早く戻って来よう
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――夢の中で見た一幕

文/遼寧省の大法弟子 小蓮

 【明慧日本2014年9月15日】今朝、目が覚める直前に、とてもはっきりした夢を見ました。夢の中で、たくさんの人がいて、皆の手には、一冊の『転法輪』を持っていました。中には、四人の女の子が歩きながら、談笑して、一人が「私達に党の教育課程を受けさせようとする人がいますが」と言うと、もう一人の女の子は「党の教育課程なんか受けるものですか? これを読んだほうがどんなに素晴らしいでしょう(『転法輪』を指さして)。私達はここに書かれた基準で、身を処しなければなりませんね」と言いました。それから、四人は楽しそうに一つの方向に向かって行きました。

 突然、私の目の前に一人の18~19歳の若者が現れ、彼も同じく手に『転法輪』を持っていました。彼の近くの山が火事になり、彼は悪意を持って、力を出して、『転法輪』を山の方に投げ出しました。すると、その山は無数の黄金の光を放ち、その瞬間、一面に輝く金色の光が『転法輪』を持ち上げました。それから、『転法輪』は師尊の姿に変わりました。偉大な師尊は山の上に立たれ、召された袈裟は黄金の光を放していました(その袈裟の色は私達がこの世では見られないもので、言葉で表現できません)。師尊は片手で立掌の手印を打たれ、とても神聖かつ厳粛でした。

 ふと、師尊の掌から、一束の金色の光が放射されました。金色の光は神の姿に変わり、さらに、この神は自らの力で一匹の龍に変身しました。龍は急に若者の身に巻きつき、この若者を天国の世界へ連れて行きました。この天国は竜王の世界で、若者はこの世に下りて来る前、竜王の世界の大きな果位を持つ神でした。如来のそばにいる菩薩の位置に当たるでしょうか。若者は急に彼の元の位置に着席しました。竜王の世界はとても素晴らしく、この若者の頭に一匹の小さな龍が巻きついていました。

 私は静かにこの一幕を見ていました。突然、四人の金剛らしい神が若者の近くに現れ、この天の書物『転法輪』を投げた若者を持ち上げて、ある扉に向かって行きました。それから、扉を開け、若者をそこから投げ落としました。それは地獄につながる扉だと私は分かりました。

 それから、私はこの世に戻って来ました。師尊は私達大法弟子に会議を開き、師尊は「もうすぐ終了です! もうすぐ時間になります。まだ出て来ない人はどのぐらいいるでしょうか。どうせ時間はすでに遅れていますから(つまり時間は伸ばしてきたものです)、私は最後まで付き合いましょう。もう少し探して来ます」とおっしゃって、再度出て行かれました。その後、隣の同修は私に、「あなたは何人を連れ戻して来ましたか?」と聞きました。私はとても悲しんで、頭を振りながら母親に、「以前に煉功した親戚は、出て来なかったり、邪に悟ったりして、皆危険です。この数年来、彼らにいくら説得しても効果はなく、私達はまったく途方に暮れています!」と言いました。この時、ふと見ると、師父は一人の人を連れ戻して、入って来られました。

 この時、私はこの一幕に驚いて、目を覚めました。本当に終わりに近づいていると感じました。今になってもまだ師尊が任してくださった三つのことをしない法を得た人々は、その結末が大変悲惨だと私は思いました。実は、私が見たのは夢ではありません。それは鮮明すぎるほど鮮明でした。私の肉体は眠っているため、夢と解釈するしかありません。私はこの鮮明な夢を書き出して、かつての同修を呼び起こしたいと思っています。かつての同修達よ、あなた達は速く戻って来ましょう。私達の慈悲で偉大な師尊は自らの巨大な忍耐と引き換えに、衆生を救い救済する時間を延ばしてくださっています。その中には小さい私達も含まれています。早く戻って来ましょう!

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/9/5/296916.html)
 
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