情を放下し 慈悲を修めよう
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文/四川省の大法弟子

 【明慧日本2014年1月9日】わが地区には70歳を超える高齢の大法弟子がいます。彼女は1996年に修煉を始めて以来、非常に精進し、「三つのこと」をしっかりと行っています。彼女の家は資料を作成する場所だけでなく、学法の場所でもあり、ご主人、子供、嫁や娘婿、孫達も法輪功の素晴らしさを知り、彼女の修煉を支持してきました。

 しかし最近、彼女の孫達が大学卒業後の就職活動の中で、就職先(非常に潤っている国有企業)の政治審査にぶつかり、会社側はネットで彼女が法輪功を修煉していることを知り、当地の公安局に彼女が修煉をやめた証明書を提示する要望を出し、それがなければ採用できないと言ってきました。当地の公安局は彼女に保証書を書くよう責め、彼女に断られると、彼女の一家を動員して彼女に保証書を書くよう脅迫し、それでも書かないと言う彼女に、嫁は泣きながら「貴方は少しも善ではありません。自分がもっと長く生きられるようにやってきただけですよ。孫達の前途など気にもしないのでしょう!」と言いました。。そして師父や大法に対しても不敬な事を言いました。結局、孫の未来と家族の法輪功に対する誤解を解くため、彼女は本意ではありませんでしたが、保証書を書きました。その後、家族は彼女に学法場所や資料作成場所の撤回を強いたので、同修たちが訪ねて行くと、家族に怒った目つきで見られ、彼女が出かけると、嫁は尾行して、彼女は非常に苦しく感じました。

 私自身もその類の魔難に遭ったことがあります。私の子供(『轉法輪』を読んだことがあり、法輪功の良さを認める)は、ある大都市で仕事をしており、最近会社は彼を抜擢しようとしていますが、同じく政治審査の際、ネットで私が法輪功を修煉している事を知り、抜擢をやめました。子供はその圧力に耐えられず辞職し、他の仕事を探し出すと同時に私にこう言いました。「あなたは少しも私のために考えていません。私のことを愛していません。法輪功が良いなら家で1人でやれば良いのに、なぜ外に出る(真相を伝えに行く)の?」。そして私に彼と法輪功のどちらか一つだけを選択しなければ自分は家を出る、連絡もするなと言いました。私の兄弟達も私を叱責し、妹(法輪功を修煉したことがあり、苦に耐えられず、迫害を恐れ、病気になった時だけ『轉法輪』を読んでいる)は私が真相資料を配り、連行されたことによって子供に悪影響を与え、友人の排斥を引き起こし、大法を破壊しているとまで言われました。私は非常に苦しみ泣き叫んで、修煉は難しいと思いました。

 しかし、泣くことは何の役にも立たず、多く学法し内に向けて探し、初めてこの関を乗り越えられると思いました。

 師父は『轉法輪』の中で説かれました。「情から抜け出すことができれば、誰もあなたを動揺させることができず、常人の心があなたを動かすことは不可能となります。それに取って代わるものは慈悲の心であり、より高尚なものです」

 そうです。私は子供に対する情が重すぎるのです。大法を修煉する前の私は仕事以外、全ての精力を子供に注ぎ、彼らのために生きていると言っても過言ではありませんでした。法輪功を修煉しだした私には、「自分が修煉すれば、子供も受益する」との情が潜んでおり、しかも私が修煉を始めてから、子供も確かに受益しました。成績がうなぎのぼりに良くなり、順調に一流大学に合格し、順調に大都市で仕事を見つけ、26歳で総監督の職に就きました。

 修煉は厳粛です。人が神になるには、必ず「修して執着を一つも漏らすこと無きを得れば」でなければなりません。(『洪吟』「迷中修」)

 師父が法を正される時期は最後に近づき、師父は私達と衆生のために巨大な難を耐え忍んでくださり、同修たちは自身の安否を顧みず衆生を救い、自分の尊い命を差し出しても構わずにいるのに、私は情のために泣いています。私が円満成就できなければ、私の子供、私の家族、私の世界にいる衆生はどんな悲惨な境地を迎えるでしょうか? 私が成就できなければ、どうして師父の苦心の済度に報えるのでしょう?

 師父は説かれました。「本当に修煉を決意した人にとっては、もし耐えることができ、さまざまな利益を前にして執着心を捨て去ることができ、そういうものに淡泊になれたら、こういうことを真に実行できれば、難しいことは何もありません。難しいと言う人は、こういうものを捨てられないからにほかなりません」(『轉法輪』)

 私は師父の法像に向かって言いました。「弟子は必ず人間の情を放下し、全ての執着心を取り除き、家族に、そして衆生に優しく接し、理智と慈悲を持って彼らを救います。師父、どうかご安心下さい」。この時、私は心身ともに軽くなり、一つの大きな荷物を降ろした感覚を覚えました。

 子供や孫達への情は高齢の大法弟子の最大の執着です。旧勢力はその執着を利用し魔難を作り出してきますが、私達がその情を放下すると決心して、全てを師父の按排に委ねると決めた時、旧勢力は何もなす術がなくなります。数日前、子供は電話を掛けてきて、もっと良い仕事を見つけたと言い、2、3年後に故郷に戻ってくると父親に伝えました。

 邪悪はパソコンやインターネットを利用し、大法弟子及び大法弟子の家族を迫害することが普遍的になっています。皆さんに一つ提言したいのですが、発正念の際、次のもう一念を加えてください。「邪悪のパソコンにある大法弟子の一切の情報を消去し、邪悪がパソコンやインターネットを利用して、大法弟子や大法弟子の家族に行う一切の迫害を許しません」

 次元に限りがあり、法に沿っていない部分があれば同修の指摘をお願いします。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/12/31/284863.html)
 
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