寧夏自治区:農村の法輪功修煉者 迫害され死亡(写真)
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 【明慧日本2014111日】寧夏(ねいか)回族自治区呉忠市青銅峡市邵剛鎮東方紅村の法輪功修煉者・呉尚蘭さん(40代女性)は、当局に数回にわたり害された末、昨年316日に死亡した。

 呉さんが亡くなる1カ月前、地元派出所の警官に長い間、手錠をかけて鉄の椅子にかけられ、トイレに行くことも禁じられた。その結果、重体に陥り、警官は家族に「病院に連れて行くように」と呉さんを家に帰した。

 呉さんは生前、何度も迫害された。不当連行・拘禁されて鉄の椅子に座らされ、嫌がらせや脅迫などの迫害を受けた。


中共の拷問具:鉄の椅子

 2006826日、銀川市永寧県公安局の警官数人は、呉さんの自宅に不法に侵入し、呉さんを銀川市留置場に不当に拘禁した。呉さんは手足を鉄の椅子に3日間縛られ、睡眠もはく奪された。また法輪功を誹謗中傷する資料に拇印を押すように強制された。919日に呉さんはようやく家に帰された。

 201068日午前、地元国保(国家安全保衛)大隊の隊長と警官2人は「話したいことがある」と言って呉さんの自宅を訪ねた。そのとき、610弁公室、政法委員会、国保大隊の関連者が呉さんに「銀川の洗脳班に送ってやる」と言ったため、呉さんはその場から逃走し放浪生活を余儀なくされた。

 2012年の5月末、地元国保、派出所の警官および村の幹部は呉さんの家を訪ね、修煉を放棄することを強要し、呉さんを銀川洗脳班に送ろうとした。呉さんは協力せず、警官はまた呉さんの夫に「離婚するように」と。強要した。この不当連行は未遂に終わったが、数日後、警官らはまた嫌がらせや、見張りを行った。その結果、呉さんはやむ得ず実家に隠れた。しかし、呉さんの実家の人は真相が分からず、呉さんに修煉を放棄するよう圧力を加えた。

 昨年127日午前10時頃、呉さんは地元派出所の警官に不当連行された。警官らは呉さんに手錠をかけて椅子に縛り付け、トイレにも行かせず、数時間後には呉さんを病院に送り、身体検査をさせた。当日午後6時頃、警官は呉さんの夫に電話を掛け、呉さんが急病を患ったのですぐに迎えに来るようにと知らせた。

 帰宅した呉さんは体調が悪く、しかも、ますます深刻になり、同年316日に死亡した。

 呉さんは1月に不当連行されてから、わずか1カ月あまりで死亡した。生前にどのような迫害を受けたのかは不明である。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/1/6/285307.html)
 
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