理髪の仕事の中で真相を伝える
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文/河南省の大法弟子

 【明慧日本201464日】私は1999年に法輪功を学び始めました。師父のご加護の下で、私は失敗を繰り返しながらやっと今日まで歩んで来ました。この間、修煉による心性の向上と昇華の後の喜びもあれば、関門をうまく乗り越えられなかったための苦しみもありました。私のように全身業力だらけの人を、神の道を歩む法を正す時期の大法弟子に育ててくださった師父に感謝いたします。今日、私はいかにして家庭の魔難から自分を修め、自分の修煉の道を正しく歩んできたかについて話したいと思います。

 大法は広く伝えられ、大きな称賛を受け、煉功する人はますます多くなりました。しかし19997.20以後、江沢民集団が大法に対して嘘をでっち上げ、師父を誹謗中傷し、天地を覆い隠すような迫害を始めました。我が家も黒い影に覆われ、家族は私に修煉を放棄させようとしました。しかし、私に生きる希望を与えてくださり、人生の真の意味を分からせてくださったのは師父であると、私の心の中でよく分かっていました。私は絶対に修煉を放棄しないと心に決めていました。

 私は姑と同居しています。時にはトラブルも起きますが、そうした場合、私はまず自分の問題点を探しました。それは師父が私たちに与えてくださった宝物です。何かあったらまず内に向けて探し、自分に問題点が見つかった後、姑に話しかけると腹が立ったことも忘れてしまいます。

 理髪の仕事の中で真相を伝え

 私は家で理髪の仕事をしています。理髪に来るすべての人に私は真相を伝えるようにしています。しかし、姑はそれが嫌で、「家で真相を伝えるのは止めてください。もし通報されたら、私たちの生活はどうするのですか?」と言いました(主人が亡くなっているからです)。私は「大丈夫です。私は彼らを救おうとしているのですよ」と言うと、姑は「誰があなたに人を救わせているのですか」と聞きました。私は「私の師父がそうさせているのです。人々は法輪功迫害の実情が分かり、善悪をはっきり見分けることができれば、彼らは平安になり中共(中国共産党)の虚言に騙されないようになります」と答えました。姑は「街に出て人を救うなら私は構わないのですが、家の中では駄目です」と言うので、私は「家で理髪の仕事をして人と接しているのは、人を救うためです。他のことなら、私は何でもお母さんの言う通りにしますが、この事だけは許してください。私は法を正す師に手伝うため、人を済度するために来たのです。私には歴史の責任がありますから、誰も妨げることはできません」と言うと、姑は更に怒って、「駄目なものは駄目です」と言いました。

 私は旧勢力が彼女を操っていることが分かり、また私の師と法に対する信念が試されていると分かりました。姑は怒って、私が用意した食事もとらずに寝てしまい、私がいくら説得しても、姑はどうしても食事をしないの一点張りでした。私は全く心を動かさず、とても平然としていました。私が真相を伝え、法を実証することは間違っていないし、師父のおっしゃる通りに実行しているので、自分の正念を固めなければならないと思いました。私は彼女の背後の要素を一掃するよう発正念をしました。午後になり、姑に話しかけると彼女の態度は穏やかになり、食事をするようになり、こうして姑の件は解決しました。

 私は店に来る人に真相を伝え続けました。時には姑はお客さんに「彼女の話を聞かないで、私たちを通報しないでください」と言いました。姑が私のことを心配しているのを見て、私は姑に「私を阻止しないでください。人は法輪功が迫害されている内容が分かり、初めて平安になります。もし真相を知らず嘘を信じてしまえば、善悪を見分けることが出来ず淘汰されてしまいます。今の世の中では人間と神が同時に存在しており、大法弟子だけが人を済度しているのです」と言いました。

 師父は「大法弟子よ、皆さんは濁世に輝く金の光であり、世の人々の希望であり、師に手伝う大法徒であり、未来の法王なのです」[1]とおっしゃっていますので、私はこうして堅持しています。

 村に住む古い共産党員はずっと私の所で理髪をしています。ある日私は決意して、彼に三退し平安を守ることを伝え、中共から脱退してもらおうとしました。しかし、それを聞いた彼は、恐れて半年も理髪に来なくなりました。この間、彼の奥さんは交通事故に遇いました。その後、彼のお孫さんが理髪に来た時、私はお孫さんにお守りを渡し、「真・善・忍は素晴らしい」「法輪大法は素晴らしい」と念じるように伝え、お孫さんはそれをすぐに受け入れました。私は更に「もしおばあさんが声を出して言うことができなければ、心の中で念じてください」と伝えるように言いました。彼のおばあさんはすでに真相を知っていて、大法が素晴らしいことも分かっています。しばらく経ってから、古い共産党員がまたやって来ました。私は今度は必ずしっかりチャンスを掴もうと思いました。私はまず慈悲で偉大な師父にご加持をお願いし、彼の背後に潜んでいる邪悪の黒い手、卑しい鬼、中共の邪霊と乱神を一掃するように発正念をしました。

 私はまず彼に、法輪功が人に良い人になるように教え、道徳を回復させ向上させ、心を浄化するものだと説明しました。そして「全ての人は自分の仕事をきちんとこなし、いかなる環境においても良い人になるように目指しています。この精神的な力は物的な力に変わり、この国、この民族にどれだけの経済的利益とメリットをもたらすのでしょうか? 民衆の道徳を回復させ、社会を安定させたのではないですか?」[2]という師父の説法を伝えました。また、中共が政権を取ってから、三反、五反、粛反、文化大革命、天安門事件、法輪功への迫害、人権への迫害に至るまで災難が絶えず、8千万人の国民を死亡させたこと、また中共は一貫して、偽、悪、闘で民衆を騙しており、特に江沢民をはじめとする邪悪集団は、極めて凶暴で残酷な手口で嘘をでっち上げ、『天安門焼身自殺』を自作自演したことを話しました。「私が三退して平安を守るように伝えるのは、あなたのためです。中共が絶滅するのは天意です。貴州省平塘県掌布郷には27千万年前の大きな石があり、それが500年前に裂けて中から6つの大きな字――「中国共産党亡」が現れました。これは私達の作り話ではありません。私たちは天意を伝えているだけです。中国共産党は幽霊で、さんざん悪事を働いたため、天はそれを絶滅させようとしています」と言いました。また「中共の組織に参加した大部分の良い人が中共の殉死者となって、一緒に淘汰されるのは悔しくありませんか? あなたが心の中で、党、団、隊から脱退すれば命が助かり、福の報いが得られます。それならば喜んで決めるのではありませんか?」と勧め、さらに「修煉者が慈悲の心を持って、人を助けるためでなければ、誰がこのようなことをやるでしょうか? 大法弟子が逮捕され、暴行、迫害される危険まで冒して、また人に白い目で見られることに耐えて、厳冬酷暑の中で慈愛の心を持ち繰り返して忠告するのは何のためでしょうか? それはあなた達の平安のためですよ」と言いました。彼は笑って、「じゃ、私は党員を退きましょう」と言いました。帰る時、私は彼に『中国共産党についての九つの論評』と『私達が未来を教える』の冊子を贈りました。

 正念を持って家庭の魔難を乗り越える

 時間が経つのは本当に早いものです。娘は公務員試験と大学院進学に共に合格しました。これは重大な出来事で、この情報はたちまち村中に広がりました。「あのお母さんは法輪功を修煉しているから絶対採用されないだろう」という噂もされました。それによってわが家は大変影響を受けました。村人は姑に「あなたの息子の嫁は私に法輪功の資料を渡したよ」、「理髪に行ったら、息子の嫁が法輪功についていろいろ言ってたたよ」などと言いました。姑は私に「あなたは他人に法輪功のことを言ってはいけません。孫の進学と就職に迷惑をかけてはいけません」と言いました。私は「そんなことはありません。私がよい人になるように修煉をしているのは誰でも知っています。真相を伝えて、人を救うことはよいことをしているだけです。お母さんは変に思わないでください。行いが正しければ他人の誹謗など恐れることはありません。私は法輪功の師父の弟子で、すべて師父によって管理されています。中共の言う通りになりません」と言いました。

 娘は就職せず大学院への進学を選びました。ある朝、彼女が健康診断に行く時、私は姑とまた真相を伝える話題に及びました。この時、その話を聞いた娘は、自分が影響されるのを恐れて、怒りながら「もうその話を止めなさい。さもなければ、私は健康診断に行かないよ」と暴れました。彼女が泣いている様子を見て、今回私は情に流されそうになり、「早く片付けて行きなさい。遅刻しないで」と言いました。彼女は「私は行かない。あなたは今後法輪功のことを二度と言わないと言ってください」と言いました。私は彼女を適当にあしらい、「分かった、もう言わないよ」と言うと、今度は彼女はさらに激昂して「あなたは永遠に他人に法輪功について言わないことを誓ってください」と言い出しました。この時私は突然心を締めつけられました。これは旧勢力が彼女を操っているとに気付きました。私は「あなたが行くか行かないかは自分で判断してください。真相を伝えることは私の責任です。私は実行しなければなりません。誰も私を止めることができません!」と言いました。この正しく信じる一念は邪悪を滅しました。娘はワーワー泣き、祖母も彼女を慰め、家中はひどく混乱しました。しばらくしてから、娘は出かけました。

 しかし、姑は大暴れしました。自分には息子がいないから、面倒を見てくれる人がいないと言い、また「あなたはこの家をバラバラにする気ですか」と言って、私を追い出して、娘も私と縁を切らせるなどと言いました。彼女がいくら泣いても、何を言われようとも、私は終始心を動じませんでした。私は法を信じ、師を信じ、自分のすべては師父の一存に委ねていますから、誰も私を動かすことはできないと思いました。私は「私は法のために来て、あなた達と一緒にいられるのは前世の縁によるものです。私はこの家族に迷惑をかけることはありません、私は回りの人に福と幸せをもたらすだけです。信じるかどうかはあなた次第です」と言いました。

 しばらくしてから、娘に通知書が来ました。私は娘に通知書を見せてくださいと言いました。それを見ると、中に「あなたの家族、親族に違法行為をしている人がいますか」という欄がありました。私は娘に「『無』と書いてください。お母さんは『真・善・忍』を学んでよい人になろうとしています。違法なことはしていません」と言いました。こうして、娘は大学院に進学しました。

 私は心から師父に感謝いたします。正念を持って正しく行い、100%師と法を信じれば、修煉の道に乗り越えられない難関はありません。「人間がどうしても放下できないのはその心です。その心を本当に放下することができるようになった時、あなたは何も失っていないということに気づくのです。大法を勉強していること自体が福のあることなので、なぜ何かを失うことがあり得るのでしょうか? あなたがもし本当に何かを失ったら、それはあなたが放下できないその心によってもたらされたことであり、いつもその心によって苦しめられていますが、このようにしてあなたにその心を放下させているのです」[3]

 法を正すことの飛躍的な進展に伴い、全体の情勢が変化しており、衆生が目覚め始めています。私はさらに精進して、師父が按排してくださった三つのことをしっかりと行い、以前にうまく出来なかったことをしっかりやり遂げ、自分の修煉に悔いを残さないようにします。

 ただ精進に精進して始めて、大法に同化することができ、始めて師に従って帰ることができます。


 

 注:
 [1] 李洪志先生の著作:『精進要旨(三)』「祝辞」
 [2] 李洪志先生の著作:『各地での説法五』「二〇〇五年マンハッタン国際法会での説法」
 [3] 李洪志先生の著作:『北米第一回法会での説法』

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/4/21/290279.html)
 
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