法に沿って修め、家庭の関を乗り越える(二)
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文/山西省の大法弟子

 【明慧日本2013年11月23日】

 二、正念を強め、自分の修煉環境を切り開く

 主人は私が真相を伝えに出ようとすることに反対していました。2010年のお正月、主人の数人の友達が我が家で食事を取った後、私が彼らに私の煉功テープのケースの上に咲いていた優曇華(うどんげ)の花を見せようとした時、主人は再び怒りだし、家族全員を召集し私が真相を伝えることを批判し、阻止しようとしました。

 当時、私はこれが表面上の人間による迫害ではなく、背後で邪悪な生命が操っていることに気づき、数人の同修に一緒に発正念をしてくれるよう連絡しました。主人は私に、今後外に出て真相を伝えず、家に大法の資料を持ち込まないよう保証することを強い、でなければ離婚すると言いました。

 私は他空間から来る大きな圧力を感じ、頭は重く、脳裏は真っ白でしたが、一念だけを堅持していました。絶対に邪悪に妥協せず、誰にも何も保証しないことです。大法は私の命であり、私に大法を放棄させるのは私の命を奪うに等しいです。私は彼らの要求を呑まず、主人に離婚協議書を書くよう要求された時、私はこう書きました。私が離婚に同意するのは、あなたの恐れる心を解消してあげようとしたからです。今後、私に何があってもあなたとは無関係です。私は子供達の面倒を見なければならないので、離婚してもこの家から離れません。あなたは私が大法を実証することに一切干渉してはなりません。そして自分の名前をサインしました。主人は協議書を見た後、何も言わず、署名もせずに行ってしまいました。私はこれが同修達の協力と、自分の堅い修煉の信念が邪悪を震撼させた結果だと思いました。私はその「協議」を破り、この件も未解決のまま棚上げになりました。その後、彼は二度と私がする「三つのこと」に干渉せず、私は自分の家で資料点を立ち上げました。

 師父はおっしゃいました。「人間は実践の中で本当に自分を錬磨しないかぎり、向上することはありえません。」「それらの難はもとよりあなた自身が持っているもので、われわれはあなたの心性を高めるためにそれらを利用するのですが、いずれも乗り越えられるようにしてあります。あなたが心性を向上させさえすれば、必ず乗り越えられるものです。それを乗り越えようとする気がなければ話は別ですが、乗り越えようと思えば、乗り越えることができるのです。」(『轉法輪』) 出来事に遭遇したとき、その表面で誰が正しいかという事に留まらず、その事件が自分のどのような人心と関わっているかを考え、その人心を取り除くことこそが自分の向上に繋がります。

 三、師父が按排した道を歩み、子供と共に成長する

 2004年、娘と息子を持ち、10年前にすでに避妊手術を受けていた私は、再び妊娠したことが分かりました。私はこの子供を生みたくないと思いましたが、しかし修煉者として殺生してはならず、このことが起きたのも偶然ではないと思い、この三人目の子供を生む決意をしました。

 懐妊中、ちょうど主人と第三者の問題で最も揉めて、関係が悪い時期でしたので、私は精神的苦痛に耐え切れず、何回も命を絶とうとしましたが、お腹の中の子供を考え、忍んできました。子供が生まれた後、主人は何日も留守か、あるいは家にいても私と喧嘩をするだけで、それに耐え切れなかった私は死のうとしましたが、母親を失ってしまうことになる子供を見て、再び死ぬという考えを消しました。

 子供は徐々に成長し、私と一緒に学法するようになりました。彼は心性を良く保ち、私が大法を実証することをする際、彼は一回も私の邪魔をしたことなく、風雨の中で私と一緒に苦労を舐め、難局を乗り越える私の伴であり、主人との間の絆でした。

 今悟ったのですが、生まれてきた子供は大法と縁を結び、大法を得る為に来ただけでなく、私という意気地の無い弟子に対する師父の慈悲なるご加護でもあります。師恩に深い感謝の意を表すため、私は精進し、着実に修めるしかありません。

 師尊の慈悲なるご加護に感謝し、同修達の無私の助力に感謝します。

 (完)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/10/25/280787.html)
 
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