文/山東省臨沂市の大法弟子 浄蓮
【明慧日本2013年9月7日】三番目の姉は実家の叔父の三女です。心が優しい、善良な人です。幼い頃ずっと私の面倒を見てくれました。毎回実家に帰った時いつも法輪功の資料を渡すと非常に感謝されます。衛星テレビのアンテナも設置して新唐人テレビの番組を受信して見ています。
2008年1月23日の昼のことです。昼休みに突然、二番目の姉から電話があり、三番目の姉は重病を患って県の病院で治療することができないので、市の大病院に移されたと泣きながら言いました。もう救われないだろう、早く見舞いに行かないと間に合わないと言いました。
私は急いで市の病院に駆けつけました。病院のベッドに寝転んでいた姉はかなり衰弱している様子でした。私を見て目の筋肉が少し動きましたが、表情を出すことはできません。長女である姉から「三番目の姉は大腸癌になって、末期だそうです。手術をする余地もありません。十数日前から食事をとることができず、今は水すら飲めません。注射に頼って生きています。三番目の姉のご主人が医者に頭を下げ、手術をして命を助けるように何度も泣きながらお願いをした結果、医者は手術をしてみると約束をしました」と様子を話してくれました。しかし、それから一週間も経過しており、姉の体はますます弱り、手術に耐えられない可能性もあります。弟は大法が起こした数々の奇跡を思い出して、二番目の姉が電話をしたのはその時のことでした。みんな大法だけが姉を救うことができると期待をしていました。
私は姉に近づき、耳もとで「法輪大法は素晴らしい! 真善忍は素晴らしい!」と繰り返し言うように伝えました。その時、姉の傍にいた長女、次女、姉の夫、四番目の姉、弟ら皆で「法輪大法は素晴らしい! 真善忍は素晴らしい!」と声に出して一緒に念じました。私はすぐ家に戻り、『轉法輪』、『洪吟』などの大法の書籍を持って来ました。師父の説法の音声が入ったMP3なども持って来ました。皆で交替しながら言って姉に聞かせました。点滴をする時にもMP3で師父の説法の音声を聞かせました。私も仕事が終わると病院に駆けつけて24時間交替で「法輪大法は素晴らしい! 真善忍は素晴らしい!」と声に出して繰り返しました。
それから奇跡が起き始めました。「法輪大法は素晴らしい! 真善忍は素晴らしい!」と言い始めてから二日目に姉は言葉を話せるようになり、三日目に自分で自ら体を動かして寝る形を変えることができるようになりました。四日目にお粥などを食べられるようになり、五日目で座れるまでに回復しました。六日目には自分でトイレに行けるようになり、七日目で医師は手術ができる状態まで回復したと言いました。1月31日、姉は手術室へ搬送されました。
長女、次女、弟、親戚の皆が手術室の外に集まり、「法輪大法は素晴らしい! 真善忍は素晴らしい!」と言いました。弟は大声で「法輪大法は素晴らしい! 真善忍は素晴らしい!」と声に出し、人の命を救うことができるなら怖がることはないと大声で繰り返しました。
時間は一秒一秒と過ぎていきました。一秒が一時間のように長かったのです。同時に手術室に入った患者は三人いますが、二人の患者は手術を終えて出て来ました。姉だけが中に入ったままでした。7時間後に姉が手術室から運ばれて出て来ました。医師の話によると、「不思議ですね。手術をして開けてみたら腸に異変はなく、腫瘤も見つからなかった。すべて正常で、色が少し黒い部位があったが正常です。本当に奇跡ですね。不思議です」と、医師も手術の結果を説明することができませんでした。その後、黒い部位を摘出して分析した結果、何の病変も見つかりませんでした。レントゲンなども全部正常でした。皆、口々に「奇跡だ! 本当に奇跡!」と言うしかありませんでした。
特別監視の病室に入った姉は熟睡していました。しかし、ほかの患者は麻酔が消えた後、痛みに耐えられなくなり、痛み止めを注射していました。看護師すら「この患者は他の人と違います」と口々にしていました。こうして十日後の朝、姉は退院しました。
5月のゴールデンウィーク期間中、私は実家に帰り姉を見舞いに訪れました。姉は生活のために部屋の中と外で忙しく働いていました。顔から姉はとても元気であることが分かります。大法の書籍をまだ読みたいのでたくさん欲しいと姉に頼まれました。そして、姉の友人の数人も大法の修煉を始めたそうです。
すぐ数人の友人が集まり、私は彼女達に大法の煉功動作(五式の動作)を教えました。家を改築していましたが、建築現場の作業員も不思議に私達を見ていました。姉は彼らに向かって、「この法輪大法が私の命を救ってくれたのよ! あなた達が習いたいなら私の家に来てください。教えてあげます!」と言うと、彼らは笑いながら「はい、そうします!」と答えて、大法の資料をもらっていました。