黒竜江省の労働教養所 法輪功修煉者に「吊号」の拷問
【明慧日本2014年4月10日】黒竜江省の長林子労働教養所は、法輪功修煉者を拘禁し、迫害するアジトとなっている。当所での最もひどい拷問は「吊号」であることが知られ、多くの修煉者がこの拷問で苦しめられている。
「吊号」は、コンクリートで作られた檻(106×105cm)に監禁され、修煉者は鉄の門(50×104cm)から入れ込まれると、門に背を向けて、奥に面して後ろ手で手錠をかけられる。こうして、立つことも座ることもできない姿勢のままで、7日から20日間にわたって監禁され続ける。監禁中、監視員は修煉者の睡眠を禁止し、この拷問を受けている修煉者が少しでも目を閉じると、すぐに修煉者の体を棒で突く。
依蘭県の金喜貴さんは2年間にわたる不当拘禁の間、上記の拷問を繰り返し4回も受けた。本人はこの拷問のひどさについて、当時の悲惨な場面を思い返しながら、「目を開けたままで寝るしかない状況だった」と話した。
閻(えん)継国さんは「吊号」で20日ほど苦しめられた。そのため、40日間以上、箸を手に握ることさえできなくなり、手が不自由になった。
孔暁海さんは「吊号」で7日ほど苦しめられ、足の腫れと膨らみが驚くほどひどくなったという。