黒竜江省:洗脳班に迫害された女性 胃ガン発症
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 【明慧日本2014年3月8日】黒竜江省の七星農場に在住の法輪功修煉者・石秀英さん(60歳女性)は2011年12月2日、地元の警官に家宅侵入され、家財を没収されたうえ、連行されて青龍山法制教育拠点(法輪功修煉者を迫害する洗脳班)に入れられた。洗脳班で石さんは精神的にも肉体的にも残酷な迫害を加えられた。そのため、石さんは全身に痛みを感じ、胃ガンになり、手術で胃を切除した。

 2011年12月2日11時ごろ、七星公安分局の警官10数人が突然、石さんの自宅に侵入した。警官ら石さんの所有する住宅二つも家宅捜索を行い、法輪功の関連書籍、携帯電話、MP3、現金などの私物を没収し、石さんを強制的に連行して直接、洗脳班に送り込んだ。

 洗脳班に入った途端、石さんはある部屋に連れられ、洗脳班の人員8人に囲まれた。彼らは石さんを恐喝しながら、法輪功への誹謗中傷を行い、石さんに法輪功の修煉をやめるよう、「転向書」「反省書」などを書くことを強要した。石さんは昼から翌日の朝まで立たされ、睡眠を許されず、食事も与えられなかった。さらに、警官は石さんを蹴ったりした。

 立たされている間、疲れと餓えで石さんは意識もうろうとしていたとき、洗脳班の人員にペンと手を握られて「転向書」を書かされた。少し意識が回復した石さんはすぐに抵抗したが、警官に殴られ、「転向書」を強制的に書かされた。洗脳班で石さんは毎日、脅迫されながら、法輪功をけなすビデオを見せられ、法輪功を中傷する文章を書かされ、強制洗脳を行われた。そのため、石さんは精神崩壊になりかけ、自分の意に反して洗脳班の人員の言う通りに従ってしまった。その後、石さんの健康状態が悪化し、毎日めまいがして頭痛があり、胃の痛みも激しくなった。仕方がなく、石さんは自費で青龍山病院に行き、治療をしてもらったが効果はなく、10キロも痩せてしまった。

 洗脳班で42日間拘禁され、家に帰った石さんは全身に痛みを感じ、特に胃が痛かった。その20数日後、建三江病院で検査を受けた石さんは「胃ガン」と診断され、手術を受け、胃の4分の3を切除した。手術を終え、石さんは4日間意識不明になり、20数日間歩くことができず、医療費が2万3千円かかった。このような窮地に追い込まれた石さんは悲観的で絶望し、自殺まで考えたという。

 それから、石さんは新たに法輪功の修煉を始め、その半年後に健康を取り戻した。しかし、2012年末、青龍山洗脳班の主任が石さんの自宅へ行き、石さんに法輪功をやめるよう強制したが、石さんは従わず、修煉を続けた。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/2/16/287718.html)
 
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