人心の多い「高人」にならないように
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文/中国の大法弟子
 
 【明慧日本2014年4年13日】明慧ネットの最近の報道で、「高人」がいろいろな地域に現れ、あちこちへ演説に行っており、一部の学習者は動揺して、「高人」について行く人もいたと言います。この問題について、私の個人的な考えを皆さんと交流したいと思います。
 
 はっきり言って、私はあれらの「高人」達に対して、評価したくありませんし、言いたくもありません。ただ、それらの「追随者」達に言いたいことがあります。
 
 これらの「高人」の話を聞いただけで、修めて成就することができるでしょうか? 自分の胸に手をあてて、良心に問いかけてみたらどうでしょうか? 人を欺いており、自分をも欺いているとは思いませんか? 幸い、このような「高人」が現れて数年しか経っていません。もし千年前に現れたとしたら、今日の人類はとっくにいなくなり、彼の説得力でみんなは天上まで行ってしまいます。「高人」は車に乗ってあちこち動き回っているので、大変です。彼らの話を聞きたい人が増えているのではないでしょうか? 法輪功の修煉者だけに演説する必要があるのでしょうか? 他の法門の人に演説したら、どうでしょうか? どうして必ず法輪功と勝負するのでしょうか?
 
 考えてみれば、このようなことは把握しやすく、そんなに難しいことではありません。「高人」に関して、法によって解決する資格はありません。彼らはよく知らないのに知ったふりをしています。実は金持ちの人は人に自慢しないのです。かえって、貧乏な人は自分が金持ちだと思い込み、人に見せびらかします。「高人」達のやっていることはまったくその通りです。
 
 私はこう考えています。「世の中には、良い生命と悪い生命が同時に存在しており、陰陽と相生の理があります。なので、これらの『高人』は必ず公の場に現れます。私達は修煉者なので、高い次元を目指して修煉しています。ですから、物事を判断し把握するときに、法を基準にすれば、よく分かるはずです。私達が『人間』から離れたいのならば、執着心を捨てなければなりません。もし自分のやる気が人心のもとで働いたのであれば、最後には『人間』という道に残されるしかありません」
 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/5/8/273178.html)
 
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