四川省:西昌市刑務所 高齢の女性を不当拘束
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 【明慧日本2013年10月3日】四川省涼山イ族自治州西南部に位置する西昌市の法輪功修煉者・樊銀枝さん(70代)は今年5月17日、樊さんの誕生日を祝うために来ていた10数人の法輪功修煉者と共に、自宅に不法侵入してきた警官らに不当に連行された。11人の被害者は一晩、不当に身柄を拘束されたが、翌日、6人が解放された。しかし、他の修煉者たちは、西昌市拓荒刑務所に拘禁されている。

 今回の主謀者・西昌市国保(国家安全保衛)大隊は5月31日、でっち上げの逮捕理由を検察庁に報告し、逮捕状の申請と偽証拠を渡し、樊さんを陥れようとした。

 6月21日、同隊は樊さんに対して罪を捏造するため、樊さんの誕生日を祝うために来ていた4人の修煉者を呼び出し、脅迫や威嚇を行い、偽の証拠の作成に協力するよう強要した。

 樊さんは西昌市刑務所で硬いご飯と1杯の水煮の野菜を与えられ続けた。また、家族からの仕送りである数千元は樊さんの手元には届かず、さらに、樊さんは拷問されて心身ともにダメージを受け、衰弱して痩せてしまった。

 かつて西昌市刑務所は、法輪功修煉者・胡雲懐さんを長期にわたって飢餓状態にさせた。結局、胡さんは、2010年10月18日、刑務所の中で餓死したという。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://big5.minghui.org/mh/articles/2013/9/30/280495.html)
 
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