部下とトラブルを起こしたりして、彼もトラブル相手の一人でした。私は会社を離れた後、何度も彼に連絡して謝って、最後に彼はやっと「三退」に同意しました。

 5、真相を分かった衆生には福が伴います。私の周囲の真相が分かった従業員たちは、仕事も生活も良くなって、家庭がむつまじくて毎日心地が良く過ごしています。会社の収益は飛躍的に倍増しました。

 私にははまだ達していないところがたくさんあって、今回の法会の交流を通じて、同修たちと「比して学び比して修す」(『洪吟・実修』)をしたいと思います。

 偉大な師父に感謝します! 同修の皆さんに感謝します!

 (明慧ネット第7回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/11/11/231935.html)
(English: http://www.clearwisdom.net/html/articles/2010/11/24/121580.html)
 
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