寧夏自治区の農婦 留置場で頭部に重傷負う
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 【明慧日本2014年9月17日】寧夏回族自治区の法輪功修煉者・胡紅さん(45歳女性)は6月24日、警官に連行され、青海省のデリンハ市留置場に拘禁された。7月上旬、胡さんは留置場で頭部に重傷を負わされ、病院に運ばれ応急処置を受けたが、デリンハ市公安局と留置場の警官は胡さんの家族には知らせず、胡さんが負傷したことを隠蔽した。

 現在もなお、胡さんの家族は、胡さんが留置場でどのようにして頭部に重傷を負ったのか、何の説明も聞いていないという。

 情報筋によると、胡さんは病院に搬送されたとき、頭部、頬、あごなど、ガーゼに巻かれていた。胡さんは何日間も応急処置を受けたが、話すことができず、顔面が浮腫しており、昏睡状態が続き、 警官2人に監視されていたという。

 留置場側は胡さんが負傷したことを家族に連絡せず、諾木洪農場(胡さんの青海省の住所)派出所の警官に話した。その後、派出所の警官は何度も胡さんの友人を訪ね、「胡が留置場で壁にぶつかって自殺しようとしたため、負傷して病院で応急処置を受けている。大したことはないが、お前が病院に行って胡を慰めてやれ」と話した。警官はまた、友人に「胡のことを誰にも言うな。言ったら、どうなるか分からないぞ」と脅迫した。

 現在、胡さんは引き続き留置場に拘禁されており、薬を飲んでいて、心身ともに悪化しているという。

 胡さんは善良な農婦で、法輪功を学ぶ前は元夫にいつも暴力を振るわれたため、精神的にダメージを受けていろいろな病気を患っていた。2011年、胡さんは法輪功を学び始め、元気を取り戻し、明るい性格になり、法輪功を学んだおかげで恩恵を受けたことをいつも友人に話していた。

 今年6月24日午前11時ごろ、胡さんはデリンハ市懐頭他拉鎮で法輪功の資料を配った際、私服警官によって派出所に連行された。その後、警官は胡さんの自宅へ行き、法輪功の関連書籍、資料、携帯電話、キャッシュカードなどの私物を押収した。

 その後、警官は胡さんを連れて資料を配っていたところに行き、受け取った人に資料を出すよう強要し、民衆に恐怖を与えた。

 胡さんは連行された後、デリンハ市公安局はネットで胡さんの弟(法輪功学習者)の指名手配を出したという。

  (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/8/30/296673.html)
 
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