黒竜江省の法輪功学習者 刑務所で拷問受ける(写真)
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 【明慧日本2014年10月13日】黒竜江省の法輪功学習者・馬淑華さんは2002年4月20日、ハルビン市遼河大有派出所の警官に連行され、同市公安局の610弁公室で1年あまり迫害された後、懲役10年を宣告された。2003年9月5日、黒竜江省女子刑務所で、馬さんは残酷な「訓練」をさせられ、灌食などの迫害を受けた。様々な拷問で、馬さんの身体は衰弱し極めて厳しい状態に陥った。

 1995年以前の馬さんは、胆嚢炎、偏頭痛、胃病、子宮癒着などの病気のため薬を飲み、注射をしたが効果がなく苦しんでいた。1995年10月に、同僚の紹介で馬さんは法輪功を学び始め、それから健康になり、慈悲に満ち心が穏やかになった。

 一、残酷な「訓練」、暴行、電気ショック

 2003年9月5日、黒竜江省女子刑務所は法輪功学習者に対して残忍非道な迫害を実行した。彼らは法輪功学習者を騙して男性受刑者監区の養鶏場で残酷な「訓練」を実施した。

 警官と受刑者は交互に並び輪になり、1人ずつ鞭、木棒、警棒、スタンガン、手錠などの凶器を持ち、学習者たちを輪の中で休まずに走らせ、警官と受刑者の前を通る瞬間に誰かが凶器で打つ。走らない学習者は窓の鉄筋に手錠をはめられ、スタンガンで電気ショックを加えられ、平手打ちをされる。

 警官はスタンガンで馬さんの顔に電気ショックを加え、反応がないことを見て「今日のは小さすぎる、明日は大きいやつに変える」と叫んだ。1日が終わると学習者は疲れ果て、顔が腫れ上がり、体中傷だらけになり、その悲惨な光景は見ていられないほどであった。

 残酷な「訓練」は11日間続いた。また、法輪功学習者は小さい腰掛けに座らされることも強制した。

 二、長時間小さい椅子に座らされる

 馬さんは女子刑務所に拘禁されてから、すぐに長時間小さい椅子に座ることを強制され、動くことを許されず、馬さんの両足は末梢神経炎を患って歩けなくなり、両足の痛みで夜眠ることはできなくなった。

 残酷な「訓練」の後、馬さんたち学習者は午前6時から夜9時まで、動かずに座る姿勢を強制され、トイレは午前と午後1回ずつに制限された。

 警官は受刑者に法輪功を中傷する本を読み上げるよう強要した。1カ月が経過して、学習者のでん部は皆血まみれで膨れていた。

 三、監区大隊長「強く注げ、死んだら鶏のように壁の外に投げろ!」

 迫害に抗議するため、法輪功学習者は断食を始めた。断食してから3日目、刑務所は灌食を実施した。1袋の粉ミルクに2袋の塩を混ぜて、管はずっと消毒せず洗わないまま、前の学習者の胃から抜き出して、次の学習者の胃の中に挿し込み、一部の学習者は鼻中から血が流れていた。

 馬さんはこのように28日連続で灌食された。

酷刑演示:野蛮灌食(绘画)

拷問のイメージ図:灌食される

 四、「転向」、洗脳

 2006年12月、黒竜江省女子刑務所は法輪功学習者に対する迫害をさらに強めた。

  警官は馬さんを11監区に送った。ベッドに1台のテレビが用意してあり、毎日2時間しか眠らせず、法輪功を中傷する映像を見せられ、強制洗脳が行われた。2カ月間、強行に洗脳された馬さんの身体は激しく衰弱したという。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/9/26/298183.html)
 
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