旧勢力に主元神を連れ去らないように
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2014年5月1日】私は幸運なことに、1997年に大法を修煉し始め、今年81歳になりました。17年来、師父の保護の下で、病気で有名だった私が健康になり、体も若い人のように軽くなりました。修煉していない人も「大法は本当に素晴らしい、修煉すると80過ぎた人も70ぐらいにしか見えない」と言います。

 旧勢力の妨害で、最近私の健康状態はあまりよくなく、せき、寒気、熱、めまい、体がだるいなどの症状が現れました。ある日、正念を発するときの体験が私に目を覚ませました。旧勢力はこれで私を破壊しようとしています。

 3月24日の正午、正念を発して手を立てた時、自分から1メートルぐらい離れた山の頂上に師父が座っているのが見えました。師父は煉功ビデオの中の銅像のようでした。私は嬉しくて、師父!師父!と呼びましたが、返事はありませんでした。その時、山がだんだん大きくなって、遠くへ飛んで行きました。私は焦って、追いかけるために飛びながら、師父を呼んでいましたが、相変わらず返事はありませんでした。

 私は山の反対側の、とても暗い怖いところへ飛んでいたようでした。師父と山も見えなくなりました。突然私は目が覚めたように、それは師父ではない、旧勢力が化けたものだと意識して、直ちに大声で「助けて! 早く助けて!」と叫びましたが、やはり誰も返事してくれませんでした。

 恐怖の中で、危機一髪の中で、私は急に師父の名前を呼ぶことを思い出し、連続して3回「李洪志師父、助けて!」と呼び、瞬間にその恐ろしい場所が消えました。この時の私は、もう一つの山の真ん中ぐらいに座って正念を発していました! 気持ちはとても静かで、穏やかでした。出定した後、心臓はまだしばらくバクバクしました。

 学法グループに行った時、発正念の時の体験を同修に話しました。同修たちは「それは旧勢力が師父に化けて、あなたの主元神を連れ去っていこうとしました。幸い、慈悲なる師父はお告げを下さって、師父の名前を呼ばせ、助けられました」と悟りました。私は感激して合掌し、師父に感謝しました。

 この事を通して、私は二点を悟りました。

 一、旧勢力の大法弟子への迫害は過酷なもので、形式も多様です。労働収容所での迫害、病業の幻像での迫害、他の災難での迫害、更に恥ずべきなのは師父の形象に化けて私たちを騙そうとしているのです。しかし、旧勢力がいくら狡猾にしても、大法弟子である私たちはまじめによく法を勉強し、確実に修め、固く師父と信じ法を信じれば、旧勢力の迫害は無駄に終わります。

 邪悪な旧勢力は、簡単に大法弟子を手放すことはありません。私は今、再び病業の魔難の中で戦っていて、旧勢力に隙を乗じられたと分かっています。今後、真剣に三つのことをよく堅持していくと同時に、正念を発して旧勢力のすべての按排を否定しながら、師父が私たちに教えてくださったように、内を向けて探します。

 探さなければ分からないですが、探してみればびっくりしました。10数年も修煉して、またたくさんの執着心がありました。例えば、常人に大法を修煉してから若くなりましたと言われると喜びます。同修に「三退」させた人数が多いと言われても喜びます。時には顕示心も現れます。これらは取り除くべき執着心ではないでしょうか?!

 また、体に魔難が長く続くと、師父はまだ自分を見ているかどうかを疑います。また、自分の主元神が旧勢力に連れ去られたのではないかと時々思います。正念を発する時も、自分の正念は効きますかと考えてしまいます。

 これらは全て魔の妨害であり、われわれに師父と法を100%信じさせないようにするためです。私はまだ多くの人心を取り除いていませんが、何でもできる師父が私を見守っていっらっしゃいますので、私は大法で自分のすべてを正すことができるから、絶対に旧勢力のすべての按排と迫害を認めません。

 師父は「難しいのは、旧勢力があなたを簡単に手放さないところにあります。旧勢力はあなたの隙に付け入ろうとしており、あなたに少しの油断があれば、付け入られてしまいます」、「大法は法を正す中で、旧勢力の按配を認めず、師父である私もそれを認めていません」[1]と警告されました。

 二、固く師父と法を信じます。宇宙のすべては師父が作られ、とても大きな神通力を持っていっらっしゃるので、弟子として、100%師父と法を信じるべきです。魔難に遭う時、必ず師父に助けを求めるべきです。師父のお名前を呼び忘れないようにしてください。邪悪は師父のお名前を聞いたらすぐに解体され、あるいは逃げてしまいます。師父は『正念』の経文を発表し、弟子の正念を加持してくださっています。「腐敗物と異物を一斉に消滅させる」「2」。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『各地での説法二』「二〇〇二年米国フィラデルフィア法会での説法」
 [2] 李洪志師父の経文:『正念』

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/4/22/290348.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2014/5/1/416.html)
 
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