師と法を信じ、確固として修煉の道を歩む
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文/台湾の大法弟子 

 【明慧日本2014年7月22日】慈悲で偉大なる師父、こんにちは! 同修の皆さん、こんにちは! 

『世界法輪大法デーの説法』の「しかし、どんな情況下でも、どんなに難しくても、自分が修煉者だと分かり、前に向かって歩んでいれば、大丈夫です。このように行なっています」の部分を読んで、心を打たれて涙が止まらなくなりました。そこで、この体験文章を書こうと決心しました。 

 修煉の始まり 

 修煉する前、私はかつてある宗教に22年間もいました。2007年に法輪功と出会って、初めて『転法輪』第三講を読んだ時、「われわれは、修煉は専一でなければならないと言っていますが、どんな方法で修煉するにしても、他のものを混ぜて、いい加減に修めてはいけません」の部分に震撼しました。これほど貴重な法理は、かつて誰からも教えられたことがなく、『転法輪』は修煉を指導する神の著作だと私はすぐ分かりました。そこで、徹夜して家にあった宗教の書籍を片付け、別の場所に移しました。百パーセント師父のお教えに従って、修煉の道を歩もうと私は自分に言い聞かせました。 

 香港に行って真相を伝え 

 修煉を始めて1年未満の時、息子が香港に行って1年ほど住んで、そこで着実に真相を伝えようと言いました。当時、彼の父はすでに4年も前に他界していたので、私も同行すると息子に言いました。正直に言って、当時の私は「真相を伝える」ことに対して、具体的なイメージが思い浮かびませんでしたが、ただ出発の前夜に新経文の『二〇〇七年ニューヨーク法会での説法』を読みました。師父は「これはつまり、大法弟子が今日行なったこのすべて、あなたが何かのプロジェクトに参加するにせよ、自ら街頭に出て真相を伝え、資料を配るにせよ、領事館の前に座って邪悪を暴露するにせよ、あなたはいずれも、自らを修煉し、法を実証し、同時に世の人々を救っています」とおっしゃいました。今回香港に行くことはすなわち自らを修煉することだ! と私は自分に言い聞かせました。 

 結局、香港に15日間滞在しました。おかげで修煉に対して私は更に深くいろいろなことを体得できました。香港で多くの同修と一緒に宿泊したことのある人はきっと覚えていると思いますが、毎晩みんなで『転法輪』を2講も学んで、列に並んで洗面や入浴して、床にシーツを敷いて眠ります。本当に心性を鍛える良い環境です! そこで、同修たちは優しく煉功動作を直してくれました。そこで、私は座禅を学ぶ時、身に染みるほどの痛みを我慢して、両足を組んで5分しか組めなかったところから、1時間を目指して頑張りました。更にそこで、私は発正念の意義を認識できました。毎日目を開けると「三つのこと」です。観光名所で真相を伝えることは、どの場所もいい加減にしてはいけません! 同修たちと真相看板などを台車に載せて名所に着いて、そして発正念して「三退」を勧めて、毎日繰り返しそのようにしています。 

 香港にいる間にまた深く印象に残ったことがあります。つまり息子と「親子の情の関」を乗り越えることです。私は2回目に台湾から香港に行った日、すでに香港に半年も住んでいた息子は空港まで出迎えに来てくれました。しかし、その日の夜中に息子の体に異変が起きて、耳と片側の顔はひどく腫れ上がって、顔立ちは別人になったようでした。髪の毛が大量に抜けて、食べ物を飲み込むことができず、流動性のものしか喉を通らなくて、すごく汗をかいて全身に力が出ません。翌朝、息子と同じ寝室の同修は「彼は一晩じゅう一睡もできなかった」と報告してくれました。しかし私は心を動ぜず、依然として駅に行って新聞を配りました。自分は使命があって香港に来たので、真相を伝えて衆生を救うために、息子に対する情を捨てるのです。母親として息子の体にこんな異変が現れたのを見て、法理に踏まえて認識しないと、誰もが見ていられません。しかし、すべては師父に任せて、内に向けて親子の情を捨てて、衆生を救い済度することを第一位に置こうと私は少しも揺るぎなく思いました。そして冷静に周囲の同修に「私が台湾に帰ったら、息子はきっとすぐに治ると思う」と言いました。 

 私は台湾に帰った後、案の定、息子の体調はだんだん良くなって、生まれ変わったように以前よりも元気で健康になりました! その時の修煉過程を思い出すと、師父の苦心の按排に対する感謝で胸いっぱいです。師父と大法を信じて人心を放下してさえすれば、乗り越えられない難関はないと、深く感銘しました。 

 ある日の夕方、観光名所から帰って来た私はまず息子の様子を見に行って、午後、同じ名所にいた同修との交流内容を息子に伝えたら、意外に息子は私を直視してとても厳粛な口調で、「同修よ、香港で真相を伝えることは容易なことではありません。名所で大陸の観光客に『三退』を伝えるほか、余計なことを何もせずに、ただ発正念をするべきではないですか? さっきあなたが言った事を聞いたら、まったく時間の無駄だと思う!」と言いました。 

 私はとても悔しくなって、涙をこらえて「はい、分かった、分かった」と言うしかありませんでした。私を慰める同修は「二人が言ったことは、どちらも一理があって、どちらも間違っていない」と言ってくれました。しかし法理に対する認識を深める従って、観光名所で真相を伝えることは確かにとても厳粛だと分かりました。それから、大法のプロジェクト、真相を伝えること、学法と交流などを、私は常に厳粛な態度で扱うようになりました。 

 神韻公演のチケット販売に携わる 

 神韻公演が台湾で巡回公演を行うのは今年で8年目になります。修煉を始めた2007年に自分でチケットを買って観賞した私は、2008年になんとチケット販売の業務に携わるようになりました! 神韻公演は師父が芸術を通して衆生を救うための方法の一つなので、一枚一枚のチケットの背後に師父が救いたい生命がいるのです!  師父は『各地での説法十』「更なる精進を」の中で「大法弟子として、正念は法に由来しており、あなたの人間としてのアイデアがいかに良いのか、人間としての方法がいかに優れているのかを修めているのではなく、正念をもって物事に対処しているかどうかを修めているのです」とおっしゃいました。 

 ここ数年、チケット販売に携わる中で、ある非常に不思議な事を経験しました。それを通じて、師父はただ我々の心を見られ、自分の考えが大法に符合する時、師父は最も良い按排をしてくださることを体得しました。2011年、台中市での神韻公演は3月24日に始まりますが、公演一週間前にっても、高価格のチケットはまだたくさん残っていました。一人でコールセンターで当番をしていた私は、コンピュータのスクリーンに向けてとても強い一念を出しました――「高価格のチケットをこれほど残してはいけない、高価格のチケットをこれほど残してはいけない」と二回話しました。深夜11時頃、あるテレビの広告を見た女性が電話をかけてきて、10枚のチケットを購入しました。翌日はちょうど週末で、一日を通してコールセンターは126枚を売り出して、126枚とも高価格のチケットでした! 本当に不思議な奇跡です! 万事は法理に踏まえて考えて、正念をもって測って、人心と観念を取り除いて師父の要求に従って行えば、大法の威力はきっと現れてきます。 

 師父は私たちにこのような修煉環境を設けてくださって、チケット販売を通じて心性を高めさせています。チケット販売は一種のサービスの仕事なので、面倒くさがってはいけません。そして、チケット販売をしている中で、心性を高めて同修たちと協力しなければなりません。つらい思いをしても、自分の心が刺されるような発言を聞いても、無条件に内に向けて探すほか、また内心から相手を寛容して理解しなければいけません。周囲の同修たちにとても感謝します。師父は『世界法輪大法デーの説法』で「私はこのことがどれほど厳粛なのかを考えています。これほど厳粛なのに、多くの人は厳粛に対処していません! 特に一部の古い弟子です。あなたの生活のすべてが修煉の中にあると考えたことがありますか? あなたの言動、あなたが行なったすべて、いずれも修煉の中にあり、あなたは分かっていますか?」と私たちに教えられました。修煉は厳粛なことで、今後さらにしっかりと修煉の道を歩んで、精進していこうと思います。 

 師父に感謝します! 以上は現段階においての体得にすぎず、不適切なところがあれば同修の皆さんのご叱正を仰ぎたいと思います。 

 (2014年アジア地区法輪大法修煉体験交流会)

 
 
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