【明慧日本2014年6月22日】私は農村に住む大法弟子です。1997年の暮、私は今まで貯金してきた2万元全てを、町内で養鶏を営んでいる人に貸しました。毎月一定の利子が支払われることになり、保証してくれる仲介人も署名しました。しかし思いもよらず、その返済時期が来ると、その人は夜逃げしてしまいました。仲介人はその話を聞いて駆けつけ、涙を流して泣きました。私は「私は修煉者だ。師父は私達に何事もまず他人の事を考えるようにとおっしゃっている」と思い、彼女にお金を要求しないだけではなく、また「心配しないで、私はあなたから金を請求しない」と言いました。
2009年、私は当時住んでいた家を売却するつもりでした。そしてある人に6万元で売却する事になりました。しかしその人は裕福ではありませんでした。彼はすぐお金を払う事ができず、ぐずぐずしていました。そのうちに隣近所の人がこの事を知り、8万元で私の家を買うと言いだしました。すると元々家を買おうしていた人はこのことを聞いて、私の元に駆けつけ「もしもこの家が買えなくなると、私は結婚できなくなるかもしれません。父は亡くなってからもう長く、母は身体が不自由です。私は結婚してすぐ、理髪店の仕事ができます。この家の立地はすばらしい。私はこの立地条件を生かして理髪店を開きたいのです。そうして私は生計を立てます」と泣きながら言いました。
しかし身内は「8万より少ない金額なら売らない」と言いました。私は一晩考えました。そして私は自分が大法弟子だと思い、最後に最もこの家を必要としている元々の買い手に6万元で売ると決めました。
彼はこの家を買った後、私の手を握り何度も「ありがとうございます。ありがとうございます……」と言いました。私は 「私は法輪大法を学んでいるからこうしたのです。感謝するのであれば、師父に感謝して下さい」と言いました。
引っ越しの時、向かいの家の同級生がしみじみと言いました「ここ10年、あなたは何人もの人を生まれ変わらせました」。その言葉を聞いた後、私の心は長い間、揺れ動いていました。夜、オンドルに横たわると涙はとめどもなく流れました。この10数来、私はずっと私利私欲をむさぼっていました。しかし今では他の人の事をまず考える事ができる人になりました。師父に感謝します! 法輪大法に感謝します!