山東省:済南市の修煉者 当局により不法逮捕
■ 印刷版
 

 【明慧日本2014年7月15日】山東省済南市中区興隆村商店街の法輪功修煉者・林暁艶さん(57歳女性)は5月12日、当局に拘束され、6月15日に現地の検察院、公安局により不法に逮捕された。逮捕理由は「半年前、街頭に数本の法輪功の真相を伝える掛け軸を掲げたため」だという。

 林暁艶さんは5月12日、長距離列車に乗り、上海へ親族訪問へ行き、上海虹橋高速道路サービスエリアを通って身分証を検査された時、警官に拘束された。その後、5月13日に仲宮派出所の警官2人に上海から済南まで護送され、不法に済南留置場に拘禁された。2014年6月15日、林さんは逮捕された。家族は何度も派出所と留置場へ会いに行ったが、会うことができず、1カ月後に裁判所の裁判結果を待つようにと言われた。

 林さんは民営企業の経営者で、数年前、負債があったため留置場に入れられたことがあり、工場も倒産した。彼女の人生は落ち込み、ひいては自殺の考えが頭をよぎった時、留置場の中で法輪功修煉者に出会い、法輪功の真相を知った。彼女はそれから法輪功を学び始め、人生の意味が分かり、人の世の苦しみ、楽しみに悩まされなくなった。

 2013年12月31日の晩、林さんと数人の法輪功修煉者は暦城区仲宮へ行き、「法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい」、「天は中共を滅する、三退をして命が助かる」などの掛け軸を掛けた。その際、警官に発見され、1月18日には林さんと一緒に行った3人の法輪功修煉者・劉新梅さん、柴迪雲さんと徐延江さんを拘束した。林さんは放浪生活を余儀なくされ、落ち着くところがない状態になり、5月12日に上海虹橋高速道路サービスエリアで拘束された。林さんは今なお済南市の留置場に拘禁されている。

 済南の警官に拘束された3人の法輪功修煉者の中の柴廸雲さんは、少し前に追査国際により暴露された「5百万元誘拐恐喝案件」の中の人質で、スキャンダルが暴露された後、当局は柴さんを釈放したが、当事者の米光亮を処罰せず、未解決のまま棚上げにしようとした。もう一人の法輪功修煉者・徐延江さんは、暦城区検察院から「証拠不足で立案できない」と告知され、釈放された。このような状況にもかかわらず、済南市の国安はこの件で林暁艶さんを引き続き迫害しようとしている。

 林暁艶さんが誘拐された後、彼女の娘は繰り返し留置場に母を釈放するように要求しに行くなど、あちこちを奔走した。そのため、経済的に困窮し。夫婦2人は借金して生活するしかなく、経済と心身の面で大きな損失を受けた。

 ここで、すべての善良な人が林暁艶さん一家の境遇に関心を持つよう呼びかける。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/7/1/294141.html)
 
関連文章