【明慧日本2013年10月5日】
善意の念を抱き、初めて良い真相伝えの効果が得られる
邪悪な環境の中で、特に迫害を受けるとき、私達は迫害に参与している刑務所の警察や理性の失った刑事犯達を「邪悪」として考えがちです。実際、真に迫害作用を起しているのは彼らの背後にいる邪悪な要素です。例え不当な待遇を受けても、私達は内に向けて探し、自分に何らかの執着心があるのではないかと自問すべきです。迫害に遭った際、大法弟子が発正念をするのは旧勢力による迫害を否定するということです。その時も、私達は内に向けて探せるなら、それは師父の按排に従っており、それによって自分の心性を高めることになります。なぜなら、大法弟子の向上が最も重要なことですから、師父のおっしゃった通り、「皆さんもご存じのように、われわれが真に修煉するためには、良性の信息を重んじ、宇宙の特性に同化することを重んじますので、善を大事にしなければならないのではありませんか?宇宙の特性、真・善・忍に同化するには、その善を重んじなければなりません。」(『轉法輪』)、私達はどんなことをしても、常に真っ先に他人の為に考え、必ず慈悲心をもって優しく衆生に当たるべきです。
もう一つ、私達がはっきりと認識しなければならないことは、悪事を働く人は必ずしも救いようのない人ではありません。常人は常人社会に影響され、自分の目の前の利益を重視しがちで、そのような人たちの一部は、ただ利益の追求に駆られ、知らず知らずのうちに邪悪に悪用されて悪事を働いているだけです。師父は『悪を取り除く』の中でおっしゃいました。「なぜならば、これらの人の中に確かに根基の良い人がおり、生命の輪廻の中で前世はすべてとても良い人であり、また上界から下りて来た生命もいるため、今生はスパイだからといって、済度しないわけにはいきません。」 私達は迫害を抑制、制止すべきですが、その前にまず善意の念をもって彼らにはっきりと真相を伝えるべきです。彼らを真に救えるなら、彼らの世界にいる衆生を救うことになります。もし、私達が自身の執着によって彼を救えないなら、一つの世界の全ての生命を壊すことになります。よって、私たちは自分の言動の一つ一つを、法をもって量り、人間の観念を持って対処せず、縁のある人の済度を容易に放棄してはなりません。大法弟子が迫害を受ける中で、自分に迫害を加える人を救うことこそが、大法弟子の威徳です。
私につけられた「監視役」の2人は、私は彼らの役目を認めませんが、ただ、彼らを「警備員」と「勤務兵」として考え、彼らの為にも考慮するようにしています。ある日、私はシャワーを浴びて出てきたとき、監視役がいませんでした。私は一人で帰らず、そのまま彼を待つことにしました。通りかかる人に、「何を恐れていますか? 一人で帰れば良いではありませんか?」と聞かれ、私はこう答えました。「何かに恐れているわけではありません。私たちは師父に、どんなときもまず他人のために考え、このようにすれば他人を傷つけてしまうのではないかと考えるようにと教わりました。もし私が一人で帰って、警察に見つかれば、私には何もしなくても、その「監視役」を苛めるでしょう? 彼を罵ったり、審査時に彼の評価点数を減らしたり、場合によっては彼の減刑にも影響を与え、彼はきっとうれしくないでしょう? そして、彼はその鬱憤を私にぶつけ、あるいは私に過激な行動をする可能性もあります。それなら、彼は悪いことをしたのではありませんか? 高く言えば、彼は修煉者に対し債務を負うことになり、それによって彼の一生が壊されることになります」。 その人は私の話を聞き、「あなたたち法輪功を修煉する人はやはり良い人ですね。」と感慨しました。
人間には情があって、修煉者として情を放下しなければなりませんが、しかし、私たちは周囲の人たちと仲良く暮らさなければなりません。大法弟子が発正念をするとき、宇宙の全ての邪悪を粉砕することができるという唯我独尊の勢いがなければなりません。その「滅」という字で全宇宙を覆います。しかし、常人と接するとき、どんなことをしても彼らのために考えるべきです。
一回、刑務所で彼らにいわゆる「思想転化」を強いられたとき、私は610弁公室の違法行為に抗議する為、断食の手段を取りました。しかし、邪悪に騙されている人達を傷つけないように、私は一種の穏やかな気持ちで対応しました。断食を始める前に、私はまず「監視役」に断食の理由を説明し、彼らの理解を得ました。「監視役」は私に言いました。「私たちはあなたを支持します。もしお腹が空いたら食べても良いですよ。誰にも言いませんから」。私は答えました。「あなたたちの好意に感謝します。しかし私たちが修めているのは『真、善、忍』であって、決して偽物を混ぜてはなりません」。 そして、私は刑務所の警官たちにも「このような環境の中で、自分の信仰の権利を維持する為に、私は自分の命をもって抗議しても惜しみません。私の断食は3日間を超えません」と伝えました。彼らに真相を伝えるとき、警官の一人が私の話を聞き、涙を流しました。その後、私は刑務所所長に断食について手紙を出し、彼らにこう説明しました。「私の断食は法輪功に対し行われているこの迫害に抗議し、610弁公室の法律を圧倒する権力の行使による不法行為が刑務所まで浸透していることに抗議しています」。 また、610弁公室のメンバーに私は手紙を書き、彼らのいわゆる「思想転化」についての私の見解を述べ、彼らの違法行為を暴露し、彼らに私の「真、善、忍」に対する堅い信念も示しました。最後に、私は検察官と会い、関連部署に悪人が行った体罰や、人権を侵害する違法行為を控訴しました。私は終始一貫して真相を伝え、衆生を救うという正念をもってこの件に対応した為、私の断食は本当に3日で終わり、いわゆる「転化」もうやむやになりました。私は実際の行動をもって大法を実証しただけでなく、これを機に多くの人に法輪功について新たに認識させ、一から自分達の位置づけをさせることができました。事後、ある警察官が私にこう言いました。「あなたの身から、あなたたち法輪功の境地が見えました」。 もう一人の警察官は、「あなたたち法輪功の真理への追求精神に感服しました」と言いました。その後、彼は多くの良くないものを取り除き、次第に無神論の毒害から解放され、仏法への探求を始めました。
(続く)
(明慧ネット第8回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)
(English: http://www.clearwisdom.net/html/articles/2011/12/12/130051.html)