死刑囚の家族 中国共産党の臓器摘出を非難
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 【明慧日本2014年10月18日】「共産党はメチャクチャだ。人の臓器を取って売買し、しかも家族に火葬の費用まで請求するなんて・・・」と訴えるのは、臓器を強制摘出された死刑囚の家族だ。

 2001年、遼寧省の瓦房店留置場で、秘密裏の臓器摘出事件が発生した。瓦房店市のある村に住む男性死刑囚は2001年、死刑を執行された。彼は死刑執行の直前、甥のことだけが心配だった。手元に残っている100元を、なんとかして甥に渡したいと考えた。

 2000年から2001年は、まさに中国共産党による法輪功への迫害がピークの時期で、留置場に拘禁された学習者は数百人以上だった。この死刑囚は法輪功学習者と接する中で、学習者の誠実で善良、寛容な姿に触れた。そして彼は「この世で最も信頼できるのは法輪功の人だ」と実感した。

 そのため、彼は手元に残っている100元を、1回だけ会ったことのある地元の法輪功学習者に託した。彼の願いを一身に背負った学習者は、拘禁から解放された後、彼の父親を探し、このお金を彼の甥に渡すようにと頼んだ。

 そして学習者が彼のお墓参りを申し出たところ、彼の父親は泣き崩れ、「どこに墓があると言うのだ! 私達家族が留置場に行ったところ、息子は臓器を抜き取られ、抜け殻しか残っていなかった。しまいには、高額の火葬費用を請求されたんだ!」と悔しさをかみしめたという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/10/3/298476.html)
 
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