遼寧省の裁判所 複数回にわたって裁判延期
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 【明慧2014年6月5日】遼寧省盤錦市の大ワ県裁判所は先月7日、法輪功修煉者・馮秀梅さんに対して不正裁判を行った。馮さんの体調は非常に弱く、迫害によって心臓病が発症し、立つこともできなかった。

 これまでの裁判では、警官は2人の弁護士の弁論を妨害し、開廷10分後、法廷での審理を延期することを宣告した。

 5月5日、裁判所は馮さんの弁護士に3回目の開廷通知を伝達した。5月6日、弁護士は裁判所へ行き、案件の調査と馮さんとの面会を求めたが、裁判所に拒否された。

 5月7日の午前9時半、初めて正式な開廷を迎えた。裁判所の関係者は弁護士が所持しているカバンを検査すべきだと言った。弁護士はそれを拒否したため、法廷関係者は弁護士を入廷させず、検査を主張し続けた。

 弁護士が入廷した後、馮さんは3、4人の女性警官に支えられ身震いしながら法廷に入った。馮さんはやつれていて、白髪だらけで、立てられず、話し声はとても微弱だった。席に座っていた公安・検察・裁判所・派出所・住民委員会の人員は、馮さんの様子を見て全員が驚いた。8カ月余り拘禁された馮さんは、いつ命を落としてもおかしくない状態であった。

 馮さんが弁論を終えて、弁護士は起訴状を取り出し、起訴状に書かれた名前と出廷人員が一致しないため、回避を求めたところ、法廷は10分間休廷した。10分後、再び審理を延期することを宣告した。馮さんは多くの警官に取り囲まれる中で急いで退廷した。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/5/16/292239.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2014/5/30/1423.html)
 
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